君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

並んで歩く。

周囲の声や足音は遠ざかる。

ふたりの距離は近いのに、不思議と緊張はしない。

「昨日より元気そうだな。」

「かも。」

そう答えて笑った。

ふと、自分の笑い声が軽く響いたことに気づく。