君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

隣の席から友達が小声で話しかけてきた。

「眠い?」

「ううん。」

笑ってみせる。

でも心の奥は波立っている。

「この間の模試、どうだった?」

その言葉に、一瞬だけ呼吸が詰まった。

答えはした。

でも声はかすかに揺れた。