君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

チャイムが鳴り、ざわめきが静まった。

先生が入ってきて授業が始まる。

黒板の音。

友達の声。

すべてが同じはずなのに、違って見えた。

日曜、また会える。

そう思っただけで、数字と文字が色を持ちはじめる。

机にうつる自分の影が、少しだけ誇らしげに見えた。