放課後の教室のは、まるで時間が止まったみたいに静かだった。 窓際の席に差し込む夕陽が、黒板を薄く照らし、机の上のノートを赤く染めている。 ノートはずっと開きっぱなし。 途中まで書きかけた数式が、どこか歪んで見えて、私はもう続きを書く気にはなれなかった。