創作作品集


月華繚乱（げっかりょうらん）

―刀より団子、任務より昼寝。だけど天下は狙ってます。―
時は“お月見時代”――
空には毎夜まんまるの月、国中には色とりどりの“お城”が乱立する、どこかの日本っぽい世界。
この時代の武士や忍者たちは、みんな「天下統一」を夢見ている…はずなのに？「殿！今日の会議、全員お昼寝してました！」
「拙者、任務の前にパンケーキ食べたく候！」
「敵城の忍者と、なぜか温泉旅行に行っております！」
忍者も武士も城主も、みんなちょっとズレててマイペース。
でも、そんな彼らの日常が織りなす平和（？）な戦国絵巻は、月明かりの下で今日もゆるゆると続いていく――。

室団（しつだん） – 動物専門の忍者団体の拠点団体

「動物と共に生きることこそ、真の忍びの道」 室団は、動物専門の忍者団体であり、獣医術や動物心理学、薬草学などに精通した者たちが集まる穏やかな組織。 団員たちは、人間よりも動物との絆を大切にしており、狼や鷹、猿など様々な動物たちと心を通わせる。 獣たちは室団の仲間であり、戦友でもある。団員たちは戦うことを好まず、傷ついた動物や仲間の治療を最優先とするが、いざ仲間や動物たちが危機に陥れば、猛獣のような怒りを見せることも。 拠点である「獣楽の里（じゅうらくのさと）」には広大な動物保護区や薬草畑が広がり、団員たちは自然と共存しながら暮らしている。
設立の由来
室団は、動物との心の絆を重視し、自然と調和しながら生きる者たちの集まりである。創設者たちは、動物との共生を目指し、人間社会の枠を越えて獣医術、薬草学、動物心理学に精通した忍者たちによって築かれた。室団は戦闘に重きを置くことなく、傷ついた動物や仲間の治療、そして大自然との共生を大切にしているが、いざという時には、獣のように凶暴で強い戦士にも変貌する。
室団城（しつだんじょう）の詳細設定
城内の特徴
入口：「静寂の門（しじまのもん）」
→ 城の入り口には、森の中にひっそりと佇む門がある。外見はただの古びた門に見えるが、特殊な術が施されており、動物たちが近づくと自然と開かれる。人間が通る際には、動物たちの影響を受けないように静寂を保つ必要がある。本殿：「獣心の間（じゅうしんのま）」
→ 室団の本拠地であり、団員たちが集う場所。壁には、動物たちの足跡や自然の風景を描いた絵が施されており、癒しと安らぎの空間が広がっている。団員たちはここで治療の方法や新たな知識を交換し合う。
動物養成舎（どうぶつようせいしゃ）
→ 室団の大切な施設で、団員たちが育てた動物たちと過ごす場所。ここでは狼、鷹、猿、そしてその他の動物たちが集まり、団員との絆を深め、共に訓練を行う。動物たちは戦闘時に頼りになる相棒であり、仲間でもある。
薬草畑：「命の畑（いのちのはたけ）」
→ 室団の治療に欠かせない薬草を栽培している広大な畑。薬草の知識を持った団員がここで日々収穫を行い、動物や仲間の治療に使用される。四季折々の薬草が育ち、自然の力を借りて治癒の力を高める。
聖なる池：「獣の泉（けもののいずみ）」
→ 城の奥深くにある静かな池。この池には、動物たちの精霊が宿っていると信じられ、団員たちはここで瞑想を行い、心を落ち着ける。傷ついた動物たちがここで癒しを受けることもあり、団員にとって神聖な場所。
戦術の間：「獣闘の間（じゅうとうのま）」
→ ここでは、戦術や護衛術、隠密行動の訓練が行われる。戦うことを好まない室団だが、いざという時には迅速かつ冷静に戦うため、この場所で必要な技術を身に着ける。動物との連携を重視した戦術もここで学ばれる。
治療の庵（ちりょうのいおり）
→ 団員や動物が傷ついた際に使用される治療所。団員たちは、治療術や癒しの技術に熟練しており、傷の手当てや疲れを取るための施術が行われる。動物たちに対しても細やかな配慮がされ、心身ともに癒しを提供する。
学べること
動物の扱い（調教・共生） – 動物たちと意思疎通を図り、協力関係を築く技術
獣医術・動物心理学 – 動物の病気や怪我を治療し、心を理解する技術
薬草学・毒の知識 – 天然の薬草や毒草を利用して、治療や自衛に活用
サバイバル技術 – 野生環境での生存術や、動物の習性を利用した隠密行動
戦闘時の動物戦術 – 戦闘は避けるが、万が一の際に動物と連携して戦う技術
獣医術：傷ついた動物や怪我をした仲間を治療する技術。薬草を使った治療や、動物に特化した施術が学べる。
動物心理学：動物の行動や感情を読み解く技術。動物と心を通わせる方法を学び、強い絆を結ぶことができる。
薬草学：自然に育つ薬草を使用し、癒しの力を引き出す技術。どの草がどの病に効くのかを熟知する。
自然との共生術：動物たちとの共存方法や、自然との調和を保つ技術。環境を守るために何ができるかを学ぶ。
戦闘術（必要に応じて）：動物たちと協力し、最小限の力で敵に立ち向かう方法。直接的な戦闘ではなく、相手を制圧する方法を学ぶ。
城内の雰囲気と生活
室団の拠点である獣心城は、自然と調和した空間で、動物たちと共に過ごす日常が重要視されている。団員たちは、無駄に戦わず、動物たちと心を通わせながら生活している。争いが起こることは稀だが、仲間や動物たちが危険にさらされた時には、まるで獣のように勇敢に戦う。
日常は静かで穏やかだが、団員たちの心には強い絆と責任感が宿っている。動物たちは単なるペットや仲間ではなく、戦友であり、心の支えとなる存在だ。獣心城では、動物との絆を深めることで団員として成長し、自然の中で命の大切さを学び続ける。
室団の組織構成
・最高指導者（室頭 / しつがしら）
室団の頂点に立つ存在であり、動物との共生に最も精通した者が選ばれる。代々、最も動物と心を通わせた忍びがこの座につく。
・四大神獣（しだいしんじゅう）
室団を支える四人の幹部たち。
それぞれ特定の動物との絆を深めており、「狼」「鷹」「猿」「蛇」の四種の象徴的な動物を持つ。
神獣の名 役割 使役する動物
蒼狼（そうろう） 室団の防衛を担う 狼
朱鷹（しゅよう） 情報収集・偵察 鷹
翠猿（すいえん） 交渉・里の管理 猿
白蛇（はくじゃ） 医療・毒の研究 蛇
室団で学べること
室団の忍びは、通常の忍術や武術とは異なり、動物との共存と自然との調和を極めることを第一に学ぶ。
室団の特別な能力（忍術）
獣心（けものごころ）
動物と心を通わせ、言葉を使わずとも意思疎通が可能になる。熟練すれば、視覚・嗅覚・聴覚を共有することもできる。
療忍術（りょうにんじゅつ）
通常の治療術よりも速く効果を発揮する秘術。動物の体に触れるだけで傷を癒すことができる者もいる。
獣影歩（じゅうえいほ）
動物の動きを模倣し、音を立てずに移動する技術。狼のように静かに走り、梟のように無音で滑空することも可能。

白神音音楽隊（しろがみねおんがくたい）
「音は心を震わせ、魂を癒やす」 白神音音楽隊は、楽器を使った演奏と音忍術で人々に感動を届ける団体。 彼らは戦うことを目的としないが、万が一の時は音波や振動で敵の動きを封じたり、精神を乱すこともできる。 団員たちはそれぞれ異なる楽器を持ち、笛や琴、太鼓などの和楽器から、洋風のバイオリンやハープまで幅広く使いこなす。音楽で人々の心を癒やすことを生きがいとし、各地を巡りながら演奏会を開いている。 音楽修行や忍術訓練の場となっている。
白神音城（しらかみおんじょう） – 音楽と忍術の融合した拠点「音楽の殿堂」
設立の由来
白神音城は、音楽の力を最大限に活かす忍者集団「白神音音楽隊」の本拠地であり、音楽と忍術を融合させて人々に感動を届けるための拠点として建てられた城。音楽の力が持つ癒しや精神を震わせる力を駆使して、社会に貢献し、戦闘よりも心の癒しを最優先する彼らは、世界中で音楽を使った伝道を行い、忍術訓練と音楽修行を並行して行う。
城内の特徴
入口：「響きの扉（ひびきのとびら）」→ 音楽隊の象徴ともいえる扉で、手で触れると音が響き渡り、扉がゆっくりと開く。人々が通るたびに、やさしい音色が流れる。訪れる者には心安らぐ音が送られ、城へと誘われる。
大広間：「旋律の間（せんりつのま）」→ 白神音音楽隊が日々演奏を行う場所であり、修行や演奏会もここで行われる。大きなステージが中央にあり、楽器や音波を使った忍術の訓練が行われる。演奏会が開催される際には、満員の聴衆を前に、音楽と共に人々を癒す演奏が繰り広げられる。
音波訓練場：「音忍の間（おんにんのま）」→ 音を使った忍術の修行場。音波で攻撃や防御を行う技術、楽器の音色を駆使して動きを封じる術を学ぶ。音の波動を操作することで、敵の動きや心を掴む技術を修得する場所でもあり、音楽と忍術が密接に結びついている。
楽器の工房：「音の匠（おとのたくみ）」→ 各団員が使う楽器を作成する工房。笛や琴、太鼓からバイオリンやハープまで、多種多様な楽器がここで作られる。楽器を修理したり、カスタマイズするための技術も学べる場所。音楽隊の団員たちは、この工房で自分の楽器を育て、調律やカスタマイズを行いながら演奏に臨む。
音楽修練の塔：「響風の塔（きょうふうのとう）」→ 音楽の力を高め、精神的な集中力や忍術の修行を行う塔。塔の最上階からは、城全体に広がる音波を発信できる特別な場所で、ここで修行した者は音楽と忍術を融合させた強力な技を使えるようになる。音を使った隠密行動や暗殺術など、音忍術の奥義が学べる。
静寂の庭（しじまのにわ）→ 演奏会の後や修行の合間に、心を落ち着けるための庭園。風に乗って楽器の音が響き、静かな時間を過ごすことができる。団員たちはこの庭で精神を整え、次の演奏会や修行に備える。
音の聖堂（おとのせいどう）→ 音楽隊が集まって演奏会を行うための神聖な空間。音楽の力が最も強く発揮される場所であり、ここで行われる演奏は、聴く者に深い感動と癒しを与えると言われている。音波を使った瞑想や、精神を安定させるための修行も行われる。
音魂の間（おんたまのま）→ 音楽隊の団員が心を通わせ、音楽の精霊と繋がる場所。ここで修行を積むと、楽器の演奏や音波によって魂を呼び覚ますことができるようになる。この間は、音楽の力が非常に強く、音楽による癒しや精神的な浄化が行われる。
学べること
音楽修行：音楽隊のメンバーとして、楽器の演奏技術を高め、精神を集中させる技術を学びます。楽器を通じて表現力や感情を伝える術、音楽で心を癒す力を養う。
音波忍術：音波や振動を使って、相手の動きを封じたり、心を乱す術。音での防御や攻撃の技術、さらには音による情報収集の技術を習得。
心の操作：音楽を使って他者の心を動かす技術。癒しや感動を与え、人々を安らげる力を身に付ける。
忍術の応用：音楽と忍術を融合させた戦闘術。忍者としての隠密行動や、音を利用した戦術を学ぶ。音の波動を使って、敵の動きに干渉し、戦闘を有利に進める。
演奏と治癒：音楽を通じて傷を癒したり、精神的な障害を解消する方法。音による治癒の技術も学べる。
城内の雰囲気と生活
白神音城では、音楽と忍術が共存しており、団員たちは音楽を愛しながら修行に励んでいる。戦うことを目的とはしていないが、万が一の際には音波や振動によって相手の動きを封じたり、精神的に動揺させることができる技術を使いこなす。
城内には癒しの音が常に流れ、団員たちが演奏や修行を行うたびに、音楽が心を揺さぶり、感動を与える。音楽隊の団員たちは、各地を巡りながら演奏会を開き、人々を癒し、心を動かすことを生きがいとし、音楽の力で人々に感動を届けている。

淑玉井村（すごいむら）

「全ての職人、商人、忍者が集まる活気あふれる村」 淑玉井村は、忍者や商人、職人、芸人など様々な職業の者たちが暮らす繁華な村。 村の中心にある「玉市（たまいち）」では、珍しい忍具や秘薬、情報などが手に入ることで有名。 村全体が四重の柵で守られており、侵入者は迷い込んで出られなくなる仕掛けも施されている。
村の概要
淑玉井村は、様々な職業を持つ人々が一堂に会する繁華な村で、商業、職人、忍者、そして芸人たちがそれぞれの技術と知恵を駆使して共存している。ここでは、忍者や商人が情報交換を行い、職人たちが珍しい品物を製作し、芸人たちが娯楽を提供する。村は外界との接点となる重要な拠点であり、様々な取引や交渉の場として活気に満ちている。
村の特徴と施設
玉市（たまいち）→ 村の中心に広がる賑やかな市場で、忍具や秘薬、情報、さらには稀少な素材や食材が売買されている。ここでは、商人たちが自らの商売を行い、忍者たちは必要な武器や情報を求めて集まる。情報通の商人や、表の顔を持たない裏取引も行われており、訪れる者は必ず何かを得て帰ることができるとされる。
隠茶屋（かくしぢゃや）→ 村の裏通りにひっそりと佇む茶屋で、忍者たちが集まり情報を交換する秘密の場所。ここでは、村外の忍者や情報屋たちが最新の情報を持ち寄り、耳打ちで交わされる取引や秘密の相談が行われる。また、茶屋の主人は顔を知られておらず、その正体は誰も知らない。常に静かな雰囲気が漂い、密かに村の動向を見守る忍者たちの姿も。
職人通り（しょくにんどおり）→ 忍具や武器、装束などを専門に作る職人たちが集まる通り。ここでは、熟練の職人が作り出す精巧な武器や防具が並び、忍者たちは自分の用途に合わせたアイテムを注文する。例えば、隠密行動を助ける特殊な刃物や、消音効果を持つ装具、さらには身体を守るための魔法的な装飾品も製作されている。
武器鍛冶場（ぶきたんかじば）→ 忍者専用の武器を鍛える工房。ここでは、手に馴染みやすいようにカスタマイズされた刀や鎖鎌、手裏剣など、特殊な武器が作られている。鍛冶の技術は非常に高く、匠たちが一つ一つ手作りで心を込めて作り上げるため、完成までに時間はかかるものの、その品質は一級品。
陰陽堂（おんみょうどう）→ 忍者だけでなく、商人や職人も訪れる場所で、秘薬やお守り、占いを提供するお堂。村に平穏が訪れるように祈る僧侶や陰陽師が住んでおり、ここで作られる秘薬は、戦いの前に飲んで力を得る者が多い。隠された呪文や霊的な技術が集まり、秘密の儀式も行われることがある。
隠れ家通り（かくれやどおり）→ 忍者たちが密かに拠点として使用する隠れ家が並ぶ通り。隠れ家は、一見すると普通の家屋のようだが、地下道や隠し部屋が施されている場所が多く、急に立ち寄った者が迷子にならないように道案内人が常駐していることも。隠れ家で行われる集会や会合では、村の未来や新たな情報交換が行われる。
四重の柵と迷宮の道→ 村全体を守るために四重の柵が取り囲んでおり、その内部には仕掛けられた迷宮のような道が存在する。村に侵入する者は、迷い込んで出られなくなる仕掛けが施されており、道に迷うと、出口に辿り着くことが非常に難しくなる。侵入者は忍者たちの監視の目にさらされることになり、村の防御は完璧とも言われている。
村の住民と職業
忍者→ 様々な流派の忍者が暮らしており、ここで技を磨く者もいれば、商業活動をしながら情報を収集している者も多い。村の中では、潜入工作や暗殺任務のために重要な忍術が学ばれており、また商人として顔を出すことも。
職人→ 高い技術を誇る職人たちが集まり、忍具や武器を作成することを生業としている。また、装飾品や医療道具を作る職人もおり、村の発展に大きく貢献している。
商人→ 村の中心にある玉市では、珍しい品々が取引される。情報屋も多く、商人たちは、忍者たちに必要な情報や品を提供している。商売上手な商人は、他の地域とも関係を持ち、賢明に取引をしている。
芸人→ 村では娯楽も重要な役割を果たしており、笑いを提供する芸人たちが活動している。祭りやイベントでは、芸人たちの活躍が村人たちの心を和ませる。
・薬草職人（やくそうしょくにん）
仕事内容: 村周辺の森や山から採取した珍しい薬草を使い、治療薬や強化薬を作り出す職人。魔法的な効能を持つ草花も扱い、忍者や戦士たちにとって不可欠な存在となっている。特に、戦闘中に使用する回復薬や毒消し薬は、村で生産されたものが多い。
代表的な道具: 薬草を混ぜ合わせる「薬研（やけん）」や、「薬瓶（やくびん）」、毒薬を作るための「毒壺（どくつぼ）」。
・文芸職人（きようしょくにん）
手先が非常に器用で、細かい作業を得意とする職人。忍者たちの装束や装備の小物を手掛け、細かいデザインや装飾、修理作業などを行う。器用職人が作る細部の装飾は、村の忍者たちにとって非常に重要で、日常的に使用する道具にも美しさと機能性が求められる。
代表的な道具: 手先を使った精緻な工作に使う「小道具製作台（しょうどうぐせいさくだい）」、繊細な装飾を施すための「彫刻刀」。
・皮職人（かわしょくにん）
動物の皮を使って防具や衣服を作る職人。戦闘用の軽防具や、忍者たちの隠密活動を助けるための特製衣装を作り出す。皮職人は、また薬草や魔法の布を用いて、特殊な効果を持つ衣装を作ることもある。例えば、音を吸収する特別な素材を使った衣服や、防水・防寒性能のあるコートなど。
代表的な道具: 皮を裁断するための「皮包丁（かわほうちょう）」、皮を染める「染料（せんりょう）」、縫製に使用する「針と糸」。
・書道職人（しょどうしょくにん）
村にある重要な文書や命令書、呪文書などを美しく、かつ効率よく書き記す職人。書道職人は、村内外の重要な儀式や会議で使う文書を作成し、特に重要な伝書や秘密の書簡を作成する際に役立つ。忍者たちは書道職人が書いた文書を手がかりに、暗号や秘密の指示を読み取ることもある。
代表的な道具: 「筆（ふで）」、墨を擦るための「硯（すずり）」、紙に書き込む「和紙」。
・鍛冶職人（たんかじしょくにん）
武器や装備、装飾品を作り出す鍛冶職人。村内の武器鍛冶場では、鉄や鋼を使い、刀や鎖鎌、矢などの武器を作るほか、強化された鎧や盾も作成する。鍛冶職人は鋳造技術に長け、特殊な素材を使った武器を製造することもある。また、戦闘用以外にも、日常的に使われる道具や、装飾的な鉄製品も製作する。
代表的な道具: 「鍛冶炉（たんかじろ）」、金槌や鉄鋼、専用の「槌（つち）」。
・料理職人（りょうりしょくにん）
村人や忍者たちに食事を提供する専門職。食材を厳選し、特別な料理を作り上げる。料理職人はまた、忍者たちの体力を強化する特製の栄養食や、病気の回復を早めるスープ、さらには戦闘後の回復に役立つ滋養強壮剤なども作成する。村の祭りや大きな行事では、豪華な料理を披露する。
代表的な道具: 包丁や「鍋（なべ）」、食材を細かく切る「まな板」、火加減を調整する「かまど」。
村の治安と守護者
淑玉井村の治安は、常に忍者たちによって守られており、外部からの侵入者や不穏な動きがあれば、即座に対応できる体制が整っている。四重の柵を越えて侵入する者がいれば、村の隠れ家通りで待機している忍者たちがその動きを監視し、必要に応じて対応する。村に入る者は、迷い道に迷い込む前に、巧妙な罠や忍者たちの警戒によって制止される。
淑玉井村の特徴
活気に満ちた職人と商人の集う市場
情報収集と密かな交渉が行われる「隠茶屋」
精巧な忍具を製作する職人通りと鍛冶場
四重の柵で囲まれた迷宮のような村の防御網
多職種が集まり、異なる技術が交わる場所

多儺村（ただむら）
「何の変哲もない村ほど、最も恐ろしい」 多儺村は、一見するとただの田舎村。 しかし、この村の住民たちは全員が「隠れ忍者」であり、潜伏や偽装に特化した「隠忍術（かくれにんじゅつ）」の使い手。 敵が侵入しても、村人に化けた忍者たちが密かに監視し、罠に誘い込んで始末する。村全体に「幻影結界」が張られており、侵入者は同じ場所を何度も回るかのように錯覚し、精神を崩壊させることもある。 平和な村に見えるが、実は「最強の防御力」を誇る恐るべき村である。
「一見、平穏無事な村。しかしその裏に隠された恐怖。」
村の外観と雰囲気
多儺村は、外界から隔離された静かな場所に位置している。田んぼや畑、古びた家々が並ぶ典型的な日本の田舎村だ。村の中心には、神社や広場があり、何気ない日常が続いているかのように見える。しかし、村を歩いていると不自然に感じることもある。畑の中で働く者が無表情で立ち止まり、目をじっとこちらに向けることがあり、その一瞬に強い違和感を覚えるだろう。
隠忍術の使い手たち
村人たちは「隠忍術」の使い手であり、目立たず、周囲に気づかれずに潜伏する技術に長けている。多儺村では、外部の侵入者を感知するためのシステムが完璧に構築されており、村人たちが隠密行動でその動向を追い詰める。最も得意なのは「化ける技術」で、どんな職業、性別、年齢でも容易に偽装することができ、訪問者の目を欺くことができる。
幻影結界
多儺村には、村全体を包む「幻影結界」が張られており、これが村の防御力の最も強力な要素となっている。この結界は、外部から侵入しようとした者を一瞬で幻覚に陥れる。結界の中に入った者は、村の景色が歪み、同じ場所を何度も歩き続ける錯覚を引き起こされ、方向感覚を失う。最終的には、精神的な崩壊を招き、絶望的な迷路に迷い込むことになる。侵入者が幻覚にかかっている間に、村の忍者たちはその動きを静かに観察し、最適なタイミングで始末を果たす。
罠と暗殺
多儺村の住民たちは「忍者」だけでなく、暗殺者としても熟練している。村の至るところにさまざまな罠が仕掛けられており、訪問者が気づかぬうちに捕らえる仕掛けが散らばっている。例えば、村の道に見える石や木々の間に、隠された刺客がひそんでおり、侵入者が近づくとその動きを遮断したり、音を立てずに接近して捕らえる。忍者たちは、自らの手を汚さず、他人の力を借りることなくターゲットを排除する能力を持っている。
村人の正体
一見、普通の農民や商人に見えるが、その正体は全員が訓練された忍者であり、村の住民全員が何かしらのスキルを持っている。彼らは、農業を営んでいたり、商売をしていたりするが、その裏では常に警戒心を持ち、互いに監視し合っている。誰もが他の村人や侵入者に気づかれないように「隠れる」ことに長けており、村内で争い事や不正が起きることはほとんどない。村の指導者は、特に「隠忍術」の達人であり、村の安全を守りながら外部との接触を管理している。
村の歴史と目的
多儺村の歴史は長く、もともとは忍者の養成所として設立された。戦国時代から続く伝統であり、隠忍術は代々受け継がれてきた。村自体は「平和」を守るために作られたが、外部の脅威から常に身を守るため、隠れた存在として生きる道を選んだ。そのため、多儺村の住民たちは戦闘を避けることが多いが、いざという時には驚異的な戦闘能力を発揮する。
村の入り口と警戒
多儺村の入り口には「迷いの道」が設けられており、無作為に通行した者はその道を越えられない。村に入るためには、まず村の住民が見極め、その人物が本当に信頼できる者かを判断する必要がある。途中で気づかずに進みすぎると、村人たちがすぐに対応し、見知らぬ者は瞬時に村の秘密を守るために排除されることになる。
村の未来
多儺村は、外部に対しては秘密主義を貫き、村内の平穏を守り続けている。村人たちは自己完結的に生きることを好み、外部の世界から切り離されている。しかし、忍者としての使命感から、今後もこの村の存在を隠し続けることに決して妥協しない。それは、村全体が「隠れ忍者」としての誇りを持っているからだ。
多儺村の特異な防御力と恐ろしさ
一見、普通の村でありながら、深く入り込むことができない恐ろしい村、多儺村。その外見と裏腹に、村人たちは「隠れ忍者」として、外部からの脅威に対して完璧な防御体制を敷いている。侵入者が村に足を踏み入れると、決して帰ることができず、その体験は生きて帰ることなく消えていく。

黒血連盟（こくけつれんめい）
「血を喰らい、力を得る」 黒血連盟は、禁断の「食忍術（しょくにんじゅつ）」を使う闇の組織。 食人族ということで知られている。 団員たちは黒い布で顔を隠し、血の匂いを漂わせながら静かに獲物を狩る。拠点である「血亦城」は、常に赤い霧に包まれた不気味な場所で、連盟の者たちは日夜新たな術の研究を続けている。
血亦城（ちまたきじょう）の概要
場所・立地
血亦城は、山岳地帯の奥深くにひっそりと建つ。外界と隔絶され、周囲には険しい岩山と濃霧が立ち込め、誰も近寄らない。道は荒れ果てており、途中には倒れた木々や朽ちた石像が散乱している。夜空の月は常に血のように赤く、城全体が赤い霧に包まれる。
外観
城壁は黒い石でできており、昼間でも異様な威圧感を放つ。城内には食人族や血を飲み干す儀式を描いた彫刻が数多く施されており、塔の先端は尖った牙のように空に突き出している。
内部構造
血亦城の内部は迷宮のような構造で、以下のような施設が存在している。
血殿（けつでん）
ここは、食忍術の儀式や血を捧げる祭壇がある最も神聖な場所。床には古い血の痕が刻まれており、壁には血の絵が飾られている。食人儀式が行われ、食忍術の力が増強される場所。
血研（けつけん）
食忍術の研究が行われる場所。古代の書物や未完成の実験体が散乱しており、科学と魔術が混ざり合った恐ろしい研究が続けられている。血を使った新たな技術が開発され、力を増す術が模索されている。
血吐間（けつとま）
血の匂いが最も強い場所。血を飲み干す儀式や強化のための儀式が行われる部屋。連盟の幹部が集まり、血を交換し、その力を得るための重要な場となっている。
冥堂（めいどう）
死者が眠る場所。過去の食人族の精鋭たちの墓が並ぶこの館は、亡者の霊が力を与えると信じられており、儀式を通じて死者の力を引き出すことができる場所。
血花庭（けっかてい）
血を象徴する花々が育成される庭。ここでは血を吸う植物が育ち、その花の香りが城内に漂う。この花から得られる成分は食忍術の力を増強するために使用される。
連盟の存在
血亦城は黒血連盟の本拠地であり、食忍術を駆使する食人族の精鋭たちが集う場所。連盟の者たちは血を喰らうことで力を増し、死者の霊力を取り込むことができると信じている。彼らは顔を隠すために黒布を用い、血を吸い取る刃物や呪符を使って戦う。連盟の目的は、食忍術を極め、他の王国や組織に対して支配的な力を得ること。
都市伝説・噂
血亦城に近づいた者は帰れない
血亦城に足を踏み入れた者は、食忍術の使い手によって血を吸われるか、何らかの形で命を失うという噂が流れている。近づくこと自体が死を招くという恐れがある。
赤霧の中に現れるもの
血亦城の周囲に漂う赤い霧の中には、異形の怪物や血を吸うために空を飛ぶ魔物が現れるという話が伝わっている。その姿を目撃した者は恐怖に陥り、帰らぬ人となってしまう。

雀ノ波組（すずめのなみぐみ）
「実力だけが全て――弱者は生き残れない」 雀ノ波組は、五、六年生のみで構成された戦力重視の組織。 ここに所属する忍者たちは、過酷な訓練を乗り越えたエリートたちであり、実力のない者は即座に脱落する。 「雀泪城」では、毎日命がけの模擬戦が行われ、団員同士の生存競争が繰り広げられている。
雀泪城（じゃくるいじょう）
「実力こそが全て――弱者は生き残れない」
雀泪城は、雀ノ波組の拠点となる城であり、戦力重視の過酷な訓練と生存競争が繰り広げられる場所だ。この城に集う者たちは、すべてが五、六年生以上のエリート忍者であり、実力を証明できなければ生き残ることはできない。雀ノ波組は、戦闘能力を最優先し、弱者は容赦なく切り捨てられる厳しい世界である。
城の外観と配置
雀泪城は、険しい山岳地帯に位置し、その周囲は不気味な霧に包まれ、常に静寂に包まれている。外観は、厳かな風格を持つが、どこか冷徹な印象を与える黒い石で構成されており、外部から見るとその姿は圧倒的な威圧感を放っている。城の外周には、落雷や強風などの自然の力をも利用して、侵入者を排除する仕掛けが施されている。
城内は、数多くの棟に分かれており、それぞれが特定の役割を持っている。最も重要なのは「訓練場」と「生存競争の広場」であり、ここでは日々命がけの戦闘模擬訓練が行われる。城の中心部には「試練の間」があり、最も優れた者が戦術や体力を鍛える場所として使用される。
生存競争と実力主義
雀ノ波組の忍者たちは、常に「実力こそが全て」という理念のもとで生きている。城内では、毎日生存競争の模擬戦が行われ、団員同士の戦闘が繰り広げられる。これらの戦闘は、単なる訓練ではなく、生き残りを賭けた「試練」として位置づけられている。実力が足りない者は、その場で脱落するか、最悪の場合命を落とすこととなる。
戦闘のルールは非常に厳しく、模擬戦とはいえ一切の手加減が許されない。忍者としての技術だけではなく、冷徹さや判断力、チームワークも求められ、真のエリートのみが生き残ることができる。定期的に行われる「選抜試験」では、優秀な者が「雀ノ波組の精鋭」として認められ、さらに上の戦闘集団に所属することが許される。
歴戦の指導者たち
雀泪城を管理し、指導するのは数名の「歴戦の指導者」たちであり、彼らは過去に数多くの戦場を駆け抜けた実力派の忍者たちである。これらの指導者たちは、冷徹で非情とも言える戦闘スタイルを持ち、団員に対して厳しい指導を行う。彼らの言葉一つ一つが命に関わるため、団員たちはその指示を聞き逃すことができない。
指導者たちは常に団員たちを試し、時には故意に過酷な試練を与えて成長させる。指導者たち自らも、日々訓練を欠かさず、常に団員と同じ目線で戦闘に臨む。
戦闘訓練と特殊能力
雀泪城の訓練内容は、常に「実戦」を重視しており、数々の特殊な訓練が施されている。模擬戦の舞台で使われる武器や忍具は、実戦と同じものが使用され、過酷な環境下での戦闘が繰り広げられる。例えば、極限の寒冷地や密林、荒野などでの戦闘訓練が行われ、忍者としての能力を極限まで鍛え上げる。
また、雀ノ波組の忍者たちは、肉体的な強化だけではなく、特殊な術や能力の習得も求められる。中でも、「精神力を鍛える術」や「気配を消す術」などは必修科目であり、心身ともに鍛え上げられる。
受け継がれる命の重さ
雀ノ波組は、かつて多くの命を背負った歴史を持っている。この城が築かれた背景には、過酷な戦闘と厳しい実力主義の中で生き抜いてきた者たちの死闘がある。かつて、最も優れた者たちがこの城に集まり、「死闘の舞台」として数多くの戦闘が繰り広げられた。しかし、その過程で多くの命が失われ、命を削るような戦いが続いてきたことから、この城には「死者の声」が響くと言われている。
そのため、現代の雀ノ波組の忍者たちは、過去の死者たちを「背負う者」として、命の重さを常に意識しながら戦闘に臨んでいる。
城内の最重要施設
試練の間 - 毎日の模擬戦が行われる最も重要な場所。ここでは戦術や技術を競い合い、最強を決める。
闇の修練場 - 影を使った訓練や潜伏訓練が行われる場所。忍者としての隠密行動を徹底的に学ぶ。
戦闘情報室 - 戦闘に関する情報が集められる部屋。ここでは各地での情報や戦術データが提供され、戦闘を有利に進めるための材料が整えられている。
痛みの回廊 - 負傷した忍者たちが回復訓練を受ける場所。肉体的なリハビリや痛みに耐える力を鍛える場所でもあり、戦士としての「回復力」が試される。
雀ノ波組で学べる代表的な術
影影（かげかげ）
概要：影を使った隠密術の一種。自分の影を操作することで、相手の影に入り込み、相手の動きを操ることができる。影を切り裂くこともでき、敵を無力化するための強力な攻撃手段として使われる。また、影を利用して物理的な防御を強化することも可能。
使用方法
影操作：敵の影に侵入して動きを封じる。影を通して相手の呼吸や心拍を探ることもでき、隠密行動に長ける。
影武器：自分の影を武器に変えることで、突然攻撃することができる。素早い一撃を加えることが可能。
煙霧歩（けむりあし）
概要：煙や霧を作り出す術。視界を遮り、敵に気配を悟られずに接近するために使われる。煙の中に身を潜め、相手の位置を見失わせると同時に、そこから飛び出して奇襲をかける戦術が得意。
使用方法：
煙の壁：周囲に大量の煙を発生させて、視界を封じる。煙が晴れるまで、戦況を有利に進めるために利用する。
煙の足音：足元に煙を発生させることで、接近する足音を隠し、近づいてきたことを気づかれずに攻撃できる。
雷爪拳（らいそうけん）
概要：雷を呼び起こし、電気エネルギーを使って攻撃する術。素手での攻撃力が飛躍的に増し、雷を纏った手で相手を打つことで強力な衝撃波を生み出すことができる。雷爪拳は、瞬時に敵の弱点を突くために使われる。
使用方法
雷の爪：拳に雷を纏い、攻撃時に衝撃波を放つ。相手に電気ショックを与えることで、動きが鈍ることがある。
雷の迅撃：雷を使って瞬間的に相手に急接近し、雷をまとった爪で一撃を加える。素早い攻撃が可能。
鬼灯切（おにびきり）
概要：手から鬼灯のように燃える炎を操る術。この炎は普通の火とは異なり、触れるものを一瞬で焼き尽くすだけでなく、相手の精神にもダメージを与える特殊な炎。相手の目の前でこの炎を燃やすことで、相手を恐怖に陥れる効果もある。
使用方法
鬼灯の刃：手に炎を纏い、その炎で刃を作り出す。相手を斬りつけることで、即座に燃焼させる。
鬼灯の眼差し：目の前に鬼灯を灯し、相手に恐怖を与える。精神的なダメージを与え、動きが鈍る効果がある。
声紡ぎ（こえつむぎ）
概要：音波を利用した術。敵の耳元で囁くことで相手の精神を乱し、心を操ることができる。戦闘時には敵の耳を攻撃して、戦意を喪失させることが可能。音波を使った攻撃で相手のバランスを崩すこともできる。
使用方法
音波の波動：自分の声を音波に変えて、周囲の敵に響かせることで、その動きを封じる。音波で敵の耳を攻撃し、行動を制限する。
幻聴術：特定の音波を相手の耳に届けることで、幻聴を聞かせる。これにより、相手を錯乱させることができる。
龍尾斬（りゅうびざん）
概要：龍のように長く伸びる「尾」を使った戦闘技。尾の部分を使って敵を攻撃したり、防御したりする。尾は鋼のように硬いが、しなやかに動くため、相手の攻撃を回避しつつ反撃することができる。
使用方法：
龍尾連撃：尾を高速で振り回し、複数の攻撃を同時に繰り出す。防御を突破し、敵に大きなダメージを与える。
龍尾防壁：尾を自分の周囲に広げ、盾のように使って防御する。複数の攻撃を同時に防ぐことができる。
幻影術（げんえいじゅつ）
概要：視覚や聴覚を欺く幻覚を生み出す術。これにより、敵を錯覚させ、実際に存在しない物や人物を見せかけることができる。幻影術を使えば、戦場を混乱させるだけでなく、逃げる時間を稼ぐこともできる。
使用方法
幻影の使い手：自分の姿を幻覚で隠し、敵の視界を操作して戦場を有利にする。自分を分身のように見せることもできる。
幻覚の罠：特定の場所に幻覚を仕掛け、敵をその場所に誘導することで罠を仕掛ける。敵は自ら罠にかかることになる。
銀糸忍（ぎんしにん）
概要：非常に細い銀の糸を使って、相手を拘束したり、周囲の物を操作したりする術。視認性が非常に低いため、敵は糸に気づくことなく罠にかかる。精緻な技術を要するため、使いこなすのは難易度が高い。
使用方法
糸縛り：細い銀糸を使って、相手の動きを封じる。手足や武器を縛り、行動を制限することができる。
糸操り：糸を使って周囲の物を操作する。トラップや障害物を巧妙に設置するために使用する。
雀ノ波組の理念と影響
雀ノ波組は、戦闘を通して忍者としての力を極限まで高めることを目指す組織であり、その理念に賛同しなければその場所にはいられない。「弱者は生き残れない」という冷徹な考えが貫かれ、実力がなければ淘汰される世界だが、その中で最強の忍者として生き抜く力を手に入れることができる。

鴎城隊（おうじょうたい）
「波を制する者が戦場を制する」 鴎城隊は、海岸付近の「潮風城（しおかぜじょう）」を拠点にするクナイ使いの集団。 海の風や潮の流れを利用した「波刃術（なみばじゅつ）」で、相手の動きを封じたり、水面を滑るように移動することもできる。 団員たちは漁師や船乗りのような格好をしており、地形や天候を利用した戦術を得意とする。
潮風城（しおかぜじょう）
概要：潮風城は海岸線に位置する、海と風を操るクナイ使いの集団「鴎城隊」の拠点となる城です。この城は、海上に浮かぶかのように見える絶妙な立地にあり、潮風と波の音が常に響いています。城の構造は、岩壁や自然の風景を最大限に活かした造りとなっており、海を一望できる高い塔や防壁が特徴的です。戦術的には、海の流れや風の向きを読み取る能力が重要で、潮風城はその土地を活かした戦闘技術を習得するための理想的な場所となっています。
城の特徴
立地：潮風城は海岸沿いに位置し、周囲を断崖絶壁に囲まれています。そのため、城内には急激な風の流れや潮流を活かす構造が施されており、外敵の侵入を自然の力で防ぐことができます。また、城自体が海からの視覚的な迷彩となるため、周囲からはほとんど見えないように隠れることができます。
城壁と構造：潮風城の城壁は、巨大な岩を積み上げて作られており、風と潮の力を利用して、外敵に対して圧倒的な防御力を誇ります。特に、城壁には風を引き寄せるような特別な仕掛けが施されており、風の力を利用して戦うために最適な戦場を提供しています。海岸に面した場所には、防波堤のように堅固な防御があり、敵が上陸した際にすぐに対応できるようになっています。
潮流の利用：潮風城の最も大きな特徴は、周囲の潮流をコントロールする仕掛けがあることです。城内の地下には、潮流の動きを監視し、調整できる機構が隠されており、戦闘中に潮の流れを自分たちの有利に導くことができます。さらに、特定のタイミングで大波を起こし、敵の行動を妨害することも可能です。
「鴎城隊」の特性と戦術
鴎城隊は、海と風を巧みに操るクナイ使いの集団で、彼らの戦術は主に海の環境に基づいています。以下の技術や戦術が潮風城内で鍛えられています。
波刃術（なみばじゅつ）
- 技術概要：波刃術は、潮風城のクナイ使いにとって不可欠な戦闘技術であり、海の波や風の流れを巧みに操り、クナイにその力を込めて戦います。この術を使うことで、相手の動きを封じたり、戦場を有利に進めることができます。
- 技の特徴：
- 潮の刃：クナイに潮の流れを乗せて、相手に突き刺さる瞬間に波の力を加え、通常の刃物よりも強力な一撃を与える。
- 風切り刃：風を使ってクナイを高速度で発射し、敵を遠距離から狙い撃ちにする。風を利用することで、クナイの軌道が予測しにくくなる。
水面滑り（すいめんすべり）
- 技術概要：水面を滑るように素早く移動する技。これにより、鴎城隊の忍者たちは、海の上を歩いたり、潮流に乗って敵の隙を突くことができます。風と潮流を利用した高速移動が得意です。
- 技の特徴：
- 潮流の足音：水面を歩くことができる技で、音を立てずに移動できるため、敵に気づかれずに接近することができる。
- 波に乗る：水面を滑ることで、周囲の風景を利用しながら、どんな場所でも一瞬で移動できる。
風潮操術（ふうちょうそうじゅつ）
- 技術概要：風と潮を操る術。これにより、風を起こしたり、潮を動かすことで戦況を有利に進めることができる。特に戦闘時には、風や潮を利用して相手を翻弄し、錯乱させることが可能です。
- 技の特徴：
- 潮の壁：潮を集め、壁のように使って敵の進行を妨げる。潮の流れが強くなると、敵を押し流すこともできる。
- 風の弾幕：強風を生み出し、敵の目を眩ませたり、体力を消耗させたりすることができる。
潮風城の主な施設
風起塔（ふうきとう）：この塔は、潮風城の中心にそびえ立つもので、風と潮の動きを常に監視できる場所です。ここからは、戦闘時に海流や風向きが一目でわかり、鴎城隊の戦術が決まります。塔の上部には風の流れを操る装置があり、戦闘を有利に進めるために使用されます。
潮の道場（しおのみちどうじょう）：潮風城内で最も重要な訓練施設。ここでは、波刃術や水面滑り、風潮操術などを日々練習し、鴎城隊のメンバーたちは戦闘技術を磨いています。潮風城の訓練は過酷で、地形や天候を最大限に活かすため、非常に実践的な内容が多いです。
海賊院（かいぞくいん）：潮風城に集う漁師や船乗りたちが運営する施設。鴎城隊の団員たちは、ここで海の知識や漁師の技術を学びます。また、海に関するさまざまな情報が集まる場所で、潮流や天候を正確に読むための知識を深めることができます。
潮風城の文化と日常生活
潮風城では、戦術的な訓練の合間に漁業や船乗りの技術を日常的に使い、食料を自給自足で賄っています。隊員たちは海の恵みを大切にし、日々の生活の中で風や潮を読むことを習慣にしているため、自然との調和を重んじる文化が根付いています。また、他の地域の情報も海上を通じて集まるため、常に情報戦にも強い集団です。

黒鳶学園（こくとびがくえん）
「最強の忍びを育てる鬼学園」 黒鳶学園は、規律と実力主義を徹底した忍者養成学校。 卒業率はわずか5％であり、生き残るためには他人を蹴落とすことすら求められる。 学園内では、幻術・暗殺術・潜入術などあらゆる忍術が学べるが、失敗すれば即退学（もしくは命を落とす）という厳しい環境。
概要:
黒鳶学園は、忍者養成学校として名高い、規律と実力主義を徹底した恐怖の学園です。生徒たちは毎日のように過酷な訓練に耐え、忍者としてのスキルを磨きます。しかし、この学園では競争が激しく、卒業するためには他の生徒を蹴落とし、最強の忍者になることが求められます。卒業率はわずか5％という驚異的な低さであり、生き残った者だけが忍者としての道を歩むことができる、まさに「死の学園」とも呼ばれる場所です。
学園内では、幻術、暗殺術、潜入術、戦闘術、体術、策略など、あらゆる忍術が学べますが、その厳しい試練は命をも奪う可能性があり、生徒は日々戦い続ける運命にあります。学園内には数々の秘密の施設や、最先端の訓練設備が存在し、どんな試練でも乗り越えられるように設計されています。
学園の特徴
規律と実力主義:学園内では、規律と実力が全てを支配します。生徒たちは常に成績を競い合い、試験や実技で優秀な成績を残すことが求められます。生き残るためには、他者を凌駕する実力を持つことが必須です。失敗すれば退学、もしくは命を落とす覚悟が必要とされます。試験では、相手の命を奪うことも許されており、忍者としての「冷徹な実力」が最も重視されます。
厳しい環境:黒鳶学園内では、極限状態での訓練が行われており、特に体力的・精神的に過酷な環境が用意されています。生徒たちは常に他人との競争に晒され、学園内には、失敗した者を処分するという慣習も存在します。学園内の通路は迷宮のように複雑であり、訓練が行われる場所はどれも危険を伴うため、進むこと自体が一つの試練といえるでしょう。
学園内の施設
戦闘試験場（せんとうしけんじょう）
- 概要:戦闘試験場は、学園内で最も過酷な訓練が行われる場所で、忍者の戦闘技術を鍛えるための施設です。広大な屋内アリーナや外の荒野エリアなど、複数のステージが用意されており、実際の戦闘を模擬することで、生徒たちのリアルな戦闘能力が試されます。時には、教師や先輩たちが「生け贄」として生徒に戦わせることもあり、練習中に命を落とすことも珍しくありません。
暗殺訓練室（あんさつくんれんしつ）
- 概要:暗殺術を習得するための特別な訓練室で、密かに敵を討つ技術や周囲に気づかれずに目標を排除する技術を学びます。施設内は完全に防音処理されており、暗闇の中でターゲットを見つけ出すことを求められる状況が作り出されています。特に、心の動きを見極める「心眼」を鍛える訓練が重視されています。
潜入術研究所（せんにゅうじゅつけんきゅうじょ）
- 概要:潜入術に特化した施設で、忍者として最も重要な能力の一つである「潜伏」を学ぶ場所です。ここでは、音を立てずに移動したり、物陰に隠れたり、敵の拠点に無傷で忍び込む技術を学びます。障害物を避けながら進む訓練や、偽装して敵の前に立つ練習など、特殊な技術が身につけられます。
幻術修行室（げんじゅつしゅぎょうしつ）
- 概要:幻術を習得するための施設。幻術の達人になるためには、相手の心を操る術や幻覚を見せる技術を身につけなければならないため、訓練の中では生徒同士でお互いを騙し合う練習が行われます。幻術を使う者は、精神的にも非常に強くなる必要があり、心の強さが試される場所でもあります。
極秘試練室（きょくひしれんしつ）
- 概要:最も危険な施設で、特別な生徒や教官のみがアクセスできる極秘の試練室。ここでは、生死を分けるような試練が繰り広げられ、選ばれし者たちが「最終試験」を受ける場所です。試練内容は秘密にされており、試験を突破した者だけが学園を卒業し、真の忍者として認められます。最も過酷な内容として、生徒間の戦いが強制されることもあります。
冷徹洞（れいてつどう）
- 概要:この施設は、精神的な訓練に特化した場所で、忍者としての冷徹さを身につけるための試練が行われます。ここでは、過酷な状況の中で冷静に物事を判断し、感情を排除する方法を学びます。試練内容は精神的に追い込まれるもので、失敗すればそのまま撤退となることもある。
学園内で学べる術
暗殺術
目標を標的にして静かに、かつ効果的に命を奪う技術。主に身体能力や隠密行動を駆使して、目標を排除する方法を学ぶ。
幻術
敵に錯覚を与え、心を操る術。幻覚を見せる技術、心理的に攻撃する方法を身につけ、戦闘や情報収集で活用する。
潜入術
敵の陣地に潜伏し、情報を得る術。音を立てずに動く技術や、隠れる方法、目立たずに行動するための方法を学ぶ。
戦闘術
直接的な戦闘で使う技術。肉体的な能力を高め、素早く、効率的に戦うための武器術、体術を学ぶ。
心眼
相手の心を読む術。戦闘時に相手の動きを予測し、先読みする能力を身につける。
規律
第1条：実力が全て
学園においては、実力が最も重視されます。生徒は日々の訓練と試験を通じて、己の実力を証明しなければならない。
競争と戦いが生き残りの鍵であり、他人に勝たなければ自分が生き残れない。
競争を避けることは許されず、常に最良の結果を出すよう努力すること。
第2条：失敗は許されない
訓練や試験において失敗すれば、即退学または命を落とす覚悟が求められる。失敗は致命的な結果を招くことを忘れてはならない。
結果を出せなかった者には厳しい処分が下され、他の者と同じステージに立つことは許されない。
第3条：命を軽んじるな
忍者としての命を守ることは最も重要な課題である。戦闘においては冷徹であれど、無駄な命を奪うことは決して許されない。
だが、仲間や学園を守るためには、命を賭けて戦う覚悟が求められる。無駄に戦いを避けることは恥であり、対敵の時は全力を尽くすこと。
第4条：冷静かつ慎重であれ
任務や試験においては、冷静な判断力が最も重要である。感情に流されて行動することは厳禁。
あらゆる状況で自分を制御し、計画的に行動すること。急がず、慎重に行動することが成功を呼ぶ。
第5条：学園内での争いは自制せよ
学園内での戦闘行為や争いは一切認められない。競争は訓練や試験の中で行うものであり、私的な争いは学園規律に反する。
戦闘を挑んだり、他の生徒に危害を加えることは厳しく処罰され、場合によっては退学となる。
第6条：集団行動の徹底
忍者として個人の能力が求められる一方で、集団行動も非常に重要である。任務によっては仲間と協力し、チームワークを発揮すること。
自分の利益だけを追求することなく、仲間の成長も考慮することが求められる。
第7条：学園の秘密を守れ
黒鳶学園には、数々の秘密や禁忌が存在する。それらを外部に漏らすことは絶対に許されない。
学園内で得た情報や知識を無断で外部に持ち出すことは、命にかかわる重大な罪となる。
第8条：忠誠を尽くせ
黒鳶学園に対して絶対的な忠誠を誓い、学園のために尽力すること。学園の規律に背くことなく、命を懸けてその目的を果たすこと。
指導者や学園の決定に対しては必ず従うことが求められる。
第9条：忍者としての誇りを持て
忍者としての誇りと責任を持ち、自分の行動が学園の名誉を左右することを忘れてはならない。
他者に恥をかかせるような行動や、学園の名誉を傷つけることは、絶対に許されない。
第10条：生死を賭けた覚悟を持て
黒鳶学園は「命を賭ける場所」であるという覚悟を持たねばならない。訓練も試験も命がけであり、それに対する覚悟がなければ、生き残ることはできない。
どんな状況でも生き抜くための覚悟を持ち続け、何事にも屈しない精神力を養うこと。

ベニテング城
「毒は武器、毒は知恵、毒は生き方」 ベニテング城は、毒を専門に扱う忍びの城。 団員たちは毒に関する知識を極め、様々な毒薬・毒刃・毒霧を駆使する。「毒忍術（どくにんじゅつ）」を用い、直接攻撃よりも遅効性の毒や精神を蝕む幻覚毒を使うことが多い。 城内は薄暗く、どこか湿気を帯びており、空気中には常に微量の毒素が漂っている。毒の耐性を持たぬ者が不用意に足を踏み入れれば、知らぬ間に命を落とすだろう。 団員たちは皆、口元を覆う布や仮面をつけ、肌を極力隠しているのが特徴。これは毒の影響を最小限にするためでもあり、外の者には彼らの素顔が分からないようにするためでもある。 彼らの目的は、毒の力を極め、戦場を支配すること。だが、中には「薬」として毒を研究する者もおり、純粋に医術としての道を極めようとする者もいる。
ベニテング城（べにてんぐじょう）
ベニテング城は、毒を専門に扱う忍びの城であり、その存在自体が一種の謎で覆われている。外部の者にとっては、近づくことすら恐ろしい場所として知られており、その名は一部で畏怖の対象となっている。学園内では「毒忍術（どくにんじゅつ）」を学び、体内に毒を取り込んでその効果を最大限に引き出す技術や、毒を使った戦術の数々を極めていく。
城の外観と雰囲気
ベニテング城の外観は、周囲の風景と対照的に不気味な雰囲気を漂わせている。城の壁は赤みがかった色合いで、まるで毒に侵されたかのような印象を与える。周囲には湿気の多いジャングルのような植生が広がり、時折不気味な音が響き渡る。城内に一歩踏み入れると、常に微量の毒素が漂っており、外から見れば何もないように見える場所でも、潜在的な危険がそこかしこに存在する。
館内は薄暗く、照明もわずかで、常に湿気を帯びた空気が充満しており、息をするのも一苦労。城内には、毒を扱うために設けられたさまざまな部屋が点在しており、薬草を栽培する温室や、毒薬を調合する実験室、精神を蝕む幻覚をもたらす実験が行われる部屋などがある。部屋ごとに異なる毒素や薬草の匂いが立ち込め、学園に入る者たちはすべてその強烈な匂いに圧倒されることになる。
団員の特徴と服装
ベニテング城の団員たちは、毒の影響を最小限にするために、常に口元を覆う布や仮面をつけており、その姿は外部の者にとって恐ろしいものとなっている。顔を完全に隠すことで、毒の影響から自らを守るだけでなく、身元が判明しないようにしている。装束は全体的に暗色で、しっかりとした布地で作られており、耐毒性を持った特殊な生地であることが多い。衣服に使われる素材は、毒の成分に反応しにくく、毒の攻撃から守るためのものだ。
学園内の施設
毒薬調合室
　城内にある最も重要な部屋のひとつで、団員たちが様々な毒薬や解毒剤を調合するための場所。ここでは、数多くの薬草や毒物が用いられ、極めて精密な調合が行われる。中には慢性的な幻覚や麻痺を引き起こす薬品もあり、それらを使った試験も行われる。
幻覚訓練室
　ここでは、毒の一種である幻覚剤を使って、団員たちの精神を試す訓練が行われる。目の前に現れる幻影に惑わされることなく、冷静に行動することが求められ、幻覚の中で実際に発生する危険に対処する訓練が行われる。
毒耐性実験室
　毒に耐性を持つために、団員たちが自ら毒を摂取し、毒に対する耐性をつける訓練が行われる場所。毒を受けた後に起こる症状に耐え抜くことで、その効果を実感し、徐々に耐性をつけていく。失敗すると命に関わるため、非常に危険であり、慎重な取り扱いが必要だ。
毒刃工房
　毒を塗布した武器を作り、戦闘での実践を行う場所。クナイ、手裏剣、刀などの武器には、毒が塗られることが多く、どの毒がどのように効くのかを計算して武器を仕込む。作られた武器は、試験の一環として実際の戦闘に使われ、相手に対して致命的な影響を与える。
薬草温室
　毒を扱うために必要な薬草や植物を育てる温室があり、様々な有毒植物や薬草が栽培されている。ここで育った植物は、毒薬の調合や治療に使われるが、中には非常に危険な植物もあり、扱いを誤れば大きな被害を引き起こす。
観察室
　ここでは、毒が人体や動物に与える影響を観察するための部屋で、実験として動物や囚人に毒を与え、その反応を観察する。毒による変化や症状を詳細に記録し、効果的な毒の作成方法を学ぶ。
学べる術
1. 毒忍術（どくにんじゅつ）
　- 毒を使った戦術や忍術で、相手に毒を送り込んでその体調や精神を蝕む。速効性の毒もあれば、数日後に効き始めるものや、じわじわと効いてくるものもあり、使用するタイミングや相手の状態に応じた使い分けが求められる。
幻覚毒（げんかくどく）
　- 相手の精神に作用し、幻覚を見せる毒。これにより敵の判断力を奪い、混乱させて戦局を有利に運ぶ。幻覚の種類や強さは調整可能で、相手に最も効果的なものを見極める必要がある。
毒刃術（どくじんじゅつ）
　- 毒を塗った武器を用いて戦う術。手裏剣やクナイ、剣などに毒を仕込むことで、相手を瞬時に無力化する。直接的な攻撃ではなく、相手が生き残っていればじわじわと効き目を発揮する。
毒霧術（どくきりじゅつ）
　- 特定の毒を霧状にして相手の周囲に放ち、呼吸から毒を摂取させる術。目に見えないため、相手は気づかずに体調を崩し、動きが遅くなる。
解毒術（かいどくじゅつ）
　- 毒を解消する術。自分や仲間にかけられた毒を解毒するために必要な技術だが、過去に使われた毒がどんなものかを知っていなければならず、即座に反応できるようになるまでには相当の経験が必要だ。
目的と理念
ベニテング城の団員たちは、「毒の力」を極めることを目指している。戦場において毒を駆使して戦局を支配すること、また、毒を使った医療研究を行い、医術としての道を究めることが彼らの目的だ。毒は単なる武器ではなく、生活や戦闘における「知恵」として捉えられており、命を懸けてその奥深さを追求している。

ツイン城
「美こそが力、モラルこそが誇り」 ツイン城は、戦いの中に「美」を求める特殊な組織。 彼らが考える「美しさ」とは、単なる外見ではなく、「立ち振る舞い」「言葉遣い」「戦いの所作」すべてにおいて気品を保つこと。団員たちは、自らの美しさを追求しながら、同時に敵を「美しくない」と判断すれば、容赦なく粛清する。 彼らの城は、まるで宮殿のような造りで、大理石の床や金色の装飾が施されている。鏡の間や舞踏練習場などがあり、団員たちは日々「美しき戦い」を極めている。 戦闘では、「舞踏忍術（ぶとうにんじゅつ）」を用いて、優雅な動きで相手を翻弄する。直接的な力ではなく、華麗な身のこなしで相手を圧倒し、美しき勝利を飾ることが目的。
ツイン城は、戦いにおける「美」を追求する特殊な組織の拠点で、外見の美しさだけでなく、立ち振る舞いや戦いの所作においても高い美的基準を設けた場所。ここでは、戦闘の勝利や力強さよりも「美しさ」が最も重要視され、団員たちはその理念を心に刻み、日々精進を重ねている。ツイン城自体も、まるで一流の宮殿のような華麗さを持ち、その中で繰り広げられる戦闘や練習は、まるで一つの芸術のように見える。
城の外観と雰囲気
ツイン城は、外観からしてその美しさを強調している。白く輝く大理石の壁、金色の装飾、精緻に彫刻された柱など、城全体が華やかさと気品を漂わせている。城の外には美しい庭園が広がり、季節ごとに異なる花が咲き誇り、香り高い花々が訪れる者の心を和ませる。また、城周辺には静謐な池や、優雅に泳ぐ鯉を眺められる場所が設けられており、自然と調和した美しさが感じられる。
ツイン城の壁は、長い歴史を感じさせる装飾が施され、建物自体が芸術作品のようだ。城の屋根には金色に輝く装飾が施され、周囲の景色を美しく映し出す。昼間はその美しい景観に包まれ、夜間には城の灯りが灯され、幻想的な雰囲気が広がる。
学園内の施設
鏡の間
　ツイン城の最も象徴的な部屋で、壁全体が鏡で覆われている。団員たちはここで自らの姿をチェックし、どんな動きが美しく見えるかを研鑽する。戦闘前にこの部屋で身のこなしを確認したり、舞踏や所作の練習を行う場所。鏡の中に映る自分の姿を美しく保ち、理想的な動きができるように磨く。
舞踏練習場
　舞踏のように優雅な動きで戦う「舞踏忍術」の修行場。ここでは、舞踏家や武道の師範から指導を受け、戦いの所作を磨き上げる。団員たちは、戦闘においても華麗な所作を身に付け、相手に美しさを感じさせる動きを目指す。舞踏における所作を戦闘に応用し、相手を翻弄する技術を学ぶ。
金色の間
　ここはツイン城内でも最も豪華な部屋で、金色に輝く装飾が施された部屋であり、団員たちが大事な儀式や舞踏会、重要な会議を行う場所。ここで行われる宴や儀式では、全ての団員が最も美しい姿で登場し、他者にその美しさを披露することが求められる。
装束工房
　団員たちが着用する衣装を作る工房で、デザイン性に優れた戦闘用衣装が作られる。戦闘時に美しく、かつ機能的に動ける衣装が重視され、刀や武器を華麗に扱うための特別なデザインが施されている。団員たちはこの工房で自分の衣装をカスタマイズし、他者に魅せるための美しさを追求する。
美学図書館
　ツイン城内にある図書館で、美に関する書物や芸術書、戦闘術に関する書籍が収められている。ここでは、戦闘技術だけでなく、美的な思想や美的価値観を深く学ぶことができる。団員たちは、戦いの中で美しさを追求するために、美学や芸術を深く理解し、その知識を実践に活かしていく。
戦闘訓練場
　ツイン城の戦闘訓練場では、実際の戦闘訓練が行われるが、通常の戦闘とは異なり、美しく戦うことを重視している。戦闘の所作が美しければ、それだけで相手を圧倒することができると信じられており、訓練では戦術の精度だけでなく、その所作の美しさにも注力される。
団員の特徴と服装
ツイン城の団員たちは、戦闘において「美」を追求し、立ち振る舞いや言葉遣いまで、すべてにおいて気品を保つことを重要視している。団員たちの服装は、戦闘用にデザインされた美しい衣装であり、豪華でありながらも機能性を損なうことなく、しなやかな動きができるように作られている。全体的には白や金、紫を基調とした色合いが多く、華麗な刺繍が施されている。戦闘の際でも、その姿勢や所作が美しく見えるように、全身の動きに細心の注意を払っている。
学べる術
舞踏忍術（ぶとうにんじゅつ）
　- 戦闘中に舞踏のように優雅な動きで相手を翻弄する忍術。素早い身のこなしや流れるような刀捌き、華麗な舞踏の所作を通じて相手の意識を引き付け、戦意を削ぐ。体力的な力や打撃よりも、精神的に相手を圧倒することを目的とした技術。
美学的戦術（びがくてきせんじゅつ）
　- 戦闘における美しさを重視した戦術。動きや所作、戦い方において相手に感動を与え、その美しさを武器にする。勝利よりも、その戦いの所作に焦点を当て、敵の心を掴む。
流麗剣術（りゅうれいけんじゅつ）
　- 剣術の一種で、華麗にして速い動きで相手の攻撃をかわし、素早く致命的な一撃を決める。相手を圧倒するほどの美しい動きであり、その速さと美しさで観客を魅了することができる。
言葉の刃（ことばのやいば）
　- 相手に美しい言葉を使って、戦意を削いだり、精神的に攻撃を仕掛ける技術。冷徹で無慈悲な言葉よりも、相手の心に残る美しい言葉で、戦いを有利に進める。
華麗舞踏（かれいぶとう）
　- 戦闘前後や戦闘中に踊ることで、戦局を有利にする技術。舞踏の美しさで相手を困惑させ、攻撃をかわし、反撃を加える。ダンスのように優雅に動き、戦うことでその美しさを際立たせる。
目的と理念
ツイン城の団員たちの目的は、「美しき戦い」を極め、戦闘においても美しさを保つことを重視すること。彼らは美しさこそが力だと信じ、その美しさを保つことで、相手に対して圧倒的な優位を得ることができると考えている。戦いだけでなく、日常においても自分の美しさを保つことが求められ、その美を追求することが全ての源泉となっている。

フシン城
「剣と銃を極めし者たちの城」 フシン城は、忍者でありながら武士や侍の流儀を重んじる者たちが集う城。 団員たちは刀術や居合術を極め、戦場では「侍忍（さむらいにん）」として振る舞う。 また、火縄銃や短筒（たんづつ）などの古式銃術も伝承されており、「銃剣一体の戦術（じゅうけんいったいのせんじゅつ）」を操る者もいる。 城は古風な城郭の造りで、道場や射撃場が並び、日夜修行が行われている。彼らは戦場で名誉を重んじ、正々堂々と戦うことを美学としているが、いざ戦となれば、一瞬で敵を仕留める冷徹さも併せ持つ。
フシン城は、忍者でありながらも武士や侍の流儀を尊重する者たちが集まる、古風で厳格な忍者の城。ここでは、武士の名誉と忍者の技術を融合させた「侍忍（さむらいにん）」として戦うことが美学とされ、剣術、居合術、銃剣一体の戦術を極めた者たちが集い、日々修行を重ねる。城自体は、江戸時代の武士の城郭を模した造りで、どこか重厚で荘厳な雰囲気を漂わせており、その内部には剣術道場や射撃場、さらには精神修養のための施設が並ぶ。
城の外観と雰囲気
フシン城は、古き良き日本の城郭を模しており、黒漆塗りの高い塀や木製の門、鋭く尖った屋根を持つ建物群が特徴的だ。城内には広大な庭園が広がり、そこに佇むことができるような、静寂で心を落ち着ける空間も設けられている。日差しを浴びると、庭園の木々が美しい影を落とし、風が吹けば刀を鍛えるような静かな音が響く。
城の正面には立派な石垣が並び、巨大な門がそびえ立っており、そこから本丸へと続く道が一直線に伸びている。正門を抜けた先には、「侍道場」と呼ばれる大きな訓練施設があり、その周囲には長い廊下が続いている。廊下の壁には古代の武士たちが詠んだ詩や、名刀の鍛冶師が残した言葉が飾られており、武士としての精神を深く学べる空間だ。
学べる術と修行施設
刀術道場（とうじゅつどうじょう）
フシン城の最も重要な施設であり、刀術、居合術、剣術の技を磨くための道場。ここでは、古式の刀術から最先端の技法まで幅広い剣術の訓練が行われており、団員たちは「侍忍」としての心構えと技術を養う。毎日、師範の元で真剣に刀を振ることが求められ、時に模擬戦では刀の抜き打ちや切り合い、居合の練習を行う。
射撃場（しゃげきじょう）
古式銃術を学べる射撃場では、火縄銃や短筒を使った訓練が行われる。フシン城では「銃剣一体の戦術」が伝承されており、銃と剣を一体化させた戦術の習得が重視される。銃術に加えて、接近戦での剣の扱いも学ぶことができ、銃を使いこなした後、すぐに剣を抜いて攻撃を繋げる技術が鍛えられる。
居合道場（いあいどうじょう）
居合術を専門に学べる道場。刀を鞘から抜く瞬間に命を奪う技術である居合の修行が行われる。団員たちは、その瞬間の心の静けさを重んじ、切れ味鋭い一閃を磨き上げる。居合術は一撃必殺を信条としており、素早い刀の抜き打ちを身につけ、相手が反応する前に倒す技術を習得する。
武士道館（ぶしどうかん）
フシン城では、戦闘だけでなく、武士としての精神修養が重視される。武士道館では、名誉、誠実、忠義、義理といった武士としての価値観や心構えを学び、実践的な精神修養を行う。武士道に基づいた心の強さを鍛えるための瞑想や禅の訓練も行われ、ここで心を整えた者のみが真の「侍忍」として戦えるとされている。
甲冑工房（かっちゅうこうぼう）
戦闘時に使用する甲冑や刀の修理・制作を行う工房。フシン城では、個々の団員が最適な甲冑を作成することができ、その品質は戦場での命運を分ける。ここで働く職人たちは、武士としての精神を持った鍛冶師や甲冑師で、数々の名刀を生み出してきた。
武道場（ぶどうじょう）
ここでは、剣術だけでなく、武士としての戦闘に必要なあらゆる技術を学ぶことができる。槍術や弓術、そして大太刀を使う戦術が取り入れられており、戦場での多様な戦術を習得するために非常に重要な場所となっている。
精神修養の間（せいしんしゅうようのま）
ここは、静けさと集中力を高めるための部屋で、団員たちは禅の修行をしながら、自らの精神を鍛え直す。戦闘前に心を落ち着け、武士としての名誉を守るために心構えを整えるための施設である。
団員の特徴と服装
フシン城の団員たちは、厳格な武士道を守りながら戦う「侍忍」として、その姿勢や立ち振る舞いにおいても他の忍者と一線を画している。服装は、戦闘時に適した形に作られた武士の鎧や服装が基本であり、着る者の身のこなしを美しく見せるように設計されている。常に刀を携え、腰に短筒を持つ者も多い。さらに、彼らの動きや所作には、戦いの中でも無駄がなく、正々堂々と戦うことが美学とされている。
戦術と理念
フシン城の戦術は、「名誉を重んじ、戦場で冷徹に勝つ」ことに集約されている。戦いの中で美しさを追求する一方、実力がすべてであり、勝敗を分けるのは瞬時の判断と的確な行動である。武士としての名誉を守るために、戦う際には必ず冷静であることが求められ、感情に流されることなく、精緻な戦術で敵を圧倒する。
また、「侍忍」として、戦場での忠義を重んじ、仲間との絆を大切にする精神が養われる。どんなに困難な状況でも、仲間を裏切ることなく、戦場では一丸となって戦い抜く覚悟が求められる。
目的と理念
フシン城の目的は、戦場での勝利を求めるだけでなく、武士としての名誉を守り、美しい戦いを極めることである。団員たちは、他の忍者や戦士たちに対しても、戦う際の所作や精神を見せつけ、名誉を重んじる姿勢を示すことを大切にしている。

フシギ城
「ぽわぽわした日常、だけど戦場では最凶」 フシギ城の団員たちは、一見すると穏やかでのんびりした性格の者ばかり。 城内では、お菓子作りや昼寝を楽しむ者も多く、まるで平和な隠れ里のような雰囲気が漂っている。 しかし、彼らの「戦い方」は他のどの組織とも異なり、「策略と心理戦」を得意とする。「幻惑忍術（げんわくにんじゅつ）」を使い、敵を罠に誘い込んで一網打尽にするのが常套手段。 戦闘では敵の意識を操作し、まるで夢の中にいるかのような錯覚を与えることで、敵が気づかぬうちに勝利を収める。
フシギ城は、外見からは信じられないほど穏やかで平和な雰囲気を持つ忍者の城であり、その内部には「ぽわぽわした日常」が広がっています。お菓子を作りながら午後の昼寝を楽しむ者たちや、気ままに日常を過ごす者たちが多く、まるで隠れ里のように心安らぐ空間です。しかし、表面的な穏やかさの裏には、非常に巧妙な策略と心理戦の技術が隠されており、戦場では恐ろしいほどの最凶の戦士集団に変貌します。
城の外観と雰囲気
フシギ城は、その外観もまた異世界に迷い込んだような、ファンタジックで夢幻的な雰囲気を持っています。城の建物は、柔らかな曲線を描いた塔や、花が咲き乱れる庭園が特徴的で、風景の中にまるで絵画のような美しさを感じさせます。城内には様々なカラフルな風鈴が飾られており、風が吹くと涼しげな音色が響き渡ります。昼間は明るい光に包まれ、夜は星空が一層美しく輝き、まるで夢の世界にいるかのような静かな魅力を放っています。
城内の部屋にはクッションがたくさん並べられ、まるでカフェのようにリラックスできる空間が広がっており、時には団員たちが集まってお茶会を開いている光景も見られます。
学べる術と施設
幻惑忍術道場（げんわくにんじゅつどうじょう）
フシギ城の最も重要な施設で、団員たちは「幻惑忍術」を習得するための訓練を行います。この忍術は、相手の意識を巧妙に操作し、現実と夢の境界を曖昧にする技術です。幻惑忍術を使うことで、相手を錯覚させて敵の行動を予測し、その隙を突いて一気に勝利を収めることができるようになります。訓練では、幻覚を使って相手の心を惑わせる練習が行われます。
策略室（さくりゃくしつ）
フシギ城では戦闘における「策略」を最も重視しています。策略室では、シミュレーションゲームや心理戦の訓練が行われ、団員たちは相手の心理を読む力を養います。この部屋では、思考を研ぎ澄ますための課題が頻繁に出され、例えば「相手の行動パターンを読んで次の一手を考える」「挑発して相手を罠にかける」など、実際の戦場に近い訓練が繰り広げられます。
錯覚の間（さっかくのま）
幻惑忍術の訓練場としても使用される部屋です。この部屋には様々な仕掛けが施されており、団員たちは視覚や聴覚、触覚を騙す訓練を行います。錯覚の間は、いくつかの異なる空間に瞬時に変化するような仕掛けが施されており、どの方向に進んでも必ず同じ場所に戻ってくる錯覚を体験することができます。この空間での訓練は、戦闘において敵をどのように欺くかを学ぶために重要です。
お菓子作り室（おかしづくりしつ）
フシギ城の団員たちは、戦闘の合間に穏やかな時間を楽しむためにお菓子作りも学びます。甘い香りが漂うこの部屋では、団員たちがクッキーやケーキを作ったり、紅茶を淹れたりする光景が見られます。お菓子作りを通して、手先の器用さや思慮深さを養い、精神的な落ち着きも得られるため、戦闘における冷静さを保つためにも重要な訓練の場とされています。
夢幻の庭（むげんのにわ）
城の中央にある庭園で、ここでは団員たちが日々リラックスしながら心を落ち着け、訓練の合間に無心で歩くことで精神を整えます。庭園の中には、珍しい植物が咲き乱れており、季節によって異なる花々が楽しめるため、団員たちは時折ここで瞑想や軽い体操を行い、精神的なリフレッシュを図ります。
戦術と理念
フシギ城の戦術は、相手に直接的な攻撃を加えるのではなく、戦いの中で「心理的な優位」を確立することを重視しています。戦場では、幻惑忍術を駆使して敵の意識を操作し、次第に相手を錯覚させていきます。敵が見ているものを操作したり、精神を混乱させて相手を無力化することで、勝利を手にするのがフシギ城の基本的な戦法です。
例えば、相手の目の前に「敵味方が逆転した状況」を幻覚として見せつけ、混乱させて戦意を削ぐ、または戦場に現れる異常な影や音で敵の注意を引き、隙を作って瞬時に勝利を収めます。フシギ城では、戦闘で重要なのは「いかに戦わずして勝つか」という考え方が根付いており、無駄な血を流さず、相手の心を操ることこそが最強の戦術とされています。
団員の特徴と服装
フシギ城の団員たちは、一見すると非常に穏やかで心優しい人物が多く、表向きは「ぽわぽわした」印象を与えます。衣装は軽やかで動きやすく、柔らかな色合いの着物やドレープ状の服が特徴です。戦闘時には、幻惑忍術の特性に合わせた目を欺くような装束を身にまとい、これによって敵に幻想的な錯覚を与えることができます。
彼らの戦闘スタイルは、どこか夢のような美しさを漂わせ、相手に攻撃されることなく勝利を収めることを目指しています。

フツウ城
「普通じゃない者たちが集う、異形の城」 フツウ城には、「普通ではない者たち」が集う。 能面をつけた者、鬼の角を持つ者、異形の姿をした者……彼らは「普通の忍者」とは異なる異端の存在であり、それゆえに排除されてきた者たちが集まり、一つの城を築いた。 団員たちは「異形忍術（いぎょうにんじゅつ）」を駆使し、自身の体を変形させたり、相手を恐怖で支配する術を使う。 城自体も異様な雰囲気を放ち、夜になると不気味な音が響く。訪れた者は皆、二度と帰ってこないと言われている。
フツウ城は、普通の忍者の世界とは全く異なる、奇怪で異端的な存在が集う城です。城の住人たちは、自らが「普通ではない」と認識し、それを誇りに思っています。彼らは排除され、追い詰められてきた異形の者たちであり、それぞれが持つ仮面や姿は、外界から見れば恐ろしいまでに異様であり、他の組織の忍者たちと一線を画しています。しかし、彼らはその異端性こそが自らの力であり、誇り高く、それを活かして異形忍術を駆使して戦います。
城の外観と雰囲気
フツウ城は、夜の闇に包まれるとその異様な雰囲気がさらに際立ちます。城の壁は黒く、荒れ果てたような外見をしており、まるで時間が止まったかのように静寂に包まれています。城の門をくぐると、入口には様々な異形の仮面が飾られており、まるで見る者を睨みつけているかのような冷徹な視線を放っています。
夜になると、城内は不気味な音が響き渡り、空気はひんやりと冷たく、異世界に足を踏み入れたかのような感覚に囚われます。何もない広間でも、時折異形の影が動く音が聞こえ、住人たちが無言で行き交っているのが見え隠れします。風が吹くたびに、城内からは怪しげな音が鳴り、時には遠くで呻き声や囁き声が聞こえることもあります。
学べる術と施設
異形忍術道場（いぎょうにんじゅつどうじょう）
フツウ城で最も重要な施設であり、団員たちはここで「異形忍術」を学びます。異形忍術は、他の忍術とは異なり、身体を変形させたり、恐怖を操る力を持つ忍術です。団員たちは、身を変形させて相手を幻惑したり、怪物のような姿を見せて恐怖を与えることができるように訓練します。道場内では、幻覚や恐怖を引き起こす術が演習され、受けた者はその恐怖から解放されることなく、精神力を鍛えることを求められます。
変形の間（へんけいのま）
変形の間は、身体を変化させる能力を伸ばすための特別な訓練室です。ここでは、団員たちは自らの肉体を自在に変形させる術を練習します。身体が伸びたり縮んだり、変則的な形に変化することで、戦闘の際に予測できない攻撃を仕掛けることができます。変形の能力を極めることで、敵を圧倒的に欺くことが可能となり、戦局を有利に導くことができます。
恐怖の間（きょうふのま）
フツウ城では、戦闘において恐怖を駆使することが非常に重要視されています。恐怖の間では、団員たちは精神的な攻撃を学び、相手の恐怖を引き起こす術を修練します。この部屋では、実際に恐怖を引き起こす幻覚や心の中での支配を行い、相手を精神的に追い詰める方法を習得します。恐怖の間に入ると、団員たちは自身の最も恐れるものを目の前に現れさせ、それを克服する訓練を行います。
仮面の間（かめんのま）
この部屋は、フツウ城の団員たちが仮面を制作し、身に着けるための部屋です。仮面はただの飾りではなく、それぞれが持つ「力」の象徴でもあり、異形忍術を発動させるための道具です。団員たちは、自身の「異形性」を象徴する仮面を身に着け、それによって力を発揮します。仮面には、能面や鬼の面、怪物の顔など、さまざまなデザインがあり、それぞれの仮面が持つ力は異なります。
音無の間（おとなしのま）
フツウ城内で最も神秘的な部屋の一つで、ここでは異形忍術の中でも音を使った術を学ぶことができます。音無の間では、周囲の音を消し、無音の世界を作り出すことで、敵を完全に無力化する技術を学びます。敵の注意を引かせずに忍び寄り、奇襲を仕掛けるための練習が行われます。また、音を操る術を使い、相手の心を惑わせることも可能となります。
戦術と理念
フツウ城の戦術は、相手に恐怖を与えることが最も重要です。団員たちは、戦闘において「恐怖を操る」ことを重視し、直接的な戦いではなく、相手を心理的に圧倒して勝利を収めることを目指します。異形忍術を駆使して、身体を変形させることで予測できない攻撃を繰り出し、相手の精神を支配していきます。
特に恐怖の術を使って、相手の心に深いトラウマを刻み込むことが得意です。相手に幻覚や恐怖のビジョンを見せ、心を動揺させてその隙を突くことで、無血で戦いを終わらせることが可能となります。
また、フツウ城の団員たちは、相手を倒すこと自体が目的ではなく、「恐怖を与えること」を目的とするため、戦闘中に相手が恐怖におののく様子を見て満足することが多いです。実際、戦闘を避けるために恐怖を使って戦うことが主流となっており、直接的な暴力ではなく、巧妙な心理戦が展開されます。
団員の特徴と服装
フツウ城の団員たちは、全員が仮面をつけており、その仮面が特徴的な存在感を放っています。仮面のデザインはそれぞれ異なり、能面、鬼の仮面、怪物の面など、彼らの異形の姿を象徴するものばかりです。仮面は単なる装飾ではなく、異形忍術を使うための重要な道具であり、仮面を外すことはほとんどありません。
服装は、仮面と同様に「異形」らしいデザインであり、黒や灰色を基調とした衣装が多いですが、時折、金や赤などの異彩を放つ部分があり、全体的に不気味で恐ろしい印象を与えます。戦闘時には、仮面と衣装が一体化して相手に強烈な印象を与え、恐怖を駆り立てます。

ナゾナゾ城
「戦力と支配が全て――規則を破る者には即罰」 ナゾナゾ城は、規律を重んじ、絶対的な力による支配を行う組織。 「規則を破る者には罰を」という鉄則のもと、少しの違反でも厳しい制裁が下される。 団員たちは戦闘能力が非常に高く、「罰忍術（ばつにんじゅつ）」という特殊な術を使い、敵を苦痛で屈服させることができる。 城内は無駄のない造りで、拷問室や処刑場すら存在している。団員たちは皆、無表情で、感情を表に出すことは許されない。
場所・立地
ナゾナゾ城は、山の中に孤立した場所に建つ。周囲は険しい地形と不安定な気象で囲まれており、誰も近寄らない。城に向かう道は細く、絶え間ない霧が立ち込めている。霧は時に濃くなり、迷い込んだ者を困惑させ、戻れなくなることもしばしば。城周辺の環境は冷徹で無機的な印象を与える。
外観
城は鋭利な形をしており、まるで鋼鉄で作られたような冷たく硬い外観が特徴。黒い石が積み重ねられ、鋭利な塔が空に突き刺さっている。城の全体的なデザインは、規則や支配の象徴であり、無駄が一切ない。空を覆うのは灰色の雲で、常に薄暗い雰囲気が漂っている。
内部構造
ナゾナゾ城の内部は、効率的かつ機能的に設計されている。城内には規律を守るための施設が整備されており、団員たちの修練と監視が行われている。
規律殿（きりつでん）
ここはナゾナゾ城の中心部であり、全ての規則が定められる場所。規律を破った者への罰が行われるため、常に厳格な雰囲気が漂う。床は無駄のない直線的な模様で、中央には規則を記した大きな石碑が立っている。石碑には、破った者には必ず罰が下されるという鉄則が刻まれている。
罰道場（ばつどうじょう）
ここは、団員たちが「罰忍術」を修練するための施設。忍者の修行場のような空間で、隙間なく配置された無数の練習用具と試練の部屋が連なる。罰忍術の使い手たちはここで「罰を与える術」を鍛え上げ、より効果的に敵を屈服させる力を養う。通常の戦闘ではなく、相手に「苦痛」を与え、支配するための技術が磨かれる。
拷問室（ごうもんしつ）
規則を破った者への制裁が行われる部屋。ここでは、物理的な苦痛を与えるための道具が整然と並んでおり、痛みの段階に応じた罰が与えられる。苦痛を与えることが罰の一環として行われ、その過程を通じて規律の重要性を団員たちに再認識させることを目的としている。
処刑場（しょけいじょう）
最も厳格な罰を受ける者が集められる場所。ここでは、規則を破った者が最終的に命を落とすことになる。拷問室で得た情報や罪の重大さに応じて、処刑が行われる。処刑の方法も「罰忍術」に基づいており、目に見えない力で命を奪うことができる技術も存在する。
監視塔（かんしとう）
城の高層に位置し、外界と内部の監視を行う場所。塔には監視の目を養うための訓練を行う部屋も併設されており、全ての活動を見守る目が存在する。監視塔はナゾナゾ城内で最も高い場所にあり、周囲の動きすら見逃さない。
訓練場（くんれんじょう）
戦闘訓練を行うための広大な場所。ここでは、団員たちが戦闘技術を磨き、無表情に戦う訓練を受ける。規律に従った動きが強調され、感情の表出は一切許されない。相手を感情を持たずに圧倒する技術が鍛えられる。「ナゾナゾ城」の詳細について、組織のテーマや支配力、規律を強調するように設計しました。以下の内容をご覧ください。
連盟の存在
ナゾナゾ城は、規律を重んじる組織の本拠地であり、戦闘能力に長けた団員たちが集まっている。組織の指導者は、厳格なルールに従うことを強調し、「規則を破る者には罰が待っている」という原則を貫いている。団員たちは、無表情で冷徹な姿勢を保ち、感情を表に出すことは許されない。彼らの目標は、支配の絶対的な力を維持し、反抗的な者を徹底的に排除することだ。
「罰忍術」は、物理的な力だけでなく、相手の精神をも支配する技術であり、敵を苦しめ、屈服させる力を持つ。団員たちはこの術を駆使して、反抗的な者や規則を破る者を容赦なく制裁する。
都市伝説・噂
ナゾナゾ城に迷い込んだ者は二度と帰らない
ナゾナゾ城に足を踏み入れた者は、規則を破らない限り帰ることができるが、一度でも違反を犯せばその命を失うと言われている。違反者はすぐに捕らえられ、処刑場に送られる。
無表情な団員たちの背後には感情がないのか？
城の団員たちは常に無表情だが、その背後に隠された感情や思惑は誰にもわからない。実際には、強い抑圧と規律の中で彼らは限界に近づいており、時折、無表情を装いながら反乱心を抱いているのではないかという噂も流れている。

さんちゃん山賊
「義を重んじ、悪を討つ山賊」 さんちゃん山賊は、善良な山賊の集団であり、盗みはせず、人々を助けることで報酬を得る。 「盗むのではなく、成し遂げる」ことを信条としており、依頼された仕事をこなして生計を立てている。 彼らの拠点は山奥の隠れ里で、団員たちは素早い移動や変装術を得意とし、奇襲をかけることもある。
さんちゃん山賊（さんちゃんさんぞく）の概要
場所・立地
さんちゃん山賊の拠点は、険しい山脈に囲まれた隠れ里にあります。山奥の深い森に位置し、外界からはほとんど気づかれないように守られています。地元の人々にとっては、正体を知る者も少なく、昔から「山賊」と聞いて恐れられる一方で、助けを求めた者には手を差し伸べるという噂が広まっています。隠れ里は自然と一体化しており、外敵からの侵入を防ぐために巧妙な罠や偽装が施されています。
外観
拠点の建物は、木や石、竹を使って自然素材で作られており、極力周囲に溶け込むように建てられています。派手な装飾や不必要なものは一切なく、必要最低限の設備のみが整っています。山賊とは思えない程シンプルで、民家のような外観が特徴です。拠点には広い広場があり、団員たちが集まって交流したり、訓練を行ったりする場所として利用されています。
内部構造と施設
隠れ家の集会所（かくれがのしゅうかいじょ）
拠点内にある中央の集会所は、団員たちが集まり作戦を練ったり、依頼を受けたりする場所です。ここでは、仕事を受ける者や過去に成し遂げた任務の報告が行われます。集会所の壁には山賊の誇りである「義」を重んじる誓いの言葉が掲げられており、団員たちが常に心掛けている信条を反映させています。
訓練場（くんれんじょう）
山賊たちは素早い移動や変装術を得意とし、これらのスキルは日々の訓練で磨かれています。訓練場には、様々な地形を模したエリアや、隠密行動の練習ができる道具が揃っています。特に「奇襲」を得意とするため、素早く相手を制圧する技術や、音を立てずに移動する技術が重視されています。隠れる技術や匍匐前進、急襲時の戦術なども学びます。
仕事受付所（しごとうけつけしょ）
山賊たちが依頼を受けるための場所。地元の人々や商人が困り事を解決してほしいと依頼に訪れます。ここでは盗みや略奪は一切行わず、依頼された仕事に対して報酬を得る仕組みとなっています。例えば、盗賊団から村を守る仕事や、困っている農民を助ける仕事などがあり、山賊たちの善行が伝説として語り継がれています。
情報室（じょうほうしつ）
ここでは、山賊たちが得た情報や伝えられた噂を集め、次の仕事に備えます。隠れ里の中でも重要な部屋で、地元の住民から得た情報をもとに、どのような仕事をすべきかが決定されます。広い地図や、エリアごとの詳細な情報が壁に貼られており、次に実行するべき任務の計画が練られます。
変装部屋（へんそうべや）
山賊たちは、変装術に長けており、任務に応じて様々な姿に変装して仕事をこなします。この部屋には様々な衣装や道具が揃っており、団員はここで準備を整え、任務に向かう前に自分を変身させることができます。町の人々に紛れ込んだり、商人や役人になりすますことが可能です。任務ごとに最適な変装を選ぶことが重要です。
回復施設（かいふくしせつ）
戦闘や困難な任務を終えた後、団員たちが傷を癒すための場所。ここでは医術に長けた者たちが傷の手当てを行い、団員たちが休養を取ることができます。山賊たちは、体力を回復させることと、心を落ち着かせることも重要視しており、回復施設はそのために欠かせない場所です。
団員の活動と特徴
義を重んじる団員たち
さんちゃん山賊の団員たちは、盗みを行わず、依頼された仕事を成し遂げることで報酬を得るという信念を持っています。彼らは山賊という枠組みを超えて、一般の人々と協力し合い、義を貫いています。そのため、山賊のイメージとは裏腹に、町や村で頼りにされている存在でもあります。
素早い移動と変装術
団員たちは素早い移動を得意とし、隠密行動や奇襲を得意としています。山の中や狭い道を自在に駆け巡ることができ、逃げる際にも非常に機敏です。変装術は仕事をこなすために不可欠なスキルであり、団員たちは常に変装の技術を磨いています。
依頼される仕事
主に、盗賊団から村や町を守るための護衛や、困っている商人を助ける仕事、道に迷った旅人の案内などを行います。全ての仕事は報酬に見合った正当なものであり、善行が語り継がれることが多いです。時には困っている農民に助け舟を出したり、悪党に立ち向かうこともあります。
都市伝説・噂
「さんちゃん山賊は義賊」
地元では「さんちゃん山賊は義賊だ」と噂されており、盗みを行う山賊ではなく、正義感の強い集団として知られています。困っている人々からは、感謝の言葉をたくさんもらっていると語られています。
「山賊が街で義務を果たす？」
街や村で山賊たちが変装して活動しているという噂があり、実際に山賊たちの姿を見かけた人々からは、彼らが義務感から町の問題を解決してくれているとの証言もあります。

月乃山賊（つきのさんぞく）
「悪の限りを尽くし、他の山賊すら狩る」 月乃山賊は、無法者の集団であり、盗み、略奪、破壊を好む。 彼らは夜に動き、奇襲を得意とする。「闇影忍術（やみかげにんじゅつ）」を使い、相手の気配を察知されぬまま忍び寄り、すべてを奪い去る。 彼らの拠点は「月闇の砦（つきやみのとりで）」と呼ばれ、夜になると山中にその影が浮かび上がるという。
悪に満ちた無法者の集団として、暗闇の中で巧妙に活動する特徴を強調しています。拠点「月闇の砦」や彼らの技術、活動内容に焦点を当てました。
月乃山賊（つきのさんぞく）の概要
場所・立地
月乃山賊の拠点「月闇の砦」は、険しい山中に隠された、暗闇に包まれた場所です。山の頂にそびえ立つ砦は、まるで月明かりの下で闇に溶け込むように浮かび上がり、周囲の森や岩場に紛れ込んでいます。昼間は人々が近づくことすらできませんが、夜になると砦の中から微かな火の灯りが見え、月明かりとともにその影が山々に映し出されるのです。
内部構造と施設
月闇の集会所（つきやみのしゅうかいじょ）
砦の中心にある集会所では、月乃山賊たちが集まり、次の奇襲作戦を立てます。壁には古びた地図や作戦計画が貼られており、集会所内は暗く薄暗いランプの灯りだけが頼りです。集会所の中心には巨大な石のテーブルがあり、山賊たちが囲んで静かに計画を練ります。ここでは「闇影忍術」の使い手たちが指導し、次の標的を決定します。
闇影修練場（やみかげしゅうれんじょう）
「闇影忍術」を極めるための修練場。深い森の中や砦の暗闇を利用して、隠密行動や奇襲技術を磨く訓練が行われます。訓練場には夜間に使う特殊な道具が整備され、山賊たちは月明かりを利用して足音を立てずに移動したり、敵の気配を感じ取る能力を高めたりします。ここで育った者たちは、闇の中で動き回り、どんな敵でもすぐに狩ることができるようになります。
盗品保管室（とうひんほかんしつ）
月乃山賊の特徴である「盗み」「略奪」「破壊」で得た戦利品を保管する部屋。山賊たちは、成功した奇襲の後に奪った財宝や貴重品をここに保管します。部屋の中は無秩序に積み重ねられた金品や武器、アーティファクトなどで満ちており、時折他の山賊団から盗んだ物も含まれます。月乃山賊は、他の山賊団すら狙うことがあるため、ここには数々の「他者から奪った物」が並んでいます。
暗殺道場（あんさつどうじょう）
山賊の中でも特に優れた暗殺者たちが集まる場所で、忍者のように隠密行動を行う技術を鍛えます。ここでは武器を使うだけでなく、徒手空拳での戦い方や、気配を消す技術が重視されます。夜間に活動するための「闇に溶け込む能力」を高める訓練が行われ、隠れる力や相手の隙を突く術が磨かれます。
罠工房（わなこうぼう）
月乃山賊の得意とする「奇襲」に欠かせない罠や仕掛けを作る工房です。ここでは、山賊たちが仕掛ける罠や爆薬、罠を利用した陥穽を製造します。動作が素早く、敵に気づかれずに一瞬で罠にかける技術は、山賊たちにとって重要な戦術です。罠は一度仕掛けると気づかれないことが重要なため、精巧で巧妙に作られています。
月明かりの広場（つきあかりのひろば）
月乃山賊たちが集まる砦の広場で、月明かりに照らされながら集会や儀式が行われます。ここでは時折、他の山賊団から手に入れたものを「戦利品展示」として見せびらかす儀式があり、月乃山賊の力を誇示する場として使われます。闇に包まれた広場では、月の光と影が奇妙に交錯し、妖しい雰囲気を醸し出しています。
団員の活動と特徴
闇影忍術（やみかげにんじゅつ）
月乃山賊の団員たちは、特に「闇影忍術」を使いこなす能力に長けています。この術は、暗闇の中で気配を消し、相手に気づかれずに忍び寄る能力です。足音一つ立てずに移動でき、相手の背後を取ることが得意です。夜の戦闘においては、完全に相手の目を欺くことができ、短時間で致命的な攻撃を加えることが可能です。
奇襲と略奪
月乃山賊は、他の山賊団や村を襲う際に、奇襲をかけることを得意とします。彼らは夜に動き、相手に気づかれることなく近づき、必要な物を一切合財奪い取ります。略奪の際には、敵にひどい苦痛を与えずに迅速に目標を奪い取ることが基本です。無駄な争いを避けることを優先し、相手が反撃できない状態にしてから、物を奪うスタイルです。
他の山賊団の狩り
月乃山賊は、他の山賊団ですら標的にすることがある冷酷な集団です。彼らは他の山賊団の略奪した物や支配する領域を狙い、時には直接その団体を壊滅させることさえあります。自らの力を誇示するため、他の山賊に対しても容赦なく襲い掛かることがあります。
冷酷で無慈悲な性格
月乃山賊の団員たちは、感情をほとんど表に出さず、任務においては極めて冷徹で無慈悲です。彼らは盗みや破壊行為を何のためらいもなく行い、その中で自らの力を誇示することを楽しんでいます。彼らの行動は、すべてが計算され、戦利品を奪うために最小の労力で最大の効果を狙っています。

影縁衆（えんえんしゅう）
かつて影ノ葉城学院で学び、忍びとしての技を極めた者たちがいた。
彼らは影ノ葉城学院を卒業し、それぞれ異なる道を歩んだ。しかし、時が経つにつれ、彼らは再び交わることとなる。
それは、世の裏に潜む陰謀が忍びの世界にも影響を及ぼし始めたからだ。
「影縁衆」と呼ばれる彼らは、表舞台には決して立たない。だが、乱世の均衡を守るため、影から暗躍し、時には敵を討ち、時には情報を操る。
仲間でありながらも、それぞれ異なる信念を持つ者たち——。
概要
影縁衆は、かつて影ノ葉城学院で学んだ忍びたちによって構成される、裏の世界で活動するグループです。彼らは学院を卒業後、それぞれの道を歩みましたが、世の裏に潜む陰謀や、忍びの世界に迫る危機により再び集結します。彼らの目的は、表舞台に立つことではなく、あくまで影からの暗躍を通じて、乱世の均衡を守ることです。
影縁衆は、直接的な戦闘よりも情報戦や陰謀の駆け引きに長け、時には暗殺や策略を駆使して問題を解決します。表向きには正義や秩序を守るために行動しているように見えますが、その実態は常に曖昧であり、彼らの信念や行動には深い矛盾が隠されています。
影縁衆の構成と役割
影縁衆は、各メンバーが異なる技術や信念を持つものの、共通する目的で集まったグループです。彼らの内部には、いくつかの役職や役割が存在し、互いに補完し合っています。
首領（しゅりょう）
- 影縁衆のリーダーであり、最終的な判断を下す存在。目立たず、普段は影から動き、集団を束ねるために必要な指示を出します。首領は、過去に影ノ葉城学院で数々の陰謀に巻き込まれた経験を持ち、その知識と判断力を活かして影縁衆を導いています。信念として「時には犠牲を払ってでも平和を守る」ことを掲げています。
策士（さくし）
- 影縁衆の情報収集と策謀を担当します。巧妙な策略を練り、必要に応じて政治的な駆け引きを行い、時には敵対勢力に工作を仕掛けることもあります。敵の弱点を見抜く能力に長け、仲間に重要な情報を提供することが求められる役職です。策士はまた、影縁衆内の異なる意見を調整する調整役でもあります。
隠者（いんじゃ）
- 戦闘や忍術の使い手としての役割を持つメンバーで、物理的な力よりも忍びの技を駆使して、影から静かに敵を排除します。隠者は目立つことを嫌い、物事を静かに進めることを重視します。戦闘では、毒薬や罠、暗殺術を駆使して敵に接近し、目的を達成します。隠者はグループ内で最も戦闘能力が高い者として、必要な時に出撃します。
調伏師（ちょうふくし）
- 影縁衆の中でも特殊な役割を担い、心理戦や洗脳、心を操る術に長けたメンバーです。調伏師は敵の情報を引き出したり、味方を説得して動かしたりする能力を持っており、その存在は影縁衆の中でも重要な位置を占めています。物理的な戦闘よりも、心理的な圧力や精神的な罠を使って戦います。
監視者（かんししゃ）
- 影縁衆の中で情報収集を専門に行うメンバーです。潜入や偽装、変装に長け、常に敵や協力者の動きを監視し、必要な時に情報を提供します。監視者は、他のメンバーが行動する前に重要な情報を集め、時にはその情報を基に戦術を変更することもあります。彼らは常に冷静沈着で、最適なタイミングで動きます。
影の使徒（かげのしと）
- 影縁衆の中でも最も忠実で忠誠心の強いメンバーです。彼らは首領の命令を忠実に守り、集団の目的のために自己犠牲もいとわない存在です。影の使徒は、危険な任務を引き受けることが多く、時には自らを犠牲にしてでも、グループの目的を達成しようとします。彼らは基本的に目立たず、後ろで動くことが多いです。影縁衆の活動領域
影縁衆は、表舞台に立たないため、主に裏の世界で活動しています。彼らの任務には、情報収集や政治的な駆け引き、暗殺、時には敵対勢力の排除も含まれます。影縁衆が動く場所は、常に闇の中です。彼らはその影の中で、世の均衡を守るために暗躍し、時には大きな陰謀の中で姿を現します。
情報戦
影縁衆は情報戦を得意としており、敵の動きを監視し、機会を伺います。情報を収集し、分析し、敵の秘密を暴露することが彼らの得意分野です。情報操作を通じて、政治や経済の世界に影響を与えます。
暗殺と排除
影縁衆は、特に敵対勢力を排除するための暗殺や奇襲が得意です。暗殺者や隠者の技術を活かし、ターゲットを静かに排除します。これにより、彼らは敵を無力化し、より大きな目標を達成するための準備を整えます。
陰謀と策略
影縁衆は、世の中の裏側で様々な陰謀を操ることを厭わない集団です。時には自らが手を汚し、時には他者を巻き込みながら、世界の均衡を保つために活動します。策士や調伏師はその立場から、他の勢力を操り、必要に応じて情報を流したり、裏で支配したりします。
影縁衆の信念とモットー
影縁衆のモットーは、「影に隠れ、光を守る」。表舞台に立つことなく、背後から物事を動かし、乱世の均衡を守ることが彼らの使命です。彼らの信念は決して明確ではなく、時には矛盾した行動を取ることもありますが、最終的な目的は一貫して「世界の安定を保つ」ことです。

異化術学園（いかじゅつがくえん）
この世界には、「異化術（いかじゅつ）」と呼ばれる禁断の忍術が存在する。
それは人間の肉体や精神を歪ませ、異形へと変化させる術——。
「異化術学園」は、そんな異能を学ぶための学園である。
そこでは常識が通用せず、校舎さえも日ごとに変化する奇怪な空間。
生徒たちは皆、異形の力を持ち、次第にその「異化」が深まっていく。
しかし、この学園には決して明かされることのない「禁室（きんしつ）」が存在する。
そこに足を踏み入れた者は決して戻れない。
概要
異化術学園は、異能の力「異化術」を学ぶために設立された学園で、普通の学園とは一線を画す存在です。異化術は、人間の肉体や精神を歪ませ、異形へと変化させる禁断の忍術であり、この学園ではその力を使いこなすことが目的となっています。しかし、学園内は異化術そのものに影響され、常識が通用しない奇怪な空間と化しており、生徒たちが進む道には多くの危険が潜んでいます。
学園の敷地内では、日々建物や環境が変化し、まるで生き物のようにその形を変えることがあります。外界からは隔絶されており、学園に足を踏み入れた者たちは戻ることができないこともあります。異化術の力に支配されたこの学園で、学び舎としての顔を持ちながらも、裏に秘められた恐ろしい力がうごめいています。
学園の構造と特徴
校舎と施設
- 常に変化する校舎
校舎自体が異化術の影響を受けており、日ごとにその形が変わることがある。廊下の角が曲がりくねっていたり、壁が動くことがあったりと、生徒たちは常に新たな障害や驚きに直面する。もはや学園の校舎には、"決まった形"が存在せず、その全貌を理解することは不可能に近い。
- 異化研究室
異化術を学ぶための専門施設。研究室では、異化術の実践を行い、肉体や精神をどう変化させるかを深く探求します。しかし、術の使いすぎや不完全な実験が行われると、恐ろしい結果が生まれ、研究室が事故を起こすこともしばしばです。
禁室（きんしつ）
- 学園内に存在する、立ち入り禁止の部屋。この部屋に関しては誰も語らないが、生徒の間では恐れられており、伝説のような存在となっている。ここに足を踏み入れる者は決して戻らず、その正体や中で何が起こっているのかは明かされることはない。禁室の中には、異化術の最終段階が存在し、その力を暴走させてしまう者も多いと噂されている。
異化庭園
- 校舎外に広がる庭園。見た目は一見普通の庭に見えるが、異化術の影響で生育する植物や動物たちは、常識では考えられないほど奇怪な姿をしている。例えば、花が人の顔のような形をしていたり、動物が異形の姿に変化しているなど、現実を超越した存在が生きている。学園の生徒たちは、この庭園の中で実習を行うことが多く、異化術を使いこなすための訓練が行われる場所でもあります。
生徒とその特徴
異形化の進行
- 生徒たちは入学と同時に異化術を学び始めますが、次第にその「異化」が体と心に深刻な変化をもたらします。最初は軽い変化から始まり、次第に体の一部が異形化し、最終的には完全に異形の姿になることも。異化の進行具合は人それぞれであり、強力な術を使いこなす者ほどその異形化が進みます。
- 異形化が進行すると、心の変化も生じ、人間らしい感情や理性を失うことがあり、同じクラスメイトであっても何が正しいのか分からない状態に陥ることがあります。
異化術を学ぶ目的
- 生徒たちの多くは、異化術を学ぶことで「力を得る」ことを目的としている。しかし、学園の教育方針に従って異化術を使いこなすことができるようになっても、最終的にはその力に呑み込まれ、異形へと変わり果ててしまう可能性が高い。力を手に入れた者たちがどれだけその力を制御できるかが、学園内での成功と破滅を分ける要因となっています。
学園内のルールと教育方針
常識の無視と自由
- 異化術学園では、常識が通用しない。生徒たちは自由に異化術を使うことが許されており、学内ではその力を使いこなすことが求められます。学園内では「禁じられた術」を使うことがなく、術を使う範囲はあくまで学内での教育のために限定されていますが、それでも自由度が高いため、学生同士の争いや不正が横行することもあります。
異化の制御と実験
- 教員たちは、異化術を使う生徒たちの進行を監視し、時折その進行具合をチェックします。異化術が強くなるほど、制御が難しくなるため、実験や儀式を通じて異化の進行を安定させようとする試みが行われています。しかし、その実験には危険が伴い、失敗した場合には恐ろしい結果が待ち受けています。
学園内の謎と恐怖
禁室の秘密
- 禁室の内部には、異化術の元凶となった秘密が隠されているとされ、学園の創設者が残した手記や記録によってその恐ろしい正体が示唆されています。禁室に足を踏み入れた者は二度と戻らず、その中で何が行われているのかは完全に封印されており、生徒たちは絶対にその部屋に近づかないように警告されます。けれども、好奇心や異化術の力に魅了された者たちは、禁室の扉を開けようと試みることがあります。
異化術の制御
- すべての異化術は、極限の力を持ち、その使用には非常に危険が伴います。使用者が力を過信し、制御を失うことで、異化が暴走し、人格や精神が歪むことがあります。これが最も恐ろしいことであり、学園内で時折起こる悲劇の元凶です。
異化術学園は、力と異形が交錯する恐ろしい学び舎であり、学園に通う生徒たちはその力を制御できるか、あるいは異形に飲み込まれてしまうかの運命にかかっています。

鴉宮と神光寺 〜黒と白の天狗譚〜
この世には、「天狗」と呼ばれる者たちがいる。
彼らは人ならざる力を持ち、空を駆け、大地を踏みしめ、剣を振るう者たち——。
闇に生きる「鴉天狗」こと鴉宮（からすみや）と、誇り高き「天狗侍」こと神光寺（しんこうじ）。
二人は正反対の生き方をしながらも、奇妙な縁で結ばれた相棒である。
「影に生きる者」と「光に生きる者」。
その信念は決して交わらない。
それでも彼らは共に旅をし、数々の強敵と戦いながら、この世の真実を知ることになる——。
ペア名：
天狗の双翼（てんぐのそうよく）
概要
「天狗の双翼」は、二人の天狗、鴉天狗（からすてんぐ）の鴉宮（からすみや）と、天狗侍（てんぐざむらい）の神光寺（しんこうじ）が結成した、正反対の信念を持つが、互いに尊重し合うことで成り立っている特殊なグループです。異なる生き様、価値観、そして戦い方を持つ二人が、意図せず共に行動し、旅をする中で強敵との戦いを繰り広げながら、この世に隠された「真実」を求めていく物語が展開します。
鴉宮（からすみや） - 鴉天狗
- 特徴: 鴉宮は「鴉天狗」と呼ばれる、闇に生きる者。無慈悲で冷徹な性格をしており、感情を表に出すことは少ないが、内心では孤独と戦っている。普段は黒い羽根を持つ異形の天狗として、影の中を静かに動き回る。敵を殺す際には容赦なく、闇の中で計画的に行動する。
- 信念: 「闇に生き、闇の中でこそ真実を見つける」
- 武器: 大きな影刃（かげやいば）という黒い剣。刀身に暗黒の気が宿り、相手の心を読んでから攻撃を仕掛ける能力を持つ。剣を使った戦闘を得意とし、また影を操る術を使うことができる。
- 役割: 影から攻撃を仕掛け、情報収集や奇襲を行う役割。冷徹に動き、感情を交えずに戦う。騙しや策略を使って敵を陥れるのが得意。
神光寺（しんこうじ） - 天狗侍
- 特徴: 神光寺は「天狗侍」と呼ばれる、光に生きる者。誇り高く、義を重んじ、武士道を忠実に守る。常に姿勢を正し、自己を誇り高く保っているが、内心では過去の出来事に囚われ、守るべきものと戦うことに葛藤している。天狗としての力を誇りに思い、戦いの中でも信念を曲げない。
- 信念: 「光に生き、真実のために戦う」
- 武器: 神光剣（しんこうけん）という、光り輝く白い剣。これを使うことで敵の攻撃を防ぎつつ、力強く反撃を行う。また、天狗の力を使い空を駆けることができ、非常に俊敏な戦い方をする。空中戦でも地上戦でもその力を発揮する。
- 役割: 前線で戦い、物理的な強さを発揮する。直接的な戦闘では常に先頭に立ち、部隊の士気を上げる役割を持つ。
起源と縁
鴉宮と神光寺は、かつて異なる立場で天狗としての道を歩んでいたが、ある出来事をきっかけに出会う。鴉宮は過去に光の勢力によって裏切られ、闇の中で生きることを決意した一方、神光寺は正義感と武士道を貫く者として、義を重んじて戦い続けていた。ある事件で両者は互いに衝突するが、最終的には共に戦うことになり、互いの強さを認め合うようになる。
その後、二人は共に旅をし、時には協力し、時には衝突しながらも「真実」を探し求めていくこととなる。二人が出会ったことで、それぞれの信念が交錯し、一緒に行動することで互いの成長を促している。
相反する信念と協力
鴉宮は暗い陰謀や秘密を解き明かそうとし、神光寺は光をもってその道を切り開く。互いに違う目的や信念を持ちながらも、共に行動することで何度も強敵を打ち倒してきた。彼らの間には深い友情や絆もあるが、互いに信念が違うため、時折意見がぶつかり合うこともある。しかし、それを乗り越えた先にある「真実」を求めて、二人は進んでいく。
役割分担と戦闘スタイル
鴉宮は、影のように静かに戦い、奇襲や罠を得意とする。彼は戦闘中、暗闇や隠れる場所から一撃を加え、相手の隙を突いて倒すことが多い。そのため、単独での戦闘や、情報収集、敵の策略を崩すことが得意。仲間を守るためには時に犠牲を厭わない。
神光寺は、どんな状況でも前線に立ち、最も力強い攻撃を繰り出す。彼の戦い方は、剣術において光を使う技術や、空中戦を得意とする俊敏さに基づいている。彼は仲間を守るために戦うことを最優先にし、常に相手に対して正義をもって戦う。
関係性
信頼と理解
鴉宮と神光寺は、互いの信念に対して最初は反発を感じていたが、時間をかけて信頼関係を築いていく。鴉宮は神光寺の正義感と戦闘力を尊敬しており、神光寺は鴉宮の冷静さと戦略的な頭脳を高く評価している。
衝突と葛藤
時折、二人は互いの信念に疑念を抱くことがある。鴉宮が手段を選ばない際に、神光寺はその方法に疑問を感じることがあり、逆に神光寺の義理堅さに対して鴉宮は過剰だと感じることもある。しかし、その葛藤が次第に互いを補完し合う形になり、二人はより強く、より賢くなる。
目的と未来
「天狗の双翼」としての旅は、最終的に「真実」を知ることが目的となっている。その真実が何かは分かっていないが、二人の信念が交錯し合うことで、この世界の裏に隠された「真実」を解き明かすことを目指していく。

鬼羅族
大陸の果てに、決して人が踏み入れてはならない場所がある。
そこは、「鬼羅族（きらぞく）」と呼ばれる鬼たちが集う地。
その中心にそびえ立つのが、「羅鬼城（らきじょう）」——鬼たちの王が住まう城である。
鬼たちの世界は単純だ。「力こそすべて」。
戦いの先に待つのは、覇権か、滅びか。
「羅鬼城（らきじょう）」詳細
城の概要
羅鬼城は、大陸の果てに位置する、鬼たちの集う地にそびえ立つ巨大な城であり、鬼羅族の支配の象徴です。鬼羅族の王、すなわち「鬼王」が住まうこの城は、永遠に続く戦争と争いを象徴する場所です。周囲には鬼たちが恐れ、従う権力者たちが集まり、戦いによって強さを証明した者たちのみがこの地に生きる資格を持つとされています。
羅鬼城内には、鬼たちが誇る戦闘力が集結しており、力の法則が支配する荒々しい世界が広がっています。城は絶え間ない戦闘と絶望的な競争に満ちており、王座の上に君臨するのは、ただ一人、最強の鬼だけです。
城の構造
鬼王の間
- 羅鬼城の最深部に位置するこの部屋は、鬼王が絶対的な権力を振るう場所です。周囲は鬼羅族の古代の神々や先代の鬼王たちの彫像で飾られ、霊的な力が漂っています。王座は中央に位置し、無数の死者の魂がその周囲を取り囲んでいます。この部屋は一度座った者が死ぬまでその位置を譲らないという呪いがかけられています。
戦闘の広間
- 城内で最も広い部屋で、常に戦闘が繰り広げられる場所です。ここでは鬼たちが日々戦い、力を証明するために他の鬼と戦います。この場所で勝利した者は、次の「鬼王」を決める儀式に参加する資格を得ることができます。戦闘の広間は、破壊的な力が渦巻いており、床や壁が血で染まることは日常茶飯事です。
血の廊下
- 鬼羅城の通路は、過去の戦いで倒された鬼たちの血で赤く染まっていると伝えられています。この廊下は、城内の他の場所へと続いており、時には「血の試練」と呼ばれる試練が行われ、参加者は死を覚悟しながら進むことになります。血の廊下は、鬼たちが力を誇示する場であり、通り抜ける者はその力を証明しなければならない。
無窮の庭
- 羅鬼城の外には、無窮の庭と呼ばれる広大な空間があります。ここは鬼たちの戦闘訓練場として使用され、鬼羅族の最高戦士たちが集まって訓練を行います。庭は無限に広がっており、勝者は相手を圧倒して、次の戦いに挑むことができます。ここでは昼夜を問わず戦闘が行われ、地面は傷だらけで不気味なほど荒れ果てています。
鬼の墓所
- 羅鬼城の地下に広がる墓所は、過去に倒された鬼たちの墓が並ぶ場所です。ここでは、死者の魂が鬼王に仕え、次の戦いに参加するために復活する儀式が行われることもあります。墓所は不気味で恐ろしい雰囲気に包まれており、鬼たちの怒りが充満しています。この場所には、かつての鬼王や重要な戦士たちの遺骨が安置されており、墓所の奥には無数の罠や障害物が仕掛けられています。
城の特殊な特徴
力の法則
- 羅鬼城の中では、「力こそすべて」という法則が支配しています。鬼たちは生きるために戦い続け、敗北すれば死を迎えます。勝者は名誉を得、戦いの中での強さが最も重要視されます。弱者は容赦なく排除され、力を示せなければこの地に生きることは許されません。
鬼の魂の契約
- 鬼羅族の戦士たちは、強さを追い求めるあまり、魂を契約することが一般的です。強力な魂を契約することで力を増幅させることができ、契約を結んだ鬼はさらに強くなる。しかし、契約を結んだ者はその魂に縛られ、契約が切れることはほとんどありません。魂の契約を結ぶことは、強さの証ともされ、契約を結んでいない者は力不足と見なされることがあります。
血の儀式
- 羅鬼城では定期的に「血の儀式」と呼ばれる祭事が行われます。これは、鬼羅族の力の源である「血」を供物として捧げる儀式で、鬼王がその儀式の中で最も強力な力を引き出すとされています。儀式では多くの鬼たちが一堂に会し、血を捧げることで力を強化するための魔術が行われます。
不死の戦士
- 鬼羅族は「不死の戦士」を作り出すことができる特殊な技術を持っています。これにより、死んだ鬼を蘇らせて、再び戦闘に投入することができます。しかし、復活した戦士たちはしばしば魂を失い、暴走することもあります。そのため、復活した鬼は非常に危険な存在であり、鬼王の命令でのみ操縦可能です。
城の役割と目的
覇権を巡る争い
羅鬼城の目的は単純であり、すべては「覇権」のための戦いです。鬼羅族の頂点に立つことを目指して、無数の鬼たちが戦い続け、力の頂点に君臨することを夢見ています。その戦いが絶え間ない中、死者も蘇り、次々と戦闘が繰り広げられることになります。
滅びの予兆
羅鬼城内で起こる戦闘の多くは、もはやただの戦争ではなく、鬼羅族全体を滅ぼすかもしれない大きな混乱の予兆とされています。勝者が王となり、また新たな戦いが始まる。最終的にこの戦いが終結する時、羅鬼城自体がどうなるかは誰にも分かりません。

影ノ葉城学院（かげのはじょうがくいん）
遥か昔、「影ノ葉流」と呼ばれる忍術の流派を継承する者たちが建てた城。影のように気配を消し、葉のように風に乗る者こそ真の忍びであるという理念をもとに、忍者、武士、山賊、様々な戦士たちが集い学ぶ学院となった。
表門：「無影門（むえいもん）」
→ 普通の門に見えるが、特定の手順でしか開かない仕掛けがある。忍びの試練として新入生は入門時にこの門を突破する必要がある。
本丸：「天影の間（てんえいのま）」
→ 学校の中心となる建物で、戦略や忍術の講義が行われる大広間がある。天井には隠し通路が張り巡らされ、試験や訓練の際に活用される。
忍習の塔（しのびならいのとう）
→ 基礎修行を行うための塔。壁を走る、天井に張り付く、暗闇での移動術など、忍者の基本動作を習得する場。
影葉の庭（かげばのにわ）
→ 校庭にあたる場所で、自然を利用した訓練が行われる。風の流れや木々の影を読んで敵の位置を察知する技術を鍛える。
食堂：「隠れ茶屋（かくれぢゃや）」
→ 一見、普通の食堂だが、裏には隠し通路があり、食材も時には自ら調達する忍びの鍛錬が含まれる。特製「忍者団子」が名物。
暗道（あんどう）
→ 地下には秘密の抜け道が張り巡らされており、試験や戦闘時に利用される。
秘伝書庫（ひでんしょこ）
→ 影ノ葉流の忍術や戦術の書物が収められた場所。許可された者しか立ち入れない。
学べること
忍術（体術、気配消し、変装、薬草学）
武術（剣術、弓術、槍術、手裏剣投げ）
心理戦（嘘を見破る、情報戦の技術）
サバイバル技術（野営、罠作り、潜伏）
山賊戦術（ゲリラ戦法、攪乱戦術）

ELDIA RECORD
幻想世界と伝説を繋ぐ命の宿った人型の「モノ」達の活躍する作品のブランド

シンボリックス（記号）
言葉では語れない想いを「記号」で伝える存在たち。神秘的な力で、情報や感情を記録・変換する。



クアッドスプライト（精霊）
四大元素（火・水・風・土）を司る精霊たち。自然界のバランスを守る役目を担う。



メロディアスギア（音楽ジャンル）
様々な音楽ジャンルの擬人化キャラたち。ロックやジャズ、クラシックなど、それぞれの音で世界に彩りを与える。



ストリメンターズ（ドラマジャンル）
サスペンス、恋愛、コメディ…ドラマのテーマごとに生まれたキャラたち。感情のストーリーを織りなす語り手。



ノヴェリストリー（小説ジャンル）
ミステリー、ファンタジー、SFなど、物語の世界を体現するキャラたち。本の中から飛び出したような存在。


クラシカルアーツ（芸術ジャンル）
絵画・彫刻・建築・演劇など、古典芸術の魂を宿すキャラクターたち。美を追い求める気高き存在。



リズムアスリーターズ（ダンスジャンル）
ヒップホップ、バレエ、ブレイクダンスなど、様々なダンススタイルの力で戦うアスリート型キャラ集団。



マテマティカス（数学記号）
数式に命を吹き込まれた存在たち。論理と思考の魔術師として、秩序を守る知性の守護者。



クレッシェンドリンクス（音楽記号）
フォルテやピアノ、クレッシェンドなどの音楽記号が具現化したキャラたち。音の強弱で戦うリズムの素。



クローバーナイン（トランプ）
トランプのスートや数字に由来するキャラたち。運命と駆け引きの世界に生きる、策略家の集団。



悪の七兄弟（七つの大罪）
傲慢・嫉妬・憤怒など、七つの大罪を象徴する兄弟たち。世界に混沌と欲望を撒き散らす存在。

アニムンズ（動物）
哺乳類を中心に、野性の本能と人の心を併せ持つキャラクター群。種を越えて協力し合う、生命の象徴。



フェザーエターナル（鳥類）
空を駆ける翼の使者たち。風や空、自由を象徴し、神秘的な伝承を背負う鳥類型キャラの集団。



ルシフェリオン（悪魔）
堕天の存在として闇に君臨するキャラたち。強大な力と葛藤を抱える、魅惑的で危険な悪魔の一族。



セラフィクターズ（天使）
光と秩序を守る天界の戦士たち。慈愛と正義を胸に、世界を見守る純白の加護者たち。



ステーショナリウム（文房具）
ペン、消しゴム、定規など、文房具が擬人化されたキャラたち。創造と記録の力で知識を支える。



パレッツワールド（色彩）
色そのものに意志が宿った存在たち。感情や季節、温度を操るカラフルなキャラクター集団。



アームズコレクターズ（武器）
剣や銃、弓など、あらゆる武器が人の姿を得た者たち。戦いの美学を追求する戦士の集団。



クアドラ（四季）
春・夏・秋・冬の四季を司る。時の移ろいと自然の流れを表す、季節の化身たち。



テンペストリア（天気）
雨、晴れ、雷、霧…あらゆる天気が擬人化されたキャラたち。感情の揺れや自然現象をその身に宿す気象の精霊。



ジュエリオス！（宝石）
宝石の煌めきをまとったキャラたち。美しさと硬さを併せ持ち、運命や願いを託される存在。



シグナルティア（看板）
標識や看板の役割を持つキャラたち。道しるべとして人々を導いたり、警告したりするサインの化身



クロノスペクトラ（時間）
過去・現在・未来を巡る時間の番人たち。時の流れを守り、因果律を正す使命を帯びた存在。



メカニッカーズ（乗り物）
電車、車、飛行機など様々な乗り物がキャラ化した集団。スピードと機能美を武器に、世界を駆け巡る。



ゾディアック・セレスティア（星座）
12星座＋αの神秘を体現するキャラクターたち。夜空を司り、運命や性格に影響を与える星の守護者。



エモーションズ（感情）
喜怒哀楽をはじめとする様々な感情が擬人化された存在たち。心の奥に潜み、人の行動や運命を左右する。



グリムテイルズ（童話）
グリム童話や昔話の要素を受け継いだキャラたち。おとぎ話の世界から抜け出して現れた幻想の住人。



ジ・アイセリオン（神）
創造・破壊・秩序・混沌など、神々の概念を体現するキャラたち。人智を超えた存在として君臨する。



エセリアルーズ（元素）
酸素、水素、二酸化炭素をはじめ、様々な化学元素が人格を持った存在たち。世界の構造そのものを担う。



コード：デルタラムダ（理科）
物理・化学・生物・地学など、理科の分野を司るキャラたち。学問の力で真理に迫る、知の探求者集団。



ミラーアルカディア（白黒）
光と影、白と黒という二面性をテーマにしたキャラたち。対極にして共存する、鏡写しの幻想世界。



ペダルソフィア（花）
様々な花をモチーフにしたキャラクターたち。花言葉や開花時期にちなんだ性格や能力を持つ、美と儚さの象徴。



フォリアンズ（草）
草をテーマにした自然派キャラたち。地を這い、茂り、時に人の癒しとなる、静かな生命の象徴。



アルボノス（木）
樹木をモチーフにしたキャラたち。年輪のように知識と記憶を重ね、大地と共に生きる精霊たち。



ベジテラナイト（果実・キノコ）
フルーツやキノコをモチーフにしたキャラたち。甘く瑞々しい存在もいれば、毒を秘めた者もいる自然のグルメ戦士。



イル・サングロッソ（マフィア）
イタリアンテイストな闇社会の住人たち。義理と掟に生きる、スタイリッシュで危険なマフィア集団。



カッシーズ（菓子）
チョコやキャンディ、ケーキなどのお菓子がキャラになった存在たち。甘くて可愛い、でもちょっぴりクセがあるメンバーが勢揃い。



ダイノドミニオン（恐竜）
古代の覇者・恐竜たちが擬人化されたキャラクター群。太古の力を現代に蘇らせた本能と勇気の戦士たち。



オーシャンズ（海洋生物）
魚類や深海生物、貝、クラゲなど海の仲間たち。神秘と冒険に満ちた、広大な海の住人たち。



フェノミノーツ（自然現象）
オーロラ、雷、台風など自然界の奇跡がキャラクターに。荒ぶる力も穏やかな現象も、美しき地球の演出家たち。



ストラクチュアーズ（建物）
神殿、塔、城、家などあらゆる建造物が擬人化。住まいの象徴だけでなく、その場所に宿る歴史や役割を背負う。



インナービジョンズ（感覚）
五感＋第六感をモチーフにしたキャラたち。視覚・聴覚・触覚などの“感じる”力が人の本質を映し出す。



フェアリーズ（マスコット）
ちびキャラ・小動物風のようなかわいい存在たち。癒し系・サポート系が多く、主役たちを陰から支える小さなキャラクター達。



ハチュール（爬虫類）
ヘビ、トカゲ、ワニなどの爬虫類をモデルにしたキャラたち。独特の美しさと冷静な知性が光る存在。



ドッグ・ワン（犬）
様々な犬種をモチーフにしたキャラたち。忠誠心・社交性・可愛さを備えた、人間の最高の相棒たち。



キャッツナイト（猫）
猫のように気まぐれでミステリアスなキャラクター集団。優雅でツンデレ、でもとっても魅力的！



グロリア・ソヴリン（国）
世界各国を擬人化したキャラたち。文化・歴史・思想を背負いながら、自国の誇りを胸に生きる代表者たち。



マイクロバース（微生物）
細菌・ウイルス・菌類など、目に見えないミクロの存在をキャラ化。人知れず生きる、極小のパワフル生命体。



時巡ノ継（軍隊）
時代を超えて集結した歴史的な兵士や軍人たち。戦乱の記憶と戦術を受け継ぎ、次なる時代を守る運命の継承者。



シンギュラ・キューブ（将棋）
将棋の駒たちが擬人化された、盤上の頭脳戦士たち。王将、飛車、角行、歩兵など、それぞれの役割と戦略を背負い、静かな戦場で一手を競い合う。



ノクターン・キングダム（チェス）
白と黒の陣営に分かれたチェスの化身たちが織りなす、美しくも冷徹な騎士道劇。キング、クイーン、ビショップ、ルーク、ナイトなどが貴族や戦士の姿で登場。



デンキクラフト（家電）
家庭に息づく家電たちが人型のキャラクターに。掃除機は元気っ子、冷蔵庫はクール系、洗濯機は回転系キャラ!? 日常を支える便利でパワフルな仲間たち。



スクラメンタルズ（教科）
国語・数学・理科・社会・英語など、主要教科が先生風キャラに！　それぞれの教科の特性を生かし、生徒たちに知識と挑戦を与える学園系グループ。



ワークアライザーズ（職業）
　多様な職業が擬人化したキャラ集団。警察官、医者、大工、パイロット、料理人など、みんな自分の仕事に誇りを持つ“働く魂”の戦士たち！

アフリクションブリザード（Affliction Blizzard）（病気）
遥か未来。世界は、「心と体の病」が具現化し、人の姿を取って歩き出す異常事態―
病気たちは、災厄か、それとも救いか？
人間に恨みを持つもの、寄り添うもの、自らの存在に悩むもの――
それぞれの“病魔”が、人類との対話と闘争を繰り広げながら、自分自身の存在理由を探していく。
「私たちは“悪”なのか？ それとも“必要”なのか？」
これは、“病”に名前が与えられた者たちの、生き様の物語。

SHIGURE STUDIO
「和」をメインにした時代・歴史系ブランド
・ChronoBoys（クロノボーイズ）

『ほらあな☆ハンターズ！』
旧石器時代
ストーリー：洞窟に住む少年ハンターたちが、狩りと火起こし、未知なる巨大獣に挑む冒険ファンタジー。石器を駆使したバトル＆友情！

『じょうもん☆スピリット！』
縄文時代
ストーリー：自然と共に生きる少年たちが、精霊や動物と心を通わせ、村を守るスピリチュアル冒険！縄文土器に宿る不思議な力とは？

『イネバト！～弥生防衛戦～』
弥生時代
ストーリー：稲作文化を狙う謎の集団から村を守れ！少年たちは「田んぼの術」を武器に、敵と戦う農業×バトル物語！

『コフーン・クラッシュ！』
古墳時代
ストーリー：巨大古墳を巡る王族と少年守護者たちの戦い！

『アスカノア！～改新バトル～』
飛鳥時代
ストーリー：改革の時代、神の声を聞く少年が、時の権力者に立ち向かう。飛鳥の神秘と陰謀を解くヒストリカルバトル！

『ナラまちミラクル☆伝』
奈良時代
ストーリー：少年と仏像が心を通わせる！？大仏を守る少年たちの、仏教×怪異退治の神秘アクション！

『ヘイアン☆まじかる！』
平安時代
ストーリー：陰陽師を目指す少年が、都に潜む妖怪と戦う平安マジカルバトル。和風呪文や式神も活躍！

『鎌学！〜幕府学園』
鎌倉時代
ストーリー：源氏の子孫が集まる「鎌学」で、将軍候補生たちがぶつかり合う！？学園×武士道×ドタバタコメディ。

『サンボククロニクル』
南北朝時代
ストーリー：分裂した王家と影の忍たちの戦い。絆と裏切りの果てに待つ「統一の鍵」とは…？戦国より少し早い時代劇アクション！

『てんかスパーク！！』
安土桃山時代
ストーリー：織田・豊臣・徳川の「天才学生」たちが競い合うバトル学園アクション！天下統一をかけたド派手な頭脳戦がはじまる！

『メイジック☆メカニカ』
明治時代
ストーリー：文明開化の影で、魔術と科学が融合！？近代化の波に乗る少年発明家が、新たな未来を創るメカ×魔法冒険譚！

『大正サイケノスタルジア』
大正時代
ストーリー：怪異が見える少年と、「失われた記憶」を求める幻想探偵奇譚。大正浪漫×怪異×サスペンス。

『ショウワ電光少年団』
昭和時代
ストーリー：戦前戦後の日本、未来を信じる少年たちが科学と友情で困難を乗り越える感動×ヒーローアクション！

『HEI★DIVE』
平成時代
ストーリー：平成という時代の記憶がデータ化された！？高校生たちが「平成データ世界」にダイブして過去を修正するSFアクション。

『REI-WORLD:データの神子たち』
令和時代
ストーリー：情報社会の中で、電子の神子と呼ばれる少年たちがサイバー空間で戦う、新時代の電脳ファンタジー！

NOCTURNAL ARTS
闇と恐怖を描くホラー系ブランド

『化呪伝説（けのろでんせつ）』

都市伝説、怪異、そして“化けた”真実──
現代に潜む謎の現象。その正体は、すべてイケメンだった！？
怪異たちが人の姿で現れ、謎を追う少年と出会うホラー×ミステリー。
恐怖と美しさが交錯する、“怪異男子”たちの伝奇譚、開幕



NEO SLASH
青春を刻むスポーツ系ブランド

『エリートマスター』

人間の限界を超えた「AIエリート」たちが支配するバスケ界。
そんな時代に挑む、"凡人"高校生たちの革命が始まる──！
テクノロジーとスポーツの未来を描く、熱血AIバスケストーリー！



『フリークス・アスリート』

“特殊能力”を持つ選手たちが活躍するスポーツ界。
普通の選手では届かない領域へ──「超感覚スポーツ」の世界で、異常な能力を持つ青年が伝説を作り上げる。
だがその力には代償がある。彼はその代償を払う覚悟を決め、試練に挑んでいく。



『ストライク・エリート』

次世代の選手たちが戦う、スピードと反射神経が命のエリートリーグ。
高度な訓練を受けた“エリート”たちが集う世界で、目立つ存在になった新星選手が成り上がる！
競技は過酷で、勝者のみが栄光を手にする。
仲間との絆、勝利のために必要なものとは──？





OVERCODE
人工知能・テクノロジー等の葛藤を描くSFブランド

『ロスト・オデッセイ』

未来の世界、失われた歴史と消えた技術。
それらを取り戻すために、ひとりのエンジニアが時空を超えた冒険を繰り広げる。
世界を再建するためには、過去の技術を取り戻すだけでは足りない。
その“真実”を探し、数千年を超えた冒険に出発する物語。

FRICKERS
笑い、狂気、自由の弾けるカートゥーン系ブランド

『もちとにゃんこ』

もちもちにゃんこ、ふんわり大暴れ！？
ある日、一匹の猫は“もち”になった。
ゆるくて甘い、でもどこかじんわりする
餅と猫のほっこりもちもちライフ♪



『でび〜ず！』

ちっちゃくて、ふわふわで、でもちょっぴりあくま。
そんな“でび〜ず”たちは、今日も元気にトラブルまみれ！？
ゆるかわ悪魔獣たちの日常を描く、癒しとハプニングのモフモフコメディ♪



『フラグメンツ（FRAGMENTS）』

これは、“かけら”が出会い、世界が変わる物語。
異なる世界線、異なる価値観──それぞれのキャラが交錯するクロス・ユニバース。
戦う者、笑う者、泣く者、それぞれの“欠片”が紡ぐ絆と衝突。
無数の世界を結ぶ、多元ストーリー・プロジェクト！



『AKM魔界族』

人間界とは別に存在する“魔界”──そこに生きる者たちは、誰よりも個性と力を誇っていた。
血筋、裏切り、契約、そして進化。
闇を生き抜く魔族たちの、愛と戦いのダークファンタジー！



キミソウ-KIMISOU-
作者の実体験から作られた作品のブランド

『ここにいても良いですか』

「暴力」と言う名の躾と差別の中で始まった人生。誰にも助けてもらえず、我慢する日々。それでも「生きたい」から生きることを選び続けた小さな心の叫びと祈り。あなたに私の声が届いていますか─

「透明な教室」

話しかけられる事も、存在を認められる事もなかった学校生活。偏見や差別、いじめの中で「普通」に笑う事もわからなくなっていった。苦しかった日々に誰かの言葉が、行動が、少しずつ光の方へ導いてくれた”ぼくの証明”物語。

「走れなかったぼくを先輩が押した」

緊張、孤独、劣等感…居場所が無かった部活動。そんな中「先輩」が優しく手を差し伸べてくれた。どんな時も一緒に行動してくれた。これはぼくの「青春の記録」。

ネイクロ文学
学園・青春・日常系の作品のブランド

・『黒い先導者（くろいせんどうしゃ）』

闇の中を歩む者──その背に、誰もが希望を見た。
荒廃した世界、欺き合う人間たち。
正義も悪も塗り潰された世界で、“黒き者”はなぜ人を導くのか？
救いなき時代に現れた、唯一無二の“導き手”の物語。
闇を知る者だけが、光を照らせる──。



・『残酷な世界に音を』

世界が壊れたその日、人々は“音”を失った。
感情を封じられた都市で、ひとりの少年が奏でる“音楽”は、希望か、それとも罪か。
音を禁じる世界で、音楽を取り戻すために戦う若者たちの、切なくも美しい反逆のシンフォニー。
その旋律が、心を震わせる──。



からす文庫
『幽霊交通（ファントム・トランジット）』
ジャンル：幽霊×公共交通×日常バトル
ストーリー：死後の魂が「電車」に乗って次の世界へ旅立つ現代。だが、成仏できない霊が「暴走列車」と化し、現世に災いをもたらす。
特別な駅員「霊運士（れいうんし）」となった少年が、霊たちの未練を解き放ち、終点へ導く戦いが始まる。
組織・グループ名解説
冥運省（めいうんしょう）幽霊列車と死者の交通を管理する国家機関。表向きは存在しない“隠れ省庁”。
幽交局（ゆうこうきょく）「幽霊交通局」。冥運省の現場部隊。霊運士（れいうんし）が所属し、暴走霊列車の鎮圧や霊の誘導を担当。
乗り過ごしの会（ノーモラル）迷える霊たちの反抗組織。あえて現世に残り続け、未練をぶつけてくる過激派亡霊集団。
終着の番人（ファイナルガード）霊界の最果てにいる存在たち。列車の「終点」にいるという伝説の監視者。

登場組織別・キャラ設定集（男性）
冥運省（めいうんしょう）｜霊魂運行の最高行政機関
1. 大黒　識真（おおぐろ しきま）
・役職：長官
・特徴：無表情で合理主義。すべての霊の「流れ」を読む男。
・能力：「魂路識読（コンパスゲイザー）」：幽霊の行先と未練を視覚化できる。

🚆幽交局（ゆうこうきょく）｜霊列車の運行・警備部隊
2. 早瀬　夜斬（はやせ よざん）
・役職：霊運士（エリート運転士）
・特徴：クールな現場指揮官タイプ。寡黙だが霊列車の扱いは超一流。
・能力：「亡者疾走（デッドラッシュ）」：霊列車を加速させ、異界へ一時突入できる。
3. 那智　鳴護（なち なるもり）
・役職：車内警備主任
・特徴：厳格な性格で規律重視、霊との戦闘もこなす。
・能力：「結界指令」：車両内に霊封じの結界を瞬時に張れる。

🔧鎮霊整備部｜霊具・霊列車のメンテナンス担当
4. 志築　機人（しづき きと）
・役職：主任整備士
・特徴：いつも無骨で油まみれだが、霊具の扱いに関しては天才的。
・能力：「霊道解析」：霊の気配や機器の霊障を修復・変換する。
5. 百々地　凌火（ももじ りょうか）
・役職：設計技術者（若手）
・特徴：明るく元気な天才発明少年。口数多いが誰より現場を大事にする。
・能力：「霊電融合」：機械と霊気を融合させる独自の技術を持つ。

☠️乗り過ごしの会（ノーモラル）｜現世残留派の過激派幽霊
6. 狐里　虚幻（こり きょげん）
・役職：代表
・特徴：狐面のカリスマ。常に煙に巻くような言動をする策略家。
・能力：「幻界車両」：霊列車の偽装・幻影を生み出す異能。
7. 鳴沢　終（なるさわ つい）
・役職：実行部隊長
・特徴：復讐に燃える元人間。戦闘狂で残留霊の象徴的存在。
・能力：「断念衝動」：敵の未練を呼び起こし、錯乱させる。

🌫放魂旅団｜成仏を拒否し旅を続ける自由な霊たち
8. 宿木　優遠（やどりぎ ゆうと）
・役職：旅団の語り部・案内人
・特徴：常に朗らかで人当たりもよく、霊たちの心の支え。
・能力：「追憶航路」：霊が忘れかけた記憶を語ることで浄化できる。

🗝終着の番人（ファイナルガード）｜最終駅の門番（伝説の存在）
9. 烏間　零（からすま れい）
・役職：門番（孤高の存在）
・特徴：静寂の中に佇む、時間の外に生きるような存在。
・能力：「終霊封鍵」：霊が最終的にたどり着く「浄界」の門を開閉する力。



『ゼログラフ計画』
ジャンル：写真×近未来×記憶×スパイ
ストーリー：写真に“記憶”を書き込むことができるデバイス「ゼログラフ」が開発された未来。
だがそれは、過去を捏造し、国家を操るための危険な兵器だった。
消された真実を暴くため、主人公は記憶スパイ「グラファー」として戦場へ潜入する。
組織・グループ名解説
記憶省（メモリウム）国家直属の“記録操作省”。記憶写真（ゼログラフ）による情報統制を行う諜報組織。
写記者（スナップスパイ）現場で活動する記憶収集員。レンズ型デバイスで相手の記憶をスキャンし操作する。
無焦結社（フォーカスレス）失われた記憶を取り戻す反政府秘密結社。情報操作を敵視し、真実の記録を集めている。
光檻機関（ひかりのおりきかん）写真の「光と影」を操る新興企業型の研究団体。人の記憶を“演出”できるテクノロジーを開発している。
登場組織別・キャラ設定集（男性）

登場組織別・キャラ設定集（男性）
🧠特務機関グレイコード｜政府直属のゼログラフ対策部隊

1. 鷲塚　矩雅（わしづか のりまさ）
・役職：最高執行官
・特徴：鉄面皮で「ゼロ理論」の絶対信奉者。過去にAIに心を奪われた過去あり。
・能力：「演算遮断（コードクラッシュ）」：AIの通信や認識を一時遮断できる。
2. 真神　凍汰（まがみ とうた）
・役職：戦術指揮官
・特徴：クールで寡黙。自身も一度「存在上書き」に遭った過去を持つ。
・能力：「零識スコープ」：相手の「上書き履歴」を視ることができる特異眼を持つ。

🧬人体研究機構イルミネラ｜ゼログラフを人体に応用する闇の研究組織
3. 笙野　灰燐（しょうの かいりん）
・役職：主任研究者
・特徴：狂気に近い探求者。常に白衣とゴーグルを外さない。
・能力：「灰質転写」：他人の肉体構造・記憶を自分に一時転写できる。
4. 碓氷　羅輝（うすい らき）
・役職：戦闘実験体第3号
・特徴：感情が希薄な強化人間。暴走時は人格が入れ替わる。
・能力：「零肉解放」：身体構造を一時的にゼログラフで改変し超身体能力を得る。

⚠反政府レジスタンス『絶影組（ゼツエイグミ）』｜存在の自由を求める戦士集団
5. 大賀　連冥（おおが れんめい）
・役職：リーダー
・特徴：カリスマ的存在。全身に「存在削除痕（スカーコード）」を刻む。
・能力：「無限等価（イコールノイズ）」：自分の存在を他者と同一視させ、身代わりにできる。
6. 冴島　匠蓮（さえじま たくれん）
・役職：機械格闘戦士（アームクラフト装備）
・特徴：義腕の鍛冶師。反骨精神の塊で皮肉屋。
・能力：「破零拳」：殴打と同時に相手の物理的存在を“分解”するエネルギーを放出。

📡中立情報集団『スキーマ』｜全世界にゼログラフ情報を発信する黒幕的組織
7. 一條　幽映（いちじょう ゆうえい）
・役職：電脳探偵／ハッカー
・特徴：素顔は誰も知らない“コードの亡霊”。情報を操る少年。
・能力：「幽識共有」：他人の視界・記憶を一時的に乗っ取れる。
8. 忍冬　識仁（すいかずら しきひと）
・役職：情報操作主任
・特徴：美しい容貌を持つ、哲学的な思考の持ち主。
・能力：「観測上書き」：世界の観測認識を一時的に変え、事象を操作する。

🔻異次元災害《Z面汚染》の発生源にいる謎の存在たち（未分類）
9. “ゼロの書記”アラファス
・正体不明の情報生命体。機械言語と呪文を混在して語る。
・能力：「原初記述（ゼログラフ）」：世界に新たな存在を書き加える根源能力。



『標本少年（ラボ・ノア）』
ジャンル：博物館×人体×哲学×ダークファンタジー
ストーリー：人間の“感情”を標本にして保管する奇妙な博物館が存在する世界。
展示された「感情の標本」が暴走し、現実に影響を与える事件が発生。
主人公は「元・標本」にされていた少年。封じられた自分の感情を取り戻す旅に出る。
組織・グループ名解説
感情標本館（エモタージュ）世界中の“感情”を集め標本化している謎の博物館。表の顔は芸術展示施設。裏では感情の密売も行っている。
剥製師（はくせいし）人間の感情を抜き取り標本に加工する技術者集団。冷静で美的感覚を重んじるが、倫理観は希薄。
無感の民（むかんのみん）生まれつき感情が存在しない人々。標本館に従属する者、反抗する者に分かれる。
感情泥棒（フィールシフター）他者の感情を奪って自分のものにする異能者グループ。世界を“感情の富裕層”と“貧困層”に二極化させている。

登場組織別・キャラ設定集（男性）
管理研究機関《シアン観測所》
┗ 標本少年たちの異常性・変異・能力を観察・制御する研究者や職員たち。
芝原 蓮人（しばはら れんと）
・役職：主任観測官
・特徴：冷徹かつ理知的。少年たちには優しい口調だが本心は不明。
・武器：標本針型の投薬注射器／幻覚誘導ガスなど
壬生 岳暉（みぶ がくき）
・役職：警備主任
・特徴：元軍人で寡黙。標本少年を「モノ」としてしか見ていない。
・特技：肉体強化と麻酔弾の精密射撃

外部監視組織《フォッサの目》
┗ 世界のどこかで《標本少年》という異常存在が研究されているという噂を追う、ジャーナリストや情報屋たちの非公的ネットワーク。
宗像 銀次（むなかた ぎんじ）
・職業：民間調査員／地下ネット探偵
・特徴：元政府機関の技術者。全ての映像データを記憶できる“視覚記録保持者”。
・能力：映像記憶＋データ改ざん技術
日向 想真（ひゅうが そうま）
・職業：フリーのライター／ドキュメンタリスト
・特徴：謎多き男。過去に「標本少年」と交流があったと語る。
・能力：他者の記憶の“匂い”を読み取り、真偽を判別する特殊嗅覚を持つ。

《中標本》 No.01〜No.20 キャラ一覧
| No. | 名前（読み） | コード名 | 特徴・能力概要 |
|-----|---------------|----------|-----------------|
| 01 | 神代 澪（かみしろ みお） | 黒の雛型 | 完全無痛症の少年。あらゆる痛みを感じないため、逆に身体が壊れやすい。|
| 02 | 古橋 璃空（ふるはし りくう） | 空蝉 | 皮膚が抜け殻のように剥がれ、姿を一時的に消せる。儚げな雰囲気。|
| 03 | 真壁 匡志（まかべ ただし） | 断片標本（スライス） | 身体の一部が時間的にズレているスライス状の特異体質。|
| 04 | 伽羅 柾貴（きゃら まさき） | 熾き蛹（おきさなぎ） | 内部で常に燃焼しているような熱源を持つ。触れると高温。|
| 05 | 東雲 倫道（しののめ みちのり） | 鏡面体 | 全身が鏡のような反射皮膚で、自他を反転させる力を持つ。|
| 06 | 水無瀬 鷹臣（みなせ たかおみ） | 骨の書庫 | 体内の骨が文字や記号のように変化し、情報の記録媒体になる。|
| 07 | 烏丸 煉司（からすま れんじ） | 黒羽根標本 | 腕に黒い翼が形成される。高所恐怖症のくせに空を飛べる。|
| 08 | 蟻宮 樹理（ありみや じゅり） | 玻璃ノ蟻 | ガラス質の皮膚で、触れた物の記憶を吸収できる。無口。|
| 09 | 飛倉 聖雅（とびくら せいが） | 糸裂き | 体から糸状の神経を操る。感情の起伏で制御が効かなくなる。|
| 10 | 狩野 深夜（かりの しんや） | 黒標本 | 他者の能力を打ち消す「無力化」の異能を持つ。表情に乏しい。|
| 11 | 瀬良 迅輝（せら じんき） | 雷紋（らいもん） | 皮膚に電流が走る模様。接触で放電。感電を武器とする。|
| 12 | 天神 哉人（あまがみ かなた） | 時渡り | 極度の記憶力と予知能力で「未来をなぞる」行動をする。|
| 13 | 広沢 碧慈（ひろさわ へきじ） | 沈静標本 | 体温が異常に低く、周囲の熱や感情を奪う特性がある。|
| 14 | 九重 慧梧（ここのえ けいご） | 偽蝶 | 鱗粉で幻覚を見せる蝶の羽を持つ少年。美しく冷酷。|
| 15 | 栗花落 睦（つゆり むつみ） | 皮膜ノ書 | 体の皮膚を“ページ”として情報を記述し、見せることができる。|
| 16 | 雲居 鎖矢（くもい さくや） | 消散（しょうさん） | 自分の存在を“忘れさせる”能力。目を逸らした瞬間に認識できなくなる。|
| 17 | 氷室 慧太（ひむろ けいた） | 結晶体 | 涙や汗が結晶化し武器となる。涙を流すたびに攻撃力が上がる。|
| 18 | 榊野 宵夜（さかきの よいや） | 鳴く標本 | 声に強い共鳴波が宿り、言葉で人を支配する声帯を持つ。|
| 19 | 鳴海 惺梧（なるみ せいご） | 灯蛾（ともしびが） | 感情で発光する少年。明るさで精神干渉を起こす。|
| 20 | 橘 陸羽（たちばな りくう） | 流離（るり） | 液体化能力。水になって狭所を通り、再構築される。|

《重標本》No.21〜No.30（重標本）
| No. | 名前（読み） | コード名 | モチーフ病・特徴 | 備考・雰囲気 |
|-----|---------------|----------|-------------------|----------------|
| 21 | 朝霞 響心（あさか きょうしん） | 共鳴震（きょうめいしん） | 振戦型ジストニア（身体が共鳴するように震える）| 音に過敏で、響きに合わせて身体が異常に振動する |
| 22 | 烏田 黎真（うだ れいま） | 灰眠症（かいみんしょう） | クライン・レビン症候群 | 長期昏睡を繰り返す少年。夢の中と現実の区別が曖昧 |
| 23 | 霜降 椿登（しもふり つばと） | 硝標（しょうひょう） | 全身性強皮症 | 皮膚が硝子のように固く透明に。割れると中が脆い |
| 24 | 皇城 隼汰（すめらぎ はやた） | 白斑ノ王（はくはんのおう） | ヴィティリゴ（尋常性白斑） | 白く抜けた肌に光を通し、光学迷彩のように擬態できる |
| 25 | 蜷川 久遠（にながわ くおん） | 忘却封（ぼうきゃくふう） | アルツハイマー型遺伝病 | 記憶が毎日数分ずつ消える。その代わり「記憶の外部封印」ができる |
| 26 | 神尾 凌雅（かみお りょうが） | 脈動壊（みゃくどうかい） | 血管奇形（AVM） | 全身の血流が不安定で、脈動で破壊的な衝撃を放つことがある |
| 27 | 小石原 葉冴（こいしはら はさえ） | 逆流（ぎゃくりゅう） | 胃腸逆流症+異常共感覚 | 吐き気とともに他人の記憶や感情が「逆流」してくる |
| 28 | 天野 紫苑（あまの しおん） | 壊音（かいおん） | 聴覚過敏性幻聴症候群 | 聴いた音が異常な幻聴として再構成され、現実を壊す |
| 29 | 稗田 恭助（ひえだ きょうすけ） | 脳内迷宮（のうないめいきゅう） | 難治性てんかんと記憶障害 | 意識が「別の自分」に切り替わる症状を持つ二重人格型 |
| 30 | 瀬名 崎人（せな さきと） | 黒泡標本（こくほうひょうほん） | 末期の神経変性病 | 発作時、泡のように体の一部が消える（神経伝達の異常）|

《軽標本》No.31〜No.40
| No. | 名前（読み） | コード名 | モチーフ奇病・症状 | 特徴・能力・雰囲気 |
|-----|---------------|----------|----------------------|---------------------|
| 31 | 三鷹 陽仁（みたか はると） | 花熱（かねつ） | アレルギー性光熱症 | 強い光で発熱、植物の近くで症状が和らぐ。自然と共鳴する性格 |
| 32 | 若狭 響一（わかさ きょういち） | 残声（ざんせい） | 反響性チック症状 | 発した言葉が時間差で聞こえてくる幻聴。過去の声が届く少年 |
| 33 | 千種 樹（ちぐさ いつき） | 虹閃（こうせん） | 発光症状 | 感情が高まると体が光る。自分では制御できないが、癒し効果も |
| 34 | 神楽 想汰（かぐら そうた） | 指標（しひょう） | 小指発育異常症 | 小指に異常な成長が見られ、道具のような使い方ができる |
| 35 | 乙部 黎央（おとべ れお） | 睡結晶（すいけっしょう） | 睡眠中の涙に結晶が混じる | 夢の中の情報が涙として外に出る、占いや予知に使われる |
| 36 | 伏見 天雅（ふしみ てんが） | 逆彩（ぎゃくさい） | 色彩知覚逆転症 | 赤と青などを逆に見る。視覚の逆転を利用した特殊感知持ち |
| 37 | 常盤 伊織（ときわ いおり） | 眠旋（みんせん） | 睡眠方向反転症 | 睡眠中、重力感覚が逆転する。空中に浮いているような動きができる |
| 38 | 高遠 湊士（たかとお そうし） | 記憶酔（きおくよい） | 短期記憶と視界の不一致 | 強い動きや感情で「記憶に酔う」。タイムラグ記憶が見える |
| 39 | 久米川 輝月（くめがわ きづき） | 冷泡（れいほう） | 異常汗腺反応 | 緊張や驚きで冷たい泡を皮膚から分泌。泡で物を包むことも可能 |
| 40 | 御子柴 詠真（みこしば えいま） | 語灯（ごとう） | 言語可視化現象 | 話す言葉が光のように視覚化される。感情や嘘が色で見える |

《特別少年》No.41〜
特別標本は、「命に関わる」「未知の奇病」「超常的すぎる」「世界観に大きな影響を持つ」など、存在自体が異質で、場合によっては人間の定義を揺るがすような少年たちです。
| No. | 名前（読み） | コード名 | モチーフ・奇病 | 特徴・能力・雰囲気 |
|-----|---------------|----------|------------------|---------------------|
| 41 | 皇城 理心（すめらぎ りしん） | 白檻（はくりん） | 自己時間隔離症 | 自分の「時間」だけが他者とずれている。常に1秒未来に存在している |
| 42 | 由利 真澄（ゆり ますみ） | 原骸（げんがい） | 骨格消失奇病 | 特定条件で身体から骨が消える。液体状になって移動できる |
| 43 | 音無 航琉（おとなし こうる） | 永唱（えいしょう） | 音波永久共鳴 | 生まれたときに聞いた音が脳内で永遠に鳴り続ける。超音波干渉能力持ち |
| 44 | 花房 儚生（はなぶさ ぼうせい） | 樹血（じゅけつ） | 血液植物化症 | 血液が樹液のように凝固し、植物的な再生や共生が起こる |
| 45 | 霞里 想真（かすがり そうま） | 蝕層（しょくそう） | 層状実体崩壊 | 肉体が層状に分かれていて、ずれるたびに他人の一部が浮かび上がる |
| 46 | 久遠 煌司（くおん こうじ） | 影喰（えいしょく） | 影共感症 | 他人の影を踏むと、その者の「過去の痛みや記憶」を実感する |
| 47 | 天条 月夜（てんじょう つくよ） | 虚結（きょけつ） | 無脈症候群 | 血流が検出できない。物理的に存在をすり抜ける体質になってきている |
| 48 | 神蔵 漣矢（かみくら れんや） | 鏡骸（きょうがい） | 鏡像同化奇病 | 鏡の中の「もう一人の自分」と入れ替わって生きることがある |
| 49 | 時任 灯眞（ときとう とうま） | 消刻（しょうこく） | 存在記録剥離症 | 写真・映像・文字に記録できない。認識から消えやすい |
| 50 | 白銀 黒彗（しろがね こくすい） | 冥零（めいれい） | 臨死常在症 | 常に死後と繋がっている体質。霊的存在と自動的にリンクする体質 |

《霊統医学庁レヴァナント（Revenant）》
> 正式名称：国際霊統異常医療研究庁 Revenant（Revenant - Regenerative Evaluation for Variant Affliction & Non-Natural Abnormality Treatment）> 通称：レヴァナント／略称：R.E.V.（レヴ）
- 世界各国から認可されているが、存在は半ば秘匿。
- 奇病・霊症・異能による特異体質者を治療・管理・社会復帰させることが目的。
- 同時に、奇病を「現象」ではなく「法則」に近づける研究**も行っている。
- 特別標本は「神域症例」として、別階層で厳重管理。
- 内部には「医療班」「研究班」「実動班」「保護観察班」などが存在。
主なメンバー一覧（男性）
| 名前 | 読み | 役職 | キャラ像・備考 |
|------|------|------|-----------------|
| 玖堂 忍 | くどう しのぶ | 総庁長 | 若くして指揮を執る天才医師。感情が薄く理論至上主義。かつて標本候補だった過去を持つ。 |
| 榊原 壮仁| さかきばら そうじん | 実動班・隊長 | 元軍医の屈強な現場指揮官。暴れる標本の鎮圧・保護を担当。義腕には麻酔ギミック内蔵。 |
| 御子柴 澪人 | みこしば れいと | 医療班・主任医 | 特異体質への外科・内科手術を専門とするクールな天才。多くの標本少年の主治医でもある。 |
| 比留間 直哉 | ひるま なおや | 保護観察官 | 少年たちの心のケアと生活支援を担当。明るく面倒見がいいが、元は少年犯罪心理の専門家。 |
| 朱峰 璃玖| あかみね りく | 特別標本管理官 | 「特別標本」専属の監視・観察・交流を行う青年。自身も奇病を持ち、分類不能者として働いている。 |
| 天沢 恭雅 | あまさわ きょうが | 研究主任 | 霊的現象・遺伝子異常・存在論的症状の研究をしている天才系オタク。元・医学生で亡者研究者。 |
| 久慈嶺 尚吾 | くじみね しょうご | 対外連絡官 | 政府との調整や隠蔽工作を担当する交渉役。紳士的な物腰の裏に冷徹さも併せ持つ。 |
| 神無月 優月 | かんなづき ゆづき | 新人医療スタッフ | 21歳の医大跳び級卒業生。軽標本たちのケア担当。明るくも繊細な心の持ち主。 |
---
組織内ユニット名（部署・役割）
- 黎班（れいはん）：霊性医療・精神異常担当
- 暁班（ぎょうはん）：物理医療・治療実験担当
- 宵班（しょうはん）：夜間監視・事故発生対応チーム
- 隠班（いんはん）：外部への情報遮断と危機封鎖班（ステルス対応）
- 霊嚢（れいのう）：特別標本専属部隊、白衣＋法衣のような服装をしている。

Cursed Whispers（カースト・ウィスパーズ）
遥か昔、人々の「恐れ」と「罪」が積もり積もって、現実と夢の狭間に“ネブラ領域”と呼ばれる異界が生まれた。
「口しか持たないマスコットのような“存在”たちが、動物＋呪い＋悪夢の混ざった姿で、人の夢の中をさまよい、失われた“声”を探す物語。」

遥か昔、人々の「恐れ」と「罪」が積み重なり、現実と夢の狭間に**“ネブラ領域”と呼ばれる異界が誕生した。
そこは「眠れぬ者」や「後悔を抱えた魂」が流れ着く終着地。
ネブラ領域では、記憶を持たぬまま目覚めた“口しかない顔”の異形たちが彷徨っている。
彼らは「アニマ」と呼ばれ、それぞれ動物の形を模した体**と、人間の罪や呪いが具現化した特性を持つ。
目覚めると、そこは見知らぬ闇の世界。
名前も記憶も持たない「口」だけが浮かぶような不気味な顔と、色んな動物の体をしている生きたぬいぐるみたち。
ネブラ領域には、失われた「語り」の力を持つ者だけが、真実へと至ることができるという。
“声なき囁き（Cursed Whispers）”を聞き、彼らは「己が罪」と向き合う旅に出る。
やがて明かされていくそれぞれのキャラたちの過去と、ネブラ領域に隠された「大いなる意志」――
どのようにしてこの世界から“赦される”のかを探し続ける。

ナイトシー学園
―海の底にある、秘密の男子校。―
海中都市に隠された“ナイトシー学園”は、選ばれし者しか通えない謎多き男子校。
日々波に包まれながら繰り広げられる友情、対立、そして“海の記憶”との邂逅。
泡のように儚く、深海のように静かで美しい、少年たちの物語。

N4 -Nuclear Four-
―「人間が怖れ、創り、捨てたものたちの叫び。」―
かつて戦争のために生み出された、動物融合型の“人造兵器”四兄弟。
・タコ融合の冷徹な長男：ゼン兄
・イカ融合、体内は火薬の爆弾次男：だん八
・蜘蛛融合の策略家三男：らいぞう
・ドラゴン融合だが虚弱な末っ子：ユメタ
戦場から逃れた彼らが選ぶのは、破壊か、自由か、それとも――家族の絆か。

らびーくるサーカス団
―ようこそ、“奇跡”を魅せる一夜限りの世界へ。―
団長は金色の兎：ピス。神に近しい大天使：エリル。
人外も天使も、異形も夢も集う“らびーくるサーカス”。
彼らの演目には秘密がある。それは、観客の「願い」を叶える代わりに――“何か”を奪うこと。
舞台裏で繰り広げられる、命と願いの幻想劇。

アニマニアX
―動物の怒りが、人間を裁く。―
かつて人間に虐げられ、実験され、命を奪われた動物たちの魂が、人間の姿で蘇る。
復讐者たちの集団「アニマニアX」は、“人間社会の裏側”で計画を進めていた。
――「これは、弱き者の革命だ」
彼らは果たして怪物か、正義か？

Vヒーローズ
―配信開始、君のヒーローはここにいる！―

VTuberとして活動しながら、リアルの裏で人知れず世界を守る正義の者たち。
世界は今、現実とネットのはざまにある「サイバードメイン」と呼ばれる仮想空間で、人々の感情や想いが形となって影響を与える時代。
笑顔や希望を生む“エモーション光素（ライトビート）”を守るため、悪意・嫉妬・不安といった“ネガノイズ”と戦うヒーローたちがいた。
彼らの名は――「Vヒーローズ」！
彼らはVTuberとしてネットに存在し、歌・トーク・ゲーム・配信など様々なコンテンツを通じて、人々に笑顔・勇気・希望を届ける。
だが、その裏では、ネガノイズを操る謎の存在「ブラックフィード」による攻撃が日々強まっていた。仲間たちと共に、配信を通じて人々の心を照らす！
これは、配信で世界を救うVヒーローたちの、絆と成長の物語――！

〜主なVライバーたち〜
雷を操る元気系：雷巻ライ
男の娘な悪魔：恋魔メリィ
薬と知識で戦う白衣の勇者：白河丘ルーク
闇を纏う学ラン男子：影山凪
堕天使のバーテンダー：歪羽レヲン＆その弟イルス
天使系猫男子：ねむねこふみた
ゲーマー悪魔男子：でびるでもん
クールな堕天使系：黒玻璃イヴ
感情に憧れる自律型ロボV:ロボノイド・キューブ
刀と風の忍術を駆使するイケボ男子:天風レン
叫び声が有名なレトロゲーマーのVで“電脳空間の守護者”:グリッドン
幻想的な海のステージで歌うVアイドル:リュメール＝マリン
夢の世界から来た迷子の羊で子守歌や睡眠雑談専門V:ねむり屋コロン
圧倒的ポエム力と中二セリフで人気爆発中のV:ラグナ＝ネメシス
流星を背に現れるクール系アイドル:ノヴァ＝セリオス
あらゆる戦術・心理を分析する天才系V:カイ＝レクティス
奇妙でカラフルな笑いを届けるV:ミミィ・バロロッカ
忠犬系で、リスナーに尽くす癒し枠V:こまるワンダー
豪快で仲間思いな船長系V:バルガ＝ドランテ
熱血で前向き、運動配信も人気の体育会系V:炎堂
タバコ片手にボソボソ喋る低温ボイス系V:灰島ローディ
お堅い性格だがリスナーには甘い警察系ヒーロー:黒羽クロノダ
筋肉もハートもでかい頼れる兄貴系V:沼田アーネスト

彼らの配信には、ただの“エンタメ”じゃない力がある！


AMT会社（All Mind Technology社）
―ホワイト企業（ただし社長の頭に手が生えている？）―
天手社長のもとに集う、ちょっと奇妙でとっても有能な社員たち。
社長の頭からは“考える手”が2本。誰よりも仕事熱心。
この会社のモットーは「心を働かせる会社」。
だけど時々起こる“非科学的案件”の解決も、AMTの仕事です。

マフィアグループ「黑龍帮」
―夜を支配するのは、黒き龍の意志。―
影の世界に生きる中国系マフィア「黑龍帮（ヘイロンバン）」。
冷徹なボス、義理に厚い幹部、忠義の刺客たち。
この世界で生きるのは、強さと信念を持つ者だけ。
裏社会の“美学”を貫く者たちの、冷酷で熱い生き様。

海鳥不良団
―空ではなく、海辺を飛ぶ。―
荒れた海辺の街で“飛ぶ者”たちを束ねる不良グループ。
ツバメ、カモメ、ウミネコ…名前も風貌も鳥にちなんだ個性派集団。
喧嘩に強く、仲間想い。だけど夢もある。
「飛べねぇ鳥に、空を語る資格はねぇだろ」
彼らの物語は、自由を求める翼の音。

我ら！まおうさま軍団！
―目指せ、世界征服（ただし今はアルバイト中）―
ちょっとポンコツだけど憎めない、“魔王様”とその仲間たち。
世界征服を目論むも、現実は人手不足と資金難でコンビニ勤務中。
けれど、野望と仲間との絆は誰にも負けない！
日常×魔王×ギャグ×ちょっと感動ありのゆるアドベンチャー。

鯨黒海賊団（げいこくかいぞくだん）
―海を呑むは黒き鯨。世界最深の自由を求めて。―

伝説の“黒鯨”と契約を結んだ謎多き大海賊団。
海の底から空まで、どんな海域も支配するその力は、まさに“自然を操る”レベル。
だが、その目的は「世界一自由な海を創る」こと――
冷酷なようで仲間には情に厚い、海と闇に生きる者たちの、静かなる反乱の航海譚。

ルミナリス魔導学園
―魔法界の全てがここに集う、最強の学園魔法群像劇！―
ここは“魔法界の中心”とも言われる、ルミナリス魔導学園。
ただの学校ではない。
あらゆる魔法属性、思想、勢力、個性を持った組織たちが日々ぶつかり合い、時に協力し、壮絶な魔法劇を繰り広げる！

主な組織（※代表勢力一覧）
ぬっしーず：学園の名物代理人たち。どこか抜けてて強い、謎のまとめ役。
アシュフォート兄弟：高貴な家系のイケメン魔導兄弟。氷魔法と光魔法の使い手。
カーメンズ：仮面をつけた正体不明の精鋭魔術師集団。沈黙と恐怖の象徴。
カッシーズ：お菓子を魔法に変えるスイート＆キュートな魔法使いたち。
りゅーず：ちびドラゴンの集まり。可愛いけど火力は本物。
オスカ三兄弟：天才頭脳で学園内トップの知能派。時空魔法も得意。
ゴーストズ：死者と共に歩む、幽霊系魔法使い部隊。
ミュージッカーズ：音楽で心と戦場を操る、奏者の魔導騎士団。
イングラーズ：武器と融合する魔法技師軍団。剣から銃までなんでも魔導化。
魔法省：魔法界の頂点に君臨する権威。冷酷で秩序重視。
アニマックズ：動物魔法に特化した獣性魔導士たち。
交通機関ズ：転送、飛行、ワープ――すべての移動魔法を管理。
エリートンズ：選ばれし天才魔導士の集まり。鼻高いけど実力本物。
魔光者（まこうしゃ）：魔法の才能を極限まで鍛えた軍団。正義の象徴。
夜光鬼団：鬼族の血を引く者たちが夜にのみ現れる闇の部隊。
トランピオン：トランプモチーフの魔法集団。運と戦略を兼ねる。
クロックエンペラーズ：時間魔法を操る支配者。過去・未来を弄る禁断の系譜。クローンズ：自己複製魔法により個体数が無限に増える存在。
桜の龍組：桜と龍を司る和風最強戦闘集団。美しさと力の融合。
ポインズ：毒の魔法を極めた者たち。美しくも致死性高し。
ヴァイナル・ゼロ：禁忌中の禁忌魔法を扱う封印された一族。
ドクミス：ヴァイナルの親戚。実験的な毒・呪術を専門とする一派。
ミリン六人衆：マイペースな魔導六人組。何気に強い。
お兄ちゃんズ！：ミリンたちの兄。おせっかいだけど最強。
白月怪盗団：美しき怪盗集団。盗みと魔法のハイブリッド。
マニアックズ：呪い魔法専門集団。トラウマ級の呪術を持つ。
アオイブラザーズ：闇社会で活動する兄弟組織。強力な“裏”の魔法を操る。
オニキス兄弟：硬質化・鉱石系の黒魔法を使う、重戦士型兄弟。
ビーストンズ：魔獣と融合した猛者たち。野性の魔法戦闘が得意。

それぞれに物語があり、派閥があり、友情や裏切り、恋や覚醒もある！
「魔法界の縮図」とも言える、超大規模魔導群像ファンタジー！

C.O.I.N（カイン） -Code Of Idol Nexus-
舞台は、感情や記憶さえ“数値化”された社会。
芸能産業はAIに支配され、アイドルは“売れるスペック”を持つ者だけが生き残る世界。
そんな中、人間の“魂の声”を再起動させるために誕生した実験的プロジェクト――
それが「C.O.I.N（Code Of Idol Nexus）」。
集められたのは、過去にスキャンされた“アイドル失格”と判断された落ちこぼれたち。
笑えない者、夢を失った者、自分を信じられない者…
彼らは再びステージに立つ。
「コードじゃ測れない想いが、ここにある。」
バラバラな彼らが、AI管理社会の中で“感情”と“絆”を武器に、
歌と踊りで奇跡を起こす、心の再生と希望の群像劇。

①【SOLARIA（ソラリア）】
モチーフ：太陽・光
“歌声が、夜を照らす。”
明るく力強いパフォーマンスが武器の希望の象徴。
王道エースグループとしてC.O.I.Nの中心を担う。

②【MELTY†CUBE（メルティキューブ）】
モチーフ：お菓子・スイーツ
“とろける甘さに隠した刃。”
見た目は甘くキュート、でも中身は皮肉や毒舌混じりの歌詞。
ギャップで人気を集める中毒系ユニット。

③【REQUIEM:R（レクイエム・アール）】
モチーフ：死・鎮魂歌“歌で終焉を飾れ。”
美しい死をテーマにした幻想的なステージが特徴。
退廃的な魅力で熱狂的ファンが多い。

④【NEON×GEAR（ネオンギア）】
モチーフ：機械・近未来・電子音
“心なき世界に、鼓動を刻め。”
無機質でAI的な振る舞いが特徴だったが、徐々に“感情”を得ていく。
AI社会へのアンチテーゼ的存在。

⑤【NOCTILUX（ノクティルクス）】
モチーフ：夜・星
“闇に寄り添う光でいたい。”
夜の寂しさや孤独に寄り添うバラード中心のユニット。
心を静かに癒す“夜の守護者”。

⑥【WILDCHAIN（ワイルドチェイン）】
モチーフ：獣・野性・絆 🐾
“繋がれた絆が、牙を剥く。”
不良系・野生系キャラのユニット。
激しいラップ・ダンスと荒々しさが魅力だが、メンバー間の深い信頼が芯にある。

⑦【ALCHEMIX（アルケミクス）】
モチーフ：錬金術・化学
“常識を、変換せよ。”
毎回パフォーマンス内容が激変する“変幻自在”なユニット。
視覚・演出・ジャンルの化学反応を武器にする。

⑧【IRIS†CODE（イリスコード）】
モチーフ：神話・運命
“記憶と感情のコードを、君に。”
記憶や運命をテーマにした謎めいたユニット。
メンバーはそれぞれ過去に重大な“忘れたい記憶”を持っており、物語の鍵にも関わる存在。

DEATHPILE:000（デスパイル・トリプルゼロ）
世界の裏側で密かに開催されている“記録に残らない死の闘技場”――
その名も《DEATHPILE（デスパイル）》。

生死を問わず、国家や企業が送り込む“処分対象者”たち。
人間兵器、逃亡者、裏切り者、戦闘狂、死刑囚、そして"生きたい"だけの者――
誰もが命と引き換えに、最後の勝者を目指す。

「ルールはただ一つ。“記録に残らない者”だけが、勝者になれる。」

舞台は、情報すら消える“コード：000”の空間。
能力・武器・記憶すら歪む異常環境で繰り広げられる極限のバトルロイヤル。
しかし、このデスゲームには隠された目的がある。
勝者が手にするのは「世界の裏側を変える権限」――
そして、参加者の中には“このゲームを終わらせるために来た者”もいた。

おばけようちえん ～ぼくら、こわカワいたずらっ子！～
ここは「よなか町」にある不思議な場所…
おばけようちえんは、夜になると現れる、おばけの男の子たちだけが通う秘密の幼稚園！
一つ目くん、火の玉くん、ろくろ首くん、影だけくん、骨だけくん…個性はバラバラだけど、みんなとっても元気で仲良し！
先生はちょっと怖いけど優しいミイラ先生。
毎日がいたずら、トラブル、へんてこ事件の連続！
だけどおばけたちのドタバタな日常は、なんだか癒される…？
笑って、ちょっと泣けて、ほんのりホラー（？）な
「こわカワギャグようちえん物語」が、今始まる！

👻メインキャラクターたち（おばけっ児）

🧿いっくん（本名：イチメ・ボー）

種族：ひとつ目小僧
性格：元気いっぱいのムードメーカー！
大きな一つ目がチャームポイント。いたずら好きで先生によく怒られる。感情がすぐ目に出る（泣くとザーザー滝のような涙）。おばけようちえんのリーダー的存在。

🔥ひのたまくん（本名：ヒノ・マリオ）

種族：火の玉の化けっ子
性格：ぼーっとしてるが、たまに爆発的にやる気を出す天然キャラ
頭に火の玉を浮かべていて、気分で色が変わる（赤＝怒り、青＝眠い、緑＝ワクワクなど）。考えごとしてると火がどんどん大きくなる。

🦴ほねきち（本名：ホネガワ・キチロウ）

種族：ガイコツの子ども
性格：マジメ系・ツッコミ役
常識人ポジションだけど、体がバラバラになるせいでトラブルに巻き込まれがち。「また腕なくなったぁぁ～！」が口癖。将来はお医者さん希望。

🎭かげまる（本名：カゲ・マルヒコ）

種族：影だけの存在（かげおばけ）
性格：無口で照れ屋なシャイボーイ
体がない影だけの男の子。壁や床に張りついてスルスル動くのが得意。怖がられるのがイヤでちょっと落ち込みやすいが、友達想いで優しい。

🌀ろくろた（本名：クビナガ・ロクロウ）

種族：ろくろ首の子ども
性格：おしゃべり大好きでノリノリな関西弁系男子
首がびよ～んと伸びて、よく遠くまで偵察に行く。お調子者で、目立つのが好き。ダンスが得意で「ろくろ首ダンス」が流行中（？）

🧻ミイラ先生（フルネーム：ミイラ・ソウイチ）

担当：担任の先生／年齢不詳
性格：見た目こわいが、超がつくほど優しい先生
包帯ぐるぐるの姿で、子どもたちからは「ミラせん」と呼ばれている。怒ると静かに震えるタイプ。実は保育士資格持ち。給食が一番の楽しみ。

🌊【ゆうれいくん（ユウ・レイジ）】

種族：クラシックなゆうれい少年（頭に三角布）
性格：すぐ泣くびびりっ子。でもとてもやさしい。
誰かが怒られると一緒に泣いちゃう。浮いて移動するが、よく天井にぶつかる。特技は「すりぬけかくれんぼ」。冷たい手で「ヒィッ」ってさせがち。

🎐【からかさくん（カラカサ・ヤマト）】

種族：からかさおばけ（一本足＋舌ぺろーん）
性格：陽気なお調子者。いつもゲラゲラ笑ってる。
転びやすいが、運動神経は意外と良い。雨の日になるとテンション爆上がり。語尾に「〜だぜぃ！」がつく。

🕸【くものすくん（クモノス・トオル）】

種族：蜘蛛系の妖怪／背中に糸を出せる能力あり
性格：冷静沈着でマイペース。ちょっと陰キャ寄り。
高いところに糸でぶら下がって本読んでたりする。実は芸術肌で、クモの巣アートが大人気。ホネキチとは仲良し。

🐟【うおんくん（ウオノメ・サブロウ）】

種族：半魚人の子ども（顔は魚っぽい）
性格：とにかく水が好きで、プールでしか元気が出ない
乾燥するとパサパサになるので、常に霧吹き持参。給食の「焼き魚の日」は泣いちゃう。泳ぎだけは誰にも負けない！

💨【ぬけがらくん（カラ・スケルト）】

種族：抜け殻型のおばけ（中身は空洞）
性格：ふわふわした不思議ちゃん系。言動もふわふわ。
落ち葉に乗って風に流されたり、飛んで行ってしまうことも。ふと現れて哲学的なことをつぶやくが、誰も理解できない。

🍭【ぺろりん（アメザワ・リント）】

種族：アメおばけ（キャンディの妖怪）
性格：甘いもの命！ハイテンションな甘党キャラ
体のどこかがいつもペロペロキャンディでできている。笑うと「ペロペロペ〜♪」。食べられそうになるので要注意。

🔮【すいこみくん（ブラック・ホールタロウ）】

種族：ミニブラックホール型の謎の存在
性格：無表情だが、超いたずら好き
手を入れると消えるランドセル、喋ると吸い込まれそうな声、謎の存在だが、なぜか人気者。おやつもどんどん吸い込んじゃう。

🪞【うつしみくん（ミラー・キョウ）】

種族：鏡の中の子（鏡越しにしか存在できない）
性格：ナルシストでキザな一面あり。ちょっとカッコつけ。
鏡から出ると反転してる（右と左が逆）。カゲマルとコンビを組んで「影と映し身ユニット」を結成中。

🧠【のうみそくん（ノウカイ・ジーニアス）】

種族：ゾンビ系（頭のフタがパカッと開いて脳みそ見える）
性格：天才肌で発明好き！だけど忘れっぽい
発明好きでいろんな「おばけメカ」を作るが、9割失敗する。頭のフタが開いてるのを忘れてジュースを入れてしまうことも。

🧼【ぬめぬめくん（スライミー・リュウタ）】

種族：スライム系のぬるぬるおばけ
性格：とにかくマイペース。歩くたびにぬめる音がする。
触るとぬるぬるするが、本人は気にしていない。クラスでは「ぬめぬめクリーナー」として掃除に便利がられている。

『NIGHT LOOP（ナイト・ループ）』
「夢と現実の狭間にある、壊れたアトラクションの世界。そこは、忘れられた"感情"たちが夜な夜な踊る奇妙な舞台。」

🌙作品の世界観：壊れたテーマパークの裏側、“ナイト・ループ”と呼ばれる異空間。
そこには現実から消えた感情や思念が「キャラクター」として彷徨っている。彼らは皆、ある日パークの中心に現れた謎の「虚無の穴」に吸い込まれた存在。抜け出すには「感情の心核（コア）」を見つけ、自分の役割（ロール）を思い出すことが条件。
でも、この世界に来た者は次第に“正気”を忘れていく

🎭キャラクター設定：

① クスラ（Kusura）

モチーフ：狂気とユーモア

性格：陽気だが、笑いのセンスが狂ってるトリックスター。

特徴：手が異様に長く、表情がころころ変わる。帽子と名札は“元案内役”の名残。

能力：幻覚を見せるバブルを出す。

口癖：「面白い？……面白くない？」

② ラータ（Rata）

モチーフ：孤独と素直さ

性格：無口で人見知り。でも心優しい。

特徴：緑の耳としっぽがついており、獣っぽい雰囲気。

能力：過去の記憶を少しだけ覗ける「夢嗅覚」。

秘密：唯一、「外の世界」の記憶を持っている。

③ ザセ（Zase）

モチーフ：怒りと義憤

性格：真面目で短気。過去の正義感が歪み始めている。

特徴：片目が焼けたような傷、羽のような影の装飾があり、天使or悪魔かのような姿。

能力：「ジャッジメントコード」──自分が正しいと感じた相手だけに力を貸せる。

目的：自分が“正義だった”という証明を探している。

④ レビ（Revi）

モチーフ：欲望と空虚

性格：気まぐれでセクシー、でも中身は空っぽ。

特徴：骨が透けて見えるような服装、踊るように動く。

能力：感情を吸い取り、自分に装う能力。

弱点：吸収した感情に飲まれやすい。

⑤ クゴラー（Kugorā）

モチーフ：愛と依存

性格：ロボットのようで純粋無垢。「誰かのため」しか動けない。

特徴：体の接合部が機械的で、人形のよう。心の位置にハート型の模様。

能力：「リンク」──他者のダメージを代わりに受ける。

想い：誰かの「大切なもの」になりたい。

⑥ テラン（Teran）

モチーフ：芸術と狂気

性格：芸術至上主義。自分の“作品”以外は興味なし。

特徴：片目にモノクル、黒いベレー帽。体が筆のような線で構成されている。

能力：「描き換え」──対象の見た目を一時的にアート化する。

目的：この世界そのものを“完成させた芸術”に変えること。

⑦ メテノ（Meteno）

モチーフ：絶望と再生

性格：無表情で静か。破壊衝動と理性の間で揺れている。

特徴：フードと片目の包帯、裂けた口元の模様が特徴的。

能力：「ブラックスパイラル」──負のエネルギーを凝縮して放つ。

過去：かつて「感情の終焉」として崇拝されていた存在。