だいだらぼっちの頬が赤く紅潮していく。
はたから見れば大々的なイジメではないかもしれない。

だけど病院まで押しかけてくるなんてだいだらぼっちの精神を追い詰める行為としか思えなかった。
病気を知った上でイジリをやめないのも悪質だ。

「だいらだぼっち的には誰か一番悪いと思ってんの?」
白紙が片手いっぱいに乗せたポテトチップスを一気に口に放り込む。