細く長く続くアスファルトの道は蜃気楼でゆがみ、自分の足元まで危うく感じられる。下手をすればアルファルトが溶けてそのままずぶずぶと沈み込んで行ってしまうんじゃないかという不安が襲ってきた。
幸いなのは田んぼの近くには溝があり思いのほか綺麗な水が流れていたことだった。
チロチロと流れる水の音に涼を求めて覗き込んでみれば黒い川魚がカメに追いかけられていた。
その姿にくすっと笑い、そしてまた重たい気分になった。
今の私は川魚で大きなカメに食べられようとしている。
そんな気分になってしまったからだ。
溝の中でたくましく生きている魚たちは必死になってカメから逃げているが、一匹が逃げ遅れてしまった。
幸いなのは田んぼの近くには溝があり思いのほか綺麗な水が流れていたことだった。
チロチロと流れる水の音に涼を求めて覗き込んでみれば黒い川魚がカメに追いかけられていた。
その姿にくすっと笑い、そしてまた重たい気分になった。
今の私は川魚で大きなカメに食べられようとしている。
そんな気分になってしまったからだ。
溝の中でたくましく生きている魚たちは必死になってカメから逃げているが、一匹が逃げ遅れてしまった。



