玄関先で私たちが逃げないように見張っていた男性の声が近づいてくる。
よかった。
これで全部終わ――。
「嫌だ! ワタシは死ぬんだから!!」
白紙に体を押しのけられて天地がひっくり返って見えた。
床に頭部を打ち付けて激痛が走る。
クネクネとだいだらぼっちの悲鳴が聞こえてきたかと思うと、視界の中に包丁を握りしめた白紙が見えた。
白紙は仁王立ちになり、自分の首元に包丁を突きつけている。
そしてチラリとこちらを見た。
「死にたいっていう感情はそんなに長続きしない。それなのに変わらない覚悟ができちゃったから、ワタシはもう戻れない」
白紙が首に突きつけた包丁を横へ引く。
よかった。
これで全部終わ――。
「嫌だ! ワタシは死ぬんだから!!」
白紙に体を押しのけられて天地がひっくり返って見えた。
床に頭部を打ち付けて激痛が走る。
クネクネとだいだらぼっちの悲鳴が聞こえてきたかと思うと、視界の中に包丁を握りしめた白紙が見えた。
白紙は仁王立ちになり、自分の首元に包丁を突きつけている。
そしてチラリとこちらを見た。
「死にたいっていう感情はそんなに長続きしない。それなのに変わらない覚悟ができちゃったから、ワタシはもう戻れない」
白紙が首に突きつけた包丁を横へ引く。



