高校2年生になってからずっとアルバイトのようなことをしてきたけれど、そのお金は自分のためには1円も使ってこなかった。
貯金に回してきたお金は今回のことにほとんどつぎ込んでしまったけれど、後悔はしていない。
むしろネットで買い物している間はすがすがしい気分だった。
「ねぇ、これはなに?」
食べ物のダンボールに入っていたガムテープを取り出して白紙が聞いてきた。
「あぁ、それは窓とかドアの目張り用のテープだよ。練炭の方に入り切らなかったから、こっちに入れたの」
どのくらいガムテープが必要になるかわからなかったから、大量に注文しておいたのだ。
ザッと見た感じだと、ガムテープはかなり余ることになりそうだけれど、足りずに隙間ができるよりもマシだった。
「こんなことまでしなきゃいけないの?」
「確実に死ぬためだよ」
貯金に回してきたお金は今回のことにほとんどつぎ込んでしまったけれど、後悔はしていない。
むしろネットで買い物している間はすがすがしい気分だった。
「ねぇ、これはなに?」
食べ物のダンボールに入っていたガムテープを取り出して白紙が聞いてきた。
「あぁ、それは窓とかドアの目張り用のテープだよ。練炭の方に入り切らなかったから、こっちに入れたの」
どのくらいガムテープが必要になるかわからなかったから、大量に注文しておいたのだ。
ザッと見た感じだと、ガムテープはかなり余ることになりそうだけれど、足りずに隙間ができるよりもマシだった。
「こんなことまでしなきゃいけないの?」
「確実に死ぬためだよ」



