死にたい。
それだけが残ったとき、私はあのアカウントを作成した。
●にたい女子高生。
そんなハンドルネームにしたのはとてもわかりやすく、以外にも申請を通ってしまったからだった。

こんなことをしてどうなるのか。
アカウントを作った時点ではあまり深く考えていなかった。
だけどそのアカウントを見ているうちにだんだんと同じ気持ちの人はいないのだろうかと考えるようになってきた。

世の中には無数のアカウントが作成されていて、時折病みアカと呼ばれるものがタイムラインに流れてくることがある。

ネガティブな言葉に彩られているそのポストを私はしばしば拝読して共感するという行為を繰り返していた。