手首を思いっきりつかまれた白紙の右手から力が抜けてライターが床に転がる。
私はそのライターに飛びついて廊下へと飛び出した。
「待て!!」
後ろから追いかけてくる白紙を無視して玄関へと走ると、玄関ドアがすでに開かれているのが見えた。
クネクネとだいだらぼっちがドアの前で私を待っている。
白紙が手を伸ばしてきて私の後ろ髪を思いっきり引っ張る。
頭皮に激痛が走ると同時に後方に倒れ込んだが、ライターはキツク握りしめたままだった。
白紙がこっちに気を取られておいかけてきてくれてよかった。
キッチンへ行ってガスコンロの火をつけられていたら、私たちはここで全滅していただろう。
でも、そうはならなかった。
私はそのライターに飛びついて廊下へと飛び出した。
「待て!!」
後ろから追いかけてくる白紙を無視して玄関へと走ると、玄関ドアがすでに開かれているのが見えた。
クネクネとだいだらぼっちがドアの前で私を待っている。
白紙が手を伸ばしてきて私の後ろ髪を思いっきり引っ張る。
頭皮に激痛が走ると同時に後方に倒れ込んだが、ライターはキツク握りしめたままだった。
白紙がこっちに気を取られておいかけてきてくれてよかった。
キッチンへ行ってガスコンロの火をつけられていたら、私たちはここで全滅していただろう。
でも、そうはならなかった。



