#自殺志願者募集

「クネクネ、本気で言ってんの? 今死ななかったら一生殺人鬼の汚名を背負って生きていくことになるんだよ? 刑務所から出たとしても、まともな人生は送れないって。それなら、今ここで死んだ方がまだ美談で終わらせることができる」
「ウチは美談なんかに興味あらへん! 死ぬのをやめたいねん!」
だいだらぼっちの叫びを白紙がため息でかき消す。
「あんたたち、なんのためにここまで来たの? 死ぬためでしょ?」
「それでも、気持ちが変わることだってあるよ。それは仕方ないことでしょう?」
私の言葉に白紙の額の血管が浮いてピクリと動いた。
綺麗な顔が怒りにゆがんで行くのがわかる。
「あっそ」