嫌がるだいだらぼっちを横目に私は大島くんに手を伸ばした。
ビニールシートの上に横向きにして、両足を折り曲げていく。
時間が経過しているせいか、その足は少し固まりはじめているようだった。
「死後硬直が始まってる。早くしなきゃ」
口ではそう言うのもも、うまくいかない。
大島くんの体は死んでいるはずなのに、足も手も抵抗してくるように動かない。
「う、ウチも手伝う」
大島くんの血にまみれながら作業する私を見てだいだらぼっちが手を貸してくれた。
その体はガタガタと震えて何度も嗚咽を漏らしていた。
どうにか大島くんの体を三角座りにして穴の中へ入れたとき、太陽は傾き再び夜が訪れていた。
ビニールシートの上に横向きにして、両足を折り曲げていく。
時間が経過しているせいか、その足は少し固まりはじめているようだった。
「死後硬直が始まってる。早くしなきゃ」
口ではそう言うのもも、うまくいかない。
大島くんの体は死んでいるはずなのに、足も手も抵抗してくるように動かない。
「う、ウチも手伝う」
大島くんの血にまみれながら作業する私を見てだいだらぼっちが手を貸してくれた。
その体はガタガタと震えて何度も嗚咽を漏らしていた。
どうにか大島くんの体を三角座りにして穴の中へ入れたとき、太陽は傾き再び夜が訪れていた。



