#自殺志願者募集

その顔は真っ青だった。
「病院で仕事をしてればこんなの日常茶飯事で、慣れるのが当たり前なんだって。でも私には無理」
言いながらもクネクネは苦しそうだった。
呼吸がだんだん荒くなってきて、最後にはトイレに走った。

私もさっきから涙が止まらなかった。
殺してしまった。

人を、彼氏を、殺してしまった。
大島くんの手に触れてみるとまだぬくもりを持っていた。
今にも動き出しそうな柔らかさも残っている。

腕を掴んで上に持ち上げてみると、重たかった。
力をなくした人間の、まるで軟体動物のような……。

「あああああ!!」
私は大島くんの腕に縋りついて泣き叫んでいた。
「あああああああ!!」