#自殺志願者募集

「本当に、やるの?」
床に転がった大島くんの顔を見つめて私は誰にともなく質問する。
「当たり前じゃん。あんたどれだけこいつに傷つけられてきてんの?」

白紙が強い口調で言った。
大島くんに好奇な目でジロジロ見られたせいか、イラついた様子だ。
「はじめても、だったんとちゃうの?」

後ろからのんびりとした声でそう言われてビクリと体が跳ねた。
ゆっくりと振り向くと真剣な表情のだいだらぼっちが立っている。
「バレてた?」

「バレるよ。だって死にたい女子高生は恋愛初心者やったんやろ?」
コクリと頷く。
そう、私は恋愛初心者だった。