クネクネ→両親
だいだらぼっち→クラスメート
白紙→画像を作った最初のヤツ
死にたい女子高生→彼氏

「もし、この中のひとりを道連れにできるとしたら、誰が現実的だと思う?」
続けて発せられたクネクネの言葉に私は目を見開いた。
「道連れって、一緒に殺すってこと?」

「ただの妄想だよ? でもさ、このままじゃ私たちあまりにも可哀そうで終わっちゃうでしょう?」
クネクネの言葉にだいだらぼっちが大きく頷き、前髪が揺れる。

「それはウチの思うとったよ。ウチらがここでただ自殺したとしたら、『あぁそうなんや』ってなんとなく納得されて終わる気ぃがする」
「可哀そうな子が、可哀そうな結末になっただけかぁ」