私はもともと目立つタイプじゃなかった。
小学校でも中学校でもそう。

読書が好きで休憩時間になるとカバンの中から文庫本を取り出して黙々と読んでいたから、自然と友達も少なくなった。
それでも日常生活に支障がでるほど孤立していたわけじゃない。