「で、そのお菓子大食いは今まで体系維持のために食べられなかった反動?」
白紙は口の中がいっぱいなので返事ができず、何度も頷いてみせた。
これだけ食べれば体重増加だけじゃなくニキビも沢山できるだろう。

だけどもう、白紙はそんなこと気にしない。
今後本当に仕事がなくなろうとも関係ないから。
「見せてあげようか、ワタシの動画」

ようやく口の中のお菓子を飲み込んで白紙がだいだらぼっちへ向けて言った。
「え?」
「結構グロイよ」

そう言い置いて自分のスマホをテーブルの中央に置き、動画を再生する。
画面上に現れたのは全裸の白紙だった。
後ろから白紙の体をまさぐっている男の姿がある。