AI生成されたヌード写真を見て、ワタシはすぐに事務所に連絡を入れた。
『あぁ、よくあるんだよねああいうの。大丈夫だよ、すぐに消してもらうから』
そう言ってもらえて1時間後には確かにその写真は削除されていた。

だけどそれを面白がった連中がいた。
ワタシのAI写真は連日のようにUPされ、そしてそこには猥雑なコメントが多数残された。
『なにしてるんですか! 早く消してください!』

ひと月も経過する頃には《××のヌードを生成する》というちょっとしたブームが巻き起こった。
消しても消しても次から次へと作ってUPされていく。
それは恐ろしいほどの速さで、何十人もの人間がこぞって作っていることがわかった。