ああいう私生活っぽさが出ている写真はファンサービスとして評判がいいみたいだ。
それでまたフォロワーが増えるのならお安い御用だと思った。
『わかります、やってみます』

どの写真をUPするのかはその都度事務所の人に確認してもらうことを約束して、ワタシは更にSNS活動に力を入れることになった。
《モデルの××のヌード作ってみた》

そんな文言と一緒にAI生成されたワタシのヌード写真がネット上に流れ始めたのは、高校2年生に上がったころだった。

そのときにはSNSの活動にも慣れてきて、なにを書き込んでもアンチコメントを書き込んでくるやつがいるということもわかっていた頃だった。
でも、今回は違う。