君と見た朝焼けを永遠に残したかった


部活を辞めてから、放課後学校から逃げるように去っていた。
あの美術部にいても、自分の描きたい絵が描けるとは思っていなかった。
そういう意味では部活を辞めてよかったと思う。
それはそうとして、部活の空気に馴染めなかったこと、他の部員と当たり障りなく仲良くできなかったことを少し後悔している。
でも、人間関係と自分の描きたいもの、どちらを選ぶかと聞かれたならば、自分の描きたいものを取りたい。
いつだって好きなものに誠実でいたい。
だから僕は、僕なりに絵を描き続けたい。
そう思った。