君と見た朝焼けを永遠に残したかった


ある日、放課後教室の中に入ろうとすると、聞いてしまった。

「瀬名ちゃんって、なんか私たちとは住む世界が違うよね。」
「ノリが違うっていうか、なんか、東京自慢?っていうか。」
「無理して笑わなくていいのに。」

ああ、私のこと、言われてる。
その場で口を半開きにして、固まってしまった。
息苦しい。もう笑えない。
とっととカバン取って帰ろう。
意を決して、教室のドアを開ける。