君と見た朝焼けを永遠に残したかった


終業式を終え、夏休み。
県民会館は学生展で賑っていた。大賞を取ったのは新藤が描いたひまわりの絵だった。納得だった。
速水の絵も入賞していた。先輩達の絵も入賞していた。僕の絵も佳作を取った。

だけどもう自分が何を描きたいのか、何のために描いているのか、完全にわからなくなっていた。

「・・・もう、無理だ。」