君と見た朝焼けを永遠に残したかった


息苦しくなっていく。
ありのまま、自分の絵を受け入れてくれる美術部だと思ってたのに。理想から遠ざかっていく。

本当に?賞のために絵を描かなければいけないの?

部活内の空気も心なしかギスギスしていく。

描いて、描いて、描いた。悩みながらもウケそうな絵を目指して描いた。

苦しいまま、時は過ぎ、六月になった。

部内選考の日がやってきた。各々が描いた絵を持ち寄り、意見交換をしながら学生展に出品する絵を決める日だ。