君と見た朝焼けを永遠に残したかった


誰も寄ってこないしぼーっと立っていると何人かが次々に部屋に入ってきた。

「あっ慧。久しぶりだな。」

「新。久しぶり。新も美術部に入るの?」

「おう。学校だと広いスペースが使えて彫刻するのに便利だからな。」

美術予備校以来に新に会えた。僕と同じく潮凪高校に入学したみたいだった。同じ高校に新がいると少し心強い。

美術部の入部希望者は僕と新含め四人。全員新入生で入部希望者のようだった。

「とりあえず空いてるところ座ろうぜ。」
と新はスタスタ歩き椅子に座った。

僕やほかの生徒も各々空いた席に座った。