そもそも会社員だろうと芸術家だろうと、人と全く関わらず生きていくなんて無理なのだ。
そのくらいのこと僕だって十分にわかっている。
今まで人と関わらず生きてきたのだって特に理由はない。悪いことをしたわけでもなんでもないのに、自分に自信がなかった。
自分一人で勝手に自信を無くし、自分は無価値な人間だと思い込み、こんな自分と関わる価値がないと常に思っている。
いつか社会に出ていかないといけない。わかっている。
僕は絵を描くことが好きだから、画家に向いている。画家になれば極力人と関わらず生きていける。
そういう甘ったれた考えも胸の奥底にあった。
画家になったとして、生活していけるほど絵が売れるとも限らないのに。
でも、人の心を震わせるような、画家になりたい。
そう思ったのは本当だ。本当なんだ。
頭の中でぐるぐると色んな考えがよぎる。
思ってるだけじゃだめだ。頑張らないと。
