さてと、お腹の具合も落ち着いてきたし。
えんもたけなわって処かな?
「さあ、そろそろ本題に入ろうか?」
この俺の発言に一気に臨戦態勢に移行する者達。
数名はメモをとりだしている。
あらまあ、変わり身の早い事で。
「それで、ジョニー店長。今回の呼び出しはいかほどに?」
存在感をアピールしたいのか、珍しく先を進めるヘンリー国王。
思わず鼻で笑いそうになってしまった。
ハハハ・・・流石に失礼だよね。
「ではさっそく・・・」
真剣な眼差しを俺に向ける一同。
「先ほど、ララより魔道学園の話があったと思う」
「ああ・・・」
「であるな・・・」
「フム・・・」
一拍置いて全員を見渡す。
少々芝居じみているか?
「それに加えて、俺からも重要な発表を行いたい」
息を飲む一同。
「その発表とは・・・美容学校の設立だ!」
当たり一面がしんと静まり返っていた。
そして小波の様に反応が広がっていく。
「美容学校の設立とな?・・・」
「遂に・・・」
「そう来たか・・・」
「何とまあ・・・」
「そこでだ・・・皆さんのお力をお借りしたい」
手を上げて発言を求める伯爵。
「ジョニー店長、美容学校がどんなものかをまずは教えて貰えないだろうか?」
至極当然の疑問だな。
「いいでしょう、美容学校とは美容師になる技術や、知識を得る為の学校です」
さて、話を始めようか。
ここから美容学校の概要説明が行われた。
内容としては、美容学校は二年制であること、そして国が学校運営を行う。
つまり国立の学校という事になる。
他にも通うのが難しい生徒達に、寮を建設して衣食住を提供する。
寮費は僅かながらではあるが、運営が出来るぐらいは頂くつもりだ。
対象年齢は十五歳以上の男女であり、高齢者でもやる気と試験を通過すれば学生となる事が可能だ。
但し、美容学校を卒業とは別に、美容師になるには美容師試験に合格する事が必要であること。
美容師の技術や知識のみならず、一般教養や、礼儀作法等も学ぶことが出来るなど。
授業のカリキュラムは幅広い。
等々、多少ざっくりではあるが、概要の説明は行われた。
その他詳細はまた後日ということで・・・
「次に人事について発表します!」
場内に緊張が走った。
「ちょっ!ちょっと待ってください。美容学校の設立は決定事項ですか?」
伯爵が身構えている。
「ああ、勿論。これはララの意向でもありますからね」
これは絶対的に効力を発揮するワードだ。
この世界の人達にとっては何をもってしても優先しなければならない事になる。
正に黄門様の印籠である。
控えおろー!ってか?
「さ・・・左様であるか・・・」
「であれば・・・」
「そうなのか・・・」
数名は腰が引けているみたいだ。
だがしかし、
「何を弱気な!」
「そうですよ!美容学校ですよ!」
「最高じゃないですか!」
どうやら女性陣は肯定的な様子。
ハハハ・・・しめしめだ。
そうなると思っていましたよ。
「では・・・最初に美容学校の校長は・・・伯爵夫人ことマリアベルさんにお任せします!」
一瞬場が静まり返った。
その後、
「よっしゃー!!!」
マリアベルさんの咆哮が木霊した。
ハハハ!そんな反応をすると思ってましたよ。
「よーし、よしよし!」
ガッツポーズを決めていた。
相当嬉しいみたいだね。
「そのサポートをクロエちゃんにお願いできるかな?」
「ハッ!承りました!」
おやおや、マリアベルさんに感化されたのか、クロエちゃんは俺に敬礼をしていた。
この子も随分と変わったねえ。
「マリアベルさんとクロエちゃんには授業も受け持ってもらうからね」
「授業ですか?」
「はい、主に一般教養と礼儀作法についてです」
「なるほど・・・マリアベルとクロエであれば打って付けですね」
伯爵がフォローしていた。
「授業内容など、もろもろは後日打ち合わせをしましょう」
「「はい!」」
うん!良い返事です。
「そして今ここに集まっている全ての美容師は可能な限り授業に出席してほしい」
「と、いいますと?」
シルビアちゃんが美容師を代表して発言していた。
「残念ながら美容師の授業を行えるのは俺しかいない」
「ですね」
「それでは今後の発展は望めない」
「ええ・・・」
「一年目は俺が受け持つが、二年目からは君達が教壇に立てるようになっていただきたい」
「・・・がんばります!」
シルビアちゃん達、美容師一同は眼を輝かせていた。
「美容師として切磋琢磨して、腕を磨くのも大事だが、後進を育てる事も重要なことだ」
「確かに・・・」
「美容学校の設立は、この国を美容大国とする最後の一手です!」
「であるな・・・」
思わず相槌を打つ国王。
「そして、この世界を文明化させるというララの想いを叶えることになるんです」
「ララ様の想い・・・」
「ララの出現により、世界は大きく舵を切りだしました」
「ふむ・・・」
「美容学校はこの世界にとっても大きな一歩となるのです!」
「おおっ!」
「確かに!」
「これは凄い事になったぜ」
「しかし・・・俺一人では難しい・・・そこで、皆さんの手を借りたいのです!」
この言葉に会場は一気にボルテージが上がった。
「えらい事になってきたぞ!」
「これは楽しみだ!」
「私も美容学校に通おうかしら?」
その後も人事の発表は続く。
「最後に御庭番だが・・・」
俺は親父に視線を絡める。
親父は軽く顎を引いていた。
「ライゼル!・・・やれるな?」
「おっ!・・・俺でいいのか?・・・」
ライゼルは親父に視線を向ける。
今一度頷く親父。
「ああ!やるぜ!やらせて貰うぜ!」
「華やかに頼むぞ!」
「おうよ!任せとけ!」
ライゼルの喜びに国王達も喜んでいた。
ハハハ!仲睦まじい事ですね。
えんもたけなわって処かな?
「さあ、そろそろ本題に入ろうか?」
この俺の発言に一気に臨戦態勢に移行する者達。
数名はメモをとりだしている。
あらまあ、変わり身の早い事で。
「それで、ジョニー店長。今回の呼び出しはいかほどに?」
存在感をアピールしたいのか、珍しく先を進めるヘンリー国王。
思わず鼻で笑いそうになってしまった。
ハハハ・・・流石に失礼だよね。
「ではさっそく・・・」
真剣な眼差しを俺に向ける一同。
「先ほど、ララより魔道学園の話があったと思う」
「ああ・・・」
「であるな・・・」
「フム・・・」
一拍置いて全員を見渡す。
少々芝居じみているか?
「それに加えて、俺からも重要な発表を行いたい」
息を飲む一同。
「その発表とは・・・美容学校の設立だ!」
当たり一面がしんと静まり返っていた。
そして小波の様に反応が広がっていく。
「美容学校の設立とな?・・・」
「遂に・・・」
「そう来たか・・・」
「何とまあ・・・」
「そこでだ・・・皆さんのお力をお借りしたい」
手を上げて発言を求める伯爵。
「ジョニー店長、美容学校がどんなものかをまずは教えて貰えないだろうか?」
至極当然の疑問だな。
「いいでしょう、美容学校とは美容師になる技術や、知識を得る為の学校です」
さて、話を始めようか。
ここから美容学校の概要説明が行われた。
内容としては、美容学校は二年制であること、そして国が学校運営を行う。
つまり国立の学校という事になる。
他にも通うのが難しい生徒達に、寮を建設して衣食住を提供する。
寮費は僅かながらではあるが、運営が出来るぐらいは頂くつもりだ。
対象年齢は十五歳以上の男女であり、高齢者でもやる気と試験を通過すれば学生となる事が可能だ。
但し、美容学校を卒業とは別に、美容師になるには美容師試験に合格する事が必要であること。
美容師の技術や知識のみならず、一般教養や、礼儀作法等も学ぶことが出来るなど。
授業のカリキュラムは幅広い。
等々、多少ざっくりではあるが、概要の説明は行われた。
その他詳細はまた後日ということで・・・
「次に人事について発表します!」
場内に緊張が走った。
「ちょっ!ちょっと待ってください。美容学校の設立は決定事項ですか?」
伯爵が身構えている。
「ああ、勿論。これはララの意向でもありますからね」
これは絶対的に効力を発揮するワードだ。
この世界の人達にとっては何をもってしても優先しなければならない事になる。
正に黄門様の印籠である。
控えおろー!ってか?
「さ・・・左様であるか・・・」
「であれば・・・」
「そうなのか・・・」
数名は腰が引けているみたいだ。
だがしかし、
「何を弱気な!」
「そうですよ!美容学校ですよ!」
「最高じゃないですか!」
どうやら女性陣は肯定的な様子。
ハハハ・・・しめしめだ。
そうなると思っていましたよ。
「では・・・最初に美容学校の校長は・・・伯爵夫人ことマリアベルさんにお任せします!」
一瞬場が静まり返った。
その後、
「よっしゃー!!!」
マリアベルさんの咆哮が木霊した。
ハハハ!そんな反応をすると思ってましたよ。
「よーし、よしよし!」
ガッツポーズを決めていた。
相当嬉しいみたいだね。
「そのサポートをクロエちゃんにお願いできるかな?」
「ハッ!承りました!」
おやおや、マリアベルさんに感化されたのか、クロエちゃんは俺に敬礼をしていた。
この子も随分と変わったねえ。
「マリアベルさんとクロエちゃんには授業も受け持ってもらうからね」
「授業ですか?」
「はい、主に一般教養と礼儀作法についてです」
「なるほど・・・マリアベルとクロエであれば打って付けですね」
伯爵がフォローしていた。
「授業内容など、もろもろは後日打ち合わせをしましょう」
「「はい!」」
うん!良い返事です。
「そして今ここに集まっている全ての美容師は可能な限り授業に出席してほしい」
「と、いいますと?」
シルビアちゃんが美容師を代表して発言していた。
「残念ながら美容師の授業を行えるのは俺しかいない」
「ですね」
「それでは今後の発展は望めない」
「ええ・・・」
「一年目は俺が受け持つが、二年目からは君達が教壇に立てるようになっていただきたい」
「・・・がんばります!」
シルビアちゃん達、美容師一同は眼を輝かせていた。
「美容師として切磋琢磨して、腕を磨くのも大事だが、後進を育てる事も重要なことだ」
「確かに・・・」
「美容学校の設立は、この国を美容大国とする最後の一手です!」
「であるな・・・」
思わず相槌を打つ国王。
「そして、この世界を文明化させるというララの想いを叶えることになるんです」
「ララ様の想い・・・」
「ララの出現により、世界は大きく舵を切りだしました」
「ふむ・・・」
「美容学校はこの世界にとっても大きな一歩となるのです!」
「おおっ!」
「確かに!」
「これは凄い事になったぜ」
「しかし・・・俺一人では難しい・・・そこで、皆さんの手を借りたいのです!」
この言葉に会場は一気にボルテージが上がった。
「えらい事になってきたぞ!」
「これは楽しみだ!」
「私も美容学校に通おうかしら?」
その後も人事の発表は続く。
「最後に御庭番だが・・・」
俺は親父に視線を絡める。
親父は軽く顎を引いていた。
「ライゼル!・・・やれるな?」
「おっ!・・・俺でいいのか?・・・」
ライゼルは親父に視線を向ける。
今一度頷く親父。
「ああ!やるぜ!やらせて貰うぜ!」
「華やかに頼むぞ!」
「おうよ!任せとけ!」
ライゼルの喜びに国王達も喜んでいた。
ハハハ!仲睦まじい事ですね。

