結局この日は一日中屋台での作業に追われてしまった。
相当数の人々が集まってきたよ。
途中でウネウネが足りなくなって、ライゼルに何度も魚屋に走って貰った。
最終的にはANGELIのスタッフ総出での出来事になってしまった。
お寛ぎの所すんません・・・
でもスタッフ達はこの非日常を楽しんでいるみたいで、よかったよ。
今後は屋台の親父さんが鰻の屋台を引き継いでいくみたいだ。
でも・・・この世界に醤油はないんだよね・・・
すまんな・・・白焼きで我慢してくれ。
でも親父さんはなんとかして醤油を作ってみせると息を巻いていたな。
発酵はなかなか難しいけど、まあ頑張ってくれ。
作り方は教えておいたけど、それで充分だろう。
後は気合と根性でどうにかしてくれ!
その翌日はララの希望で、エルザの村の住民達との交流会となった。
なにかしら今後の為の布石をと考えているのだろう。
そんな気がするよ。
ララは積極的に住民達と交流を図っていた。
何とも珍しい。
いや、それぐらい重要な事なんだろう。
住民達は、それはとても喜んでいたよ。
だって彼らにとっては、ララは信仰の対象と変わらないからね。
涙を流す者が多かった、他にもずっと震えている者もいたな。
そして何故だか俺にも挨拶を求める者が多数いた。
その中には弟子入りを望む者が多く、またどうしたら美容師に成れるのかを教えて欲しいという者達だ。
この村にも髪結いさんはいるらしいのだが、他の国とあまり変わりはしないらしい。
この村の髪結いさん曰く、魔法で容姿を弄る事は禁忌とされている為、魔法でどうにかとは出来ないらしい。
何でも魔法でって訳にはいかないんだね。
その為、俺に注目が集まっているみたいだ。
まあ自分で言うのもなんですが、仕事の出来る美容師さんなんでね!
更にはララの影響で、俺はこの村の住民にとっては聖人の様に考えられているみたいだ。
あり得ないってえの・・・俺が聖人?・・・馬鹿いっちゃいけない・・・一番ほど遠いっての・・・まったく・・・
そんな事もあってか、俺以外にも親父も人気者だ。
それに今回は美幸が来れなかったことを嘆く女性たちが多かった。
うーん、ネイルをみたかったのかな?
実際に休業中を良い事に、シルビアちゃんとクリスタルちゃんはしっかりとネイルを整えていた。
そのつけ爪を観たいと女性が殺到していたからね。
本人達も満更でもないと、あーでもない、こーでもないと自慢していたよ。
気持ちは分かりますが、程々にしなさいなっての。
結局の所、エルザの村でもどこであっても、我等チーム『ANGELI』は人気者ってことですね。
ありがたいことです。
その後もララの行脚は続き、ほぼ村の全員と挨拶をしたのではないかというほど積極的に交流していた。
そして、あれよあれよという間に晩飯の時間となっていた。
村人総出のバーベキュー大会となった。
飲めや食えやの大騒ぎ。
ララが村に訪れたことがよほど嬉しいのか、村人たちは漏れなく浮かれていたよ。
でも調子に乗ってやんちゃをする者などは居なかった。
それはそうだろう、何せララが居るんだからね。
そんな事をしたらララに嫌われてしまうからさ。
でもやっぱり俺にお酒をつごうとする者は後を絶たなかった。
遠慮なくお断りさせてもらいましたけどね。
アルコールぐらい自分のペースで飲ませてくれっての。
いくら社員旅行だとはいっても、飲み潰れるつもりはさらさらありませんよ。
それにしても結構食べたな。
この社員旅行は食べてばっかりの様な気がする・・・
もしかして太ってたりして・・・
そして宴会は佳境を向かえた。
ララは上空にホバリングすると一気に注目を集めた。
(皆の者・・・耳を傾けるが良い)
ララの念話が木霊する。
厳格な声の響きが唐突に様相を変え、場の空気は一返した。
すると一斉に俺と親父以外の者が跪づいた。
(エルザの村の者達よ・・・この度の歓待大いに満足・・・)
俺と親父は何が始まったのかと視線を絡めた。
二人して肩を竦める。
(余の出現により、世界は一変した・・・して、これよりこの世界は変わってゆく事になる)
これは・・・ララの演説か?
(この世界はより文明化を果たし、住みよい世界へと変貌を遂げるのだ)
数名の者達が頷いていた。
(その文明化の中心となるのは魔法である)
だろうね。
(そこで、魔法の洗堀者であるエルザの村の皆には余から使命を与える、心して聞くがよい)
ジョシュアがより一層に緊張しているのが分かった。
(この世界に蔓延る間違いを正して貰いたい)
間違い?何の事?
(分かっておるな、ジョシュアよ)
「はっ!存じております!」
(ならばよい、申してみよ)
「はっ!全人類が魔法を使える件で御座いますね」
はい?聞いてた話と違うのだが?
(フム、その通りである)
おいおいおい!一部の者しか魔法は使えないんじゃないのか?
(かつて一部の魔法を得意とする者達が、自分達を贔屓する為に言い伝えた嘘。極一部の限られた者にしか魔法は使えないとする虚言・・・何とも嘆かわしい・・・)
「遂にそれを払拭する時が訪れたのですね」
(そうである、余はエルザの村の魔法士たちに命ずる!お主らはその優れた魔法の技術を全人類に教え、享受するのだ!後に再び余の名においてサミットを開催する。そこで魔法学院の設立を命ずることにする、そこでエルザの村の魔法士達は教壇に立ち、指導するのだ!)
マジかよ!これはなかなかの規模のお話ですが?
ん?ちょっと待てよ・・・全人類ってことは・・・俺も魔法を使う事が可能なのか?・・・
いや・・・地球で生まれた俺はどうせ駄目なのだろうな・・・
案の定、後に俺は魔法を使うことは出来ないとララから告げられた。
一瞬でも喜んでしまった自分が恥ずかしいよ・・・まったく・・・
それにしても、魔法学院とは・・・どうなることやら・・・
相当数の人々が集まってきたよ。
途中でウネウネが足りなくなって、ライゼルに何度も魚屋に走って貰った。
最終的にはANGELIのスタッフ総出での出来事になってしまった。
お寛ぎの所すんません・・・
でもスタッフ達はこの非日常を楽しんでいるみたいで、よかったよ。
今後は屋台の親父さんが鰻の屋台を引き継いでいくみたいだ。
でも・・・この世界に醤油はないんだよね・・・
すまんな・・・白焼きで我慢してくれ。
でも親父さんはなんとかして醤油を作ってみせると息を巻いていたな。
発酵はなかなか難しいけど、まあ頑張ってくれ。
作り方は教えておいたけど、それで充分だろう。
後は気合と根性でどうにかしてくれ!
その翌日はララの希望で、エルザの村の住民達との交流会となった。
なにかしら今後の為の布石をと考えているのだろう。
そんな気がするよ。
ララは積極的に住民達と交流を図っていた。
何とも珍しい。
いや、それぐらい重要な事なんだろう。
住民達は、それはとても喜んでいたよ。
だって彼らにとっては、ララは信仰の対象と変わらないからね。
涙を流す者が多かった、他にもずっと震えている者もいたな。
そして何故だか俺にも挨拶を求める者が多数いた。
その中には弟子入りを望む者が多く、またどうしたら美容師に成れるのかを教えて欲しいという者達だ。
この村にも髪結いさんはいるらしいのだが、他の国とあまり変わりはしないらしい。
この村の髪結いさん曰く、魔法で容姿を弄る事は禁忌とされている為、魔法でどうにかとは出来ないらしい。
何でも魔法でって訳にはいかないんだね。
その為、俺に注目が集まっているみたいだ。
まあ自分で言うのもなんですが、仕事の出来る美容師さんなんでね!
更にはララの影響で、俺はこの村の住民にとっては聖人の様に考えられているみたいだ。
あり得ないってえの・・・俺が聖人?・・・馬鹿いっちゃいけない・・・一番ほど遠いっての・・・まったく・・・
そんな事もあってか、俺以外にも親父も人気者だ。
それに今回は美幸が来れなかったことを嘆く女性たちが多かった。
うーん、ネイルをみたかったのかな?
実際に休業中を良い事に、シルビアちゃんとクリスタルちゃんはしっかりとネイルを整えていた。
そのつけ爪を観たいと女性が殺到していたからね。
本人達も満更でもないと、あーでもない、こーでもないと自慢していたよ。
気持ちは分かりますが、程々にしなさいなっての。
結局の所、エルザの村でもどこであっても、我等チーム『ANGELI』は人気者ってことですね。
ありがたいことです。
その後もララの行脚は続き、ほぼ村の全員と挨拶をしたのではないかというほど積極的に交流していた。
そして、あれよあれよという間に晩飯の時間となっていた。
村人総出のバーベキュー大会となった。
飲めや食えやの大騒ぎ。
ララが村に訪れたことがよほど嬉しいのか、村人たちは漏れなく浮かれていたよ。
でも調子に乗ってやんちゃをする者などは居なかった。
それはそうだろう、何せララが居るんだからね。
そんな事をしたらララに嫌われてしまうからさ。
でもやっぱり俺にお酒をつごうとする者は後を絶たなかった。
遠慮なくお断りさせてもらいましたけどね。
アルコールぐらい自分のペースで飲ませてくれっての。
いくら社員旅行だとはいっても、飲み潰れるつもりはさらさらありませんよ。
それにしても結構食べたな。
この社員旅行は食べてばっかりの様な気がする・・・
もしかして太ってたりして・・・
そして宴会は佳境を向かえた。
ララは上空にホバリングすると一気に注目を集めた。
(皆の者・・・耳を傾けるが良い)
ララの念話が木霊する。
厳格な声の響きが唐突に様相を変え、場の空気は一返した。
すると一斉に俺と親父以外の者が跪づいた。
(エルザの村の者達よ・・・この度の歓待大いに満足・・・)
俺と親父は何が始まったのかと視線を絡めた。
二人して肩を竦める。
(余の出現により、世界は一変した・・・して、これよりこの世界は変わってゆく事になる)
これは・・・ララの演説か?
(この世界はより文明化を果たし、住みよい世界へと変貌を遂げるのだ)
数名の者達が頷いていた。
(その文明化の中心となるのは魔法である)
だろうね。
(そこで、魔法の洗堀者であるエルザの村の皆には余から使命を与える、心して聞くがよい)
ジョシュアがより一層に緊張しているのが分かった。
(この世界に蔓延る間違いを正して貰いたい)
間違い?何の事?
(分かっておるな、ジョシュアよ)
「はっ!存じております!」
(ならばよい、申してみよ)
「はっ!全人類が魔法を使える件で御座いますね」
はい?聞いてた話と違うのだが?
(フム、その通りである)
おいおいおい!一部の者しか魔法は使えないんじゃないのか?
(かつて一部の魔法を得意とする者達が、自分達を贔屓する為に言い伝えた嘘。極一部の限られた者にしか魔法は使えないとする虚言・・・何とも嘆かわしい・・・)
「遂にそれを払拭する時が訪れたのですね」
(そうである、余はエルザの村の魔法士たちに命ずる!お主らはその優れた魔法の技術を全人類に教え、享受するのだ!後に再び余の名においてサミットを開催する。そこで魔法学院の設立を命ずることにする、そこでエルザの村の魔法士達は教壇に立ち、指導するのだ!)
マジかよ!これはなかなかの規模のお話ですが?
ん?ちょっと待てよ・・・全人類ってことは・・・俺も魔法を使う事が可能なのか?・・・
いや・・・地球で生まれた俺はどうせ駄目なのだろうな・・・
案の定、後に俺は魔法を使うことは出来ないとララから告げられた。
一瞬でも喜んでしまった自分が恥ずかしいよ・・・まったく・・・
それにしても、魔法学院とは・・・どうなることやら・・・

