カバンに教科書を入れ終えた時にクラスメートの男子生徒が声をかけてきた。
彼は学級員をしていて、学年で1位2位を争うほど頭がいい。
大学も有名なところへ行くのだと風のうわさで聞いた。
「プリントってなんだっけ?」
宿題が出ていただろうかと考えても思い出せない。
「高校生活3年間を終えてのアンケートだよ」
そういえばそんなものをもらった気もする。
しかも3日ほど前のことだ。
慌ててカバンの中を確認すると、奥の方でしわくちゃになってプリントが出てきた。
もちろんまだなにも書けていない。
「あぁ~、まだ書けてないや。締め切りいつだっけ?」
「今日。ちなみに俺が集めて持っていくことになってる」
男子生徒のしかめっ面を見て申し訳なさがこみ上げてくる。
「ごめん、すぐに書くから」
「うん」
とはいえ3年間はまだ終わっていないし、このアンケートは少し気が早いんじゃないかという気もする。
彼は学級員をしていて、学年で1位2位を争うほど頭がいい。
大学も有名なところへ行くのだと風のうわさで聞いた。
「プリントってなんだっけ?」
宿題が出ていただろうかと考えても思い出せない。
「高校生活3年間を終えてのアンケートだよ」
そういえばそんなものをもらった気もする。
しかも3日ほど前のことだ。
慌ててカバンの中を確認すると、奥の方でしわくちゃになってプリントが出てきた。
もちろんまだなにも書けていない。
「あぁ~、まだ書けてないや。締め切りいつだっけ?」
「今日。ちなみに俺が集めて持っていくことになってる」
男子生徒のしかめっ面を見て申し訳なさがこみ上げてくる。
「ごめん、すぐに書くから」
「うん」
とはいえ3年間はまだ終わっていないし、このアンケートは少し気が早いんじゃないかという気もする。



