雨の日の翌日に子供が流されるニュースを聞いたこともある河だ。 「嫌だね。千尋、お前は一生俺のものだ」 怜也はハンドルをまっすぐに固定したまま突き進んでいく。 「イヤアアアアアア!!」 私の悲鳴は河の中へと消えていき、やがて消えた。 END