私はスマホを胸に抱きかかえるようにしてベッドにダイブしたのだった。
☆☆☆
今までも男の子とデートした経験はあるけれど、学校帰りとか休日に少し遊びに行く程度のことだった。
そのときだってもちろん相手のことを好きだったキスとかもしたけれど、今回は違う。
相手は大学生で、しかもめちゃくちゃカッコイイ怜也だ。
これで緊張しないほうがどうかしている。
「う~ん、どうしよう。遊園地だから歩きやすいほうがいいけど、あまりにカジュアルだとなぁ」
翌日、私はクローゼットの前で30分も悩んでいた。
ベッドの上には今日の候補として投げ出した服が乱雑に散らばっている。
できればジーンズで行きたいけれど、それじゃ色気がない。
ロングスカートにしようかとも思ったけれど、足に絡まって歩きにくくなるかもしれない。
「なによ、あんた今日デート?」
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今までも男の子とデートした経験はあるけれど、学校帰りとか休日に少し遊びに行く程度のことだった。
そのときだってもちろん相手のことを好きだったキスとかもしたけれど、今回は違う。
相手は大学生で、しかもめちゃくちゃカッコイイ怜也だ。
これで緊張しないほうがどうかしている。
「う~ん、どうしよう。遊園地だから歩きやすいほうがいいけど、あまりにカジュアルだとなぁ」
翌日、私はクローゼットの前で30分も悩んでいた。
ベッドの上には今日の候補として投げ出した服が乱雑に散らばっている。
できればジーンズで行きたいけれど、それじゃ色気がない。
ロングスカートにしようかとも思ったけれど、足に絡まって歩きにくくなるかもしれない。
「なによ、あんた今日デート?」



