夏の墟城

青春・恋愛

水鳴諒/著
夏の墟城
作品番号
1754663
最終更新
2025/07/06
総文字数
14,284
ページ数
4ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
 ――夏服は左手首が見えてしまう。
 周囲にはリーダーシップもある成績優秀な優等生だと思われていた考成(俺)は、実際には勉強の重圧に耐えかねていた。テストが返却されたその日、下宿の自室で思わずカミソリを握っていた考成は、窓の外から歌声が聞こえてきたため不思議に思い、屋上へと向かう。そこには、裸足で歌っている少年がいた。それが、考成と葵の出会いだった。その下宿には他に二人、弓弦と晴臣が暮らしており、葵との関わりから、考成は他の二名とも交流を持つようになる。※同性同士の青春、男子高校生のお話です。リストカット(リスカ)表現と描写がございます。
あらすじ
 ――夏服は左手首が見えてしまう。
 周囲にはリーダーシップもある成績優秀な優等生だと思われていた考成(俺)は、実際には勉強の重圧に耐えかねていた。テストが返却されたその日、下宿の自室で思わずカミソリを握っていた考成は、窓の外から歌声が聞こえてきたため不思議に思い、屋上へと向かう。そこには裸足で歌っている少年がいた。それが、考成と葵の出会いだった。※リストカット(リスカ)表現と描写がございます。

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