もう戻ってくることはないと思ったため、
スクバを持って職員室に向かい、
なぜか終わっていた点検カードと日誌を渡した。
確か告白を見たのはちょうど五時ぐらい。
…?それまで彼女たちは何をしていたのだろうか。
…今気にしていても無駄か。
外履きに履き替え、倉庫に向かう。
倉庫裏には、あの二人がいた。
南くんと、沢田さん。
幻なんかじゃない。
あのボタンは本物だった。
私は驚きで内容なんか聞く前にそこから走り出していた。
こんなSFチックな…いやSFがこの世界に存在しているなんて、私はなんてものを手に入れてしまったのだろう。
過去に戻ってしまった私は、
過去であるあの日を取り消した。
今の私は南くんにとって何物でもない。
つまり、
「チャンスがある…?」
まだ告白成功確率は0じゃない。
ゲージが元通りになってしまったから。
このボタンを使えば、何回もやり直すことができる。
これって相当なチートじゃないか?私しかきっと持っていないだろうし。
このままいくと9時ごろに隼人が来る。
とりあえずお母さんに連絡しなければ。
けれど連絡すると、隼人のご飯は食べれない。それは嫌だ。
お母さんには悪いけど、スマホの充電が切れていたことにしよう。
走って帰ったからか、告白を見ていないからか。
リセット前の帰ってきた時間より30分ほど早く家に着いた。
パニック起こす気がしたので、一旦ノートに状況をまとめてみた。
要約するとこうだ。
・タイムリセットボタン
特徴 赤い 見た目はプラスチック製だがっ金属くらいの重さ。
裏に「タイムリセットボタンと書かれている」
掌に収まるくらいの大きさ。
・願いながら押すとその時間に戻る?
スクバを持って職員室に向かい、
なぜか終わっていた点検カードと日誌を渡した。
確か告白を見たのはちょうど五時ぐらい。
…?それまで彼女たちは何をしていたのだろうか。
…今気にしていても無駄か。
外履きに履き替え、倉庫に向かう。
倉庫裏には、あの二人がいた。
南くんと、沢田さん。
幻なんかじゃない。
あのボタンは本物だった。
私は驚きで内容なんか聞く前にそこから走り出していた。
こんなSFチックな…いやSFがこの世界に存在しているなんて、私はなんてものを手に入れてしまったのだろう。
過去に戻ってしまった私は、
過去であるあの日を取り消した。
今の私は南くんにとって何物でもない。
つまり、
「チャンスがある…?」
まだ告白成功確率は0じゃない。
ゲージが元通りになってしまったから。
このボタンを使えば、何回もやり直すことができる。
これって相当なチートじゃないか?私しかきっと持っていないだろうし。
このままいくと9時ごろに隼人が来る。
とりあえずお母さんに連絡しなければ。
けれど連絡すると、隼人のご飯は食べれない。それは嫌だ。
お母さんには悪いけど、スマホの充電が切れていたことにしよう。
走って帰ったからか、告白を見ていないからか。
リセット前の帰ってきた時間より30分ほど早く家に着いた。
パニック起こす気がしたので、一旦ノートに状況をまとめてみた。
要約するとこうだ。
・タイムリセットボタン
特徴 赤い 見た目はプラスチック製だがっ金属くらいの重さ。
裏に「タイムリセットボタンと書かれている」
掌に収まるくらいの大きさ。
・願いながら押すとその時間に戻る?
