俺の幼馴染があと1年以内に消える。透き通るほど綺麗な白い肌に黒髪を風になびかせ、俺の方をじっと見る幼馴染のココハ。コイツが…あと1年後に、消えるのか…?有り得ない話だと思い込みたくて、まだ一緒に居れると信じたくて必死に息を吸う。
「ごめんね、ソラ。これだけは言わなくちゃって思ってさ。」
俺はただ、大粒な涙と荒い呼吸をするだけだった。