「あぁ、今朝送られてきたヤツ? 違うよ。あのアカウントは唯ちゃんの友達も知ってたよ?」
嘘はついていない。
篤志くんはそれ以上なにも言わず、唇を引き結ぶと自分の席へと戻ったのだった。