その怒りは一秒ごとに膨らんでいった。
「篤志くん、ちょっと話があるんだけど」
放課後になるのを待って私は篤志くんに近づいた。
バスケ部に入っている篤志くんが部活に行くまでの短い時間がチャンスだった。
クラスメートたちはぞろぞろと教室から出ていく中、私は緊張する胸を制服の上から押さえて昨日見つけたアカウントを篤志くんに見せた。
「これって唯のアカウントだよね?」
「これが?」
うさぎのアイコンを見た篤志くんが眉を寄せる。
「ほら、この投稿見て。動物園に行ったことも書いてある」
指差して説明すると篤志くんの表情が険しくなった。
顔色も少し悪い。
「篤志くん、ちょっと話があるんだけど」
放課後になるのを待って私は篤志くんに近づいた。
バスケ部に入っている篤志くんが部活に行くまでの短い時間がチャンスだった。
クラスメートたちはぞろぞろと教室から出ていく中、私は緊張する胸を制服の上から押さえて昨日見つけたアカウントを篤志くんに見せた。
「これって唯のアカウントだよね?」
「これが?」
うさぎのアイコンを見た篤志くんが眉を寄せる。
「ほら、この投稿見て。動物園に行ったことも書いてある」
指差して説明すると篤志くんの表情が険しくなった。
顔色も少し悪い。



