そう聞かれて言葉に詰まった。
私はただこの裏アカウントを見つけてビックリしたから薫子に伝えたかっただけだけど……本当にそうだろうか?
見つけた瞬間、怒りにも近い気持ちが沸いてきたことを思い出す。
彼氏のことがそんなに嫌いならなんで付き合ってるの。
もし篤志くんがこのアカウントを見つけたらどうするつもり。
そんな気持ちが沸いてきたんだった。
「私ならもっと篤志くんを幸せにできると思った。こんなことしてる唯なんかよりもずっと」
拳を握りしめて言葉を振り絞る。
薫子が大きく頷いた。
「そうだよね。私もそう思うよ」
「唯は篤志くんにはふさわしくない」
私はハッキリとそうわかったのだった。
☆☆☆
私はただこの裏アカウントを見つけてビックリしたから薫子に伝えたかっただけだけど……本当にそうだろうか?
見つけた瞬間、怒りにも近い気持ちが沸いてきたことを思い出す。
彼氏のことがそんなに嫌いならなんで付き合ってるの。
もし篤志くんがこのアカウントを見つけたらどうするつもり。
そんな気持ちが沸いてきたんだった。
「私ならもっと篤志くんを幸せにできると思った。こんなことしてる唯なんかよりもずっと」
拳を握りしめて言葉を振り絞る。
薫子が大きく頷いた。
「そうだよね。私もそう思うよ」
「唯は篤志くんにはふさわしくない」
私はハッキリとそうわかったのだった。
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