「あいつ、ここで彼氏の悪口書いて承認欲求満たそうとしてんじゃん!」
薫子が鋭い指摘をする。
この裏アカウントの方が本アカウントよりもずっと人気があるみたいだし、同情的な声も多い。
唯が新しい彼氏とどれくらいで別れるか予想しあっている人までいる。
私は呆れてなにも言えなくなってしまった。
「これ、篤志くんは知らないんだよね?」
「そりゃそうでしょ。知ってたら絶対に別れてるって」
私は薫子からの質問に何度も頷いて答えた。
篤志はさすがにそこまでもバカじゃないはずだ。
「それで、彩花はこれを見つけてどうしたいと思ったの?」
「え?」
「なにかしたいと思ったから私に相談したんでしょう?」
薫子が鋭い指摘をする。
この裏アカウントの方が本アカウントよりもずっと人気があるみたいだし、同情的な声も多い。
唯が新しい彼氏とどれくらいで別れるか予想しあっている人までいる。
私は呆れてなにも言えなくなってしまった。
「これ、篤志くんは知らないんだよね?」
「そりゃそうでしょ。知ってたら絶対に別れてるって」
私は薫子からの質問に何度も頷いて答えた。
篤志はさすがにそこまでもバカじゃないはずだ。
「それで、彩花はこれを見つけてどうしたいと思ったの?」
「え?」
「なにかしたいと思ったから私に相談したんでしょう?」



