お風呂からあがり、パジャマを着てリビングに行く
「美琴、上がったか。んじゃお父さんも入ってくるか」
そう言ってお父さんはお風呂場に向かう
あたしはキッチンで少しのお水を飲んでから自分の部屋に向かった
部屋に入ると髪も乾かさず、すぐママに電話する
『美琴遅かったじゃない。さぁ早く柊先輩の話を聞かせて』
そうママが急かすからあたしは今日、アイツの家でおこったことを話した
『やーん。やっぱり柊先輩カッコいい!てか柊くんあたしとの約束破って言っちゃったのね』
「で、でも!アイツのお父さんも気にしてなかったし」
『なに必死に庇ってるのよ』
「庇うとかじゃなくて!実際そうだったし」
『でもすごかったでしょ?柊先輩。今のあたしでも足元にも及ばないわよ』
「でも、ママの方が強かったって言ってたよ」
『あの人はいつもそうなのよ、"お前の方が格闘センスがある"とか言って。実際、実践練習ではいつも手を抜かれてたわ』
「ふーん」
『柊先輩はね、"不炎の柊"って異名がついてて、ホントにすごかったのよ』
「へー」
『ちょっと美琴、あんた柊くん以外の話は興味ないのね』
「ち、違うわよ!!ただアイツだって…カッコよかったし…」
顔が一気に赤くなっていく
『美琴!それ、柊くんに言ってあげな?喜ぶわよ』
「ちょっとだけよ!ちょっとだけ」
『あんた素直じゃないわね。さっきの柊先輩のとこの話で、柊くん筋トレしてるって言ってたでしょ?』
「え、うん」
『それあたしが言ったのよ。"能力に頼らず強くなって、美琴を守ってちょうだい"って。じゃないと美琴はあげないわよって』
アイツ…あのとき能力使わなかったのって…
『よっぽど強くなりたいのね。美琴を守るために』
胸が苦しくなる
『あなたも素直になりなさい。柊くんのこと好きなんでしょ?』
「……………うん。」
『正直でよし。でもね美琴…』
「……なに?」
『カラダはまだ許しちゃダメよ。男って1回でも許したらサルみたいに求めてくるから』
「わ、わかってるわよ!」
『フフフ。また帰ったら柊くんのこと聞かせてね。それじゃあ早く寝なさい』
「うん。ありがとうママ。おやすみ」
『おやすみ美琴』
ママと電話を切ってから、そのままスマホを見つめた
少し考えてから、アイツとのLINEを開く
[今日ちょっとだけカッコいいと思った]
そう文字を打って送信もせず
画面を見つめて、アイツの顔を思い浮かべる
──「美琴から離れろ!!クソ野郎!!」──
それを思い浮かべて顔が赤くなり、慌てて打ってた文字を消した
そしてスマホをベッドにポンと投げ
鏡の前に座り、ドライヤーで髪を乾かしはじめる
少ししてから、乾かすのを中断してスマホを取りにベッドにいく
アイツにラリうさちゃんの"消すぞ"のスタンプを送ると、フンと鼻で笑ってからまた髪を乾かし始めた
髪を乾かし終わり、スマホを見るが既読になってない
それから部屋をでて歯を磨き、また部屋に戻ってきてスマホをみると着信が1件あった
慌てて確認するとアイツからで
すぐ電話をかけた
『あ、如月か?ハァ…わりぃ、寝てたか?ちょっとLINE気づくの遅れて…ハァハァ』
呼吸が荒い
「別にいいわよ。電話どうしたの?」
『いや、ハァハァ…如月の声が少し聞きたくて…ハァハァ』
「あ、あんた…あたしの声聞いてなにしようとしてんのよ変態!!」
『え?い、いや違う!これは…』
「何が違うのよ!どうせさっきのこと思い出して変なことしてたんでしょ!?」
『ご、誤解だって!これはその…』
「ほらしなさいよ!あたしの声聞いてるでしょ!?してみなさいよ!」
『走ってたんだよ!えと…親父に買い物頼まれてコンビニまで走って行ってたんだよ』
顔が赤くなったのがわかる
たぶん今日一番の顔の赤さだと思う
あたしは慌てて電話を切った
すぐアイツからLINEがきた
[勝手に切んなよ。でも声聞けてよかった。おやすみ]
あたしはラリうさちゃんの消すぞスタンプを送り、スマホをベッドに叩きつけ、自分もベッドに倒れ込んだ
「美琴、上がったか。んじゃお父さんも入ってくるか」
そう言ってお父さんはお風呂場に向かう
あたしはキッチンで少しのお水を飲んでから自分の部屋に向かった
部屋に入ると髪も乾かさず、すぐママに電話する
『美琴遅かったじゃない。さぁ早く柊先輩の話を聞かせて』
そうママが急かすからあたしは今日、アイツの家でおこったことを話した
『やーん。やっぱり柊先輩カッコいい!てか柊くんあたしとの約束破って言っちゃったのね』
「で、でも!アイツのお父さんも気にしてなかったし」
『なに必死に庇ってるのよ』
「庇うとかじゃなくて!実際そうだったし」
『でもすごかったでしょ?柊先輩。今のあたしでも足元にも及ばないわよ』
「でも、ママの方が強かったって言ってたよ」
『あの人はいつもそうなのよ、"お前の方が格闘センスがある"とか言って。実際、実践練習ではいつも手を抜かれてたわ』
「ふーん」
『柊先輩はね、"不炎の柊"って異名がついてて、ホントにすごかったのよ』
「へー」
『ちょっと美琴、あんた柊くん以外の話は興味ないのね』
「ち、違うわよ!!ただアイツだって…カッコよかったし…」
顔が一気に赤くなっていく
『美琴!それ、柊くんに言ってあげな?喜ぶわよ』
「ちょっとだけよ!ちょっとだけ」
『あんた素直じゃないわね。さっきの柊先輩のとこの話で、柊くん筋トレしてるって言ってたでしょ?』
「え、うん」
『それあたしが言ったのよ。"能力に頼らず強くなって、美琴を守ってちょうだい"って。じゃないと美琴はあげないわよって』
アイツ…あのとき能力使わなかったのって…
『よっぽど強くなりたいのね。美琴を守るために』
胸が苦しくなる
『あなたも素直になりなさい。柊くんのこと好きなんでしょ?』
「……………うん。」
『正直でよし。でもね美琴…』
「……なに?」
『カラダはまだ許しちゃダメよ。男って1回でも許したらサルみたいに求めてくるから』
「わ、わかってるわよ!」
『フフフ。また帰ったら柊くんのこと聞かせてね。それじゃあ早く寝なさい』
「うん。ありがとうママ。おやすみ」
『おやすみ美琴』
ママと電話を切ってから、そのままスマホを見つめた
少し考えてから、アイツとのLINEを開く
[今日ちょっとだけカッコいいと思った]
そう文字を打って送信もせず
画面を見つめて、アイツの顔を思い浮かべる
──「美琴から離れろ!!クソ野郎!!」──
それを思い浮かべて顔が赤くなり、慌てて打ってた文字を消した
そしてスマホをベッドにポンと投げ
鏡の前に座り、ドライヤーで髪を乾かしはじめる
少ししてから、乾かすのを中断してスマホを取りにベッドにいく
アイツにラリうさちゃんの"消すぞ"のスタンプを送ると、フンと鼻で笑ってからまた髪を乾かし始めた
髪を乾かし終わり、スマホを見るが既読になってない
それから部屋をでて歯を磨き、また部屋に戻ってきてスマホをみると着信が1件あった
慌てて確認するとアイツからで
すぐ電話をかけた
『あ、如月か?ハァ…わりぃ、寝てたか?ちょっとLINE気づくの遅れて…ハァハァ』
呼吸が荒い
「別にいいわよ。電話どうしたの?」
『いや、ハァハァ…如月の声が少し聞きたくて…ハァハァ』
「あ、あんた…あたしの声聞いてなにしようとしてんのよ変態!!」
『え?い、いや違う!これは…』
「何が違うのよ!どうせさっきのこと思い出して変なことしてたんでしょ!?」
『ご、誤解だって!これはその…』
「ほらしなさいよ!あたしの声聞いてるでしょ!?してみなさいよ!」
『走ってたんだよ!えと…親父に買い物頼まれてコンビニまで走って行ってたんだよ』
顔が赤くなったのがわかる
たぶん今日一番の顔の赤さだと思う
あたしは慌てて電話を切った
すぐアイツからLINEがきた
[勝手に切んなよ。でも声聞けてよかった。おやすみ]
あたしはラリうさちゃんの消すぞスタンプを送り、スマホをベッドに叩きつけ、自分もベッドに倒れ込んだ
