「あ、俺そろそろ帰ります」
外の夕焼けを見て俺はそう言った
なんだかんだで楽しい時間はあっという間にすぎる
「柊くん。今日は来てくれてありがとね。またいつでも遊びにきなさい」
そう如月ママが言う
「美里さん!そんなこと言ったらコイツ本当に来ますよ!」
と如月のお父さんが言う(怒)
如月美琴は何も言わず立ち上がり玄関まで誘導する
3人が玄関にお見送りにきてくれる
「お邪魔しました」
おれはそう言って靴を履くと、如月美琴も靴を履いた
ん?
「……ちょっとそこまで送ってくる」
「えぇ!美琴ー。そいつは男だから大丈夫だよー放置放置」
「ちょっと健一くん!やめなさい!!美琴、いいのよ。気をつけて行ってらっしゃい」
「……うん。行ってきます」
俺はもう一度
「お邪魔しました」
と言い、如月と玄関を出る
バス停の方に向かってゆっくり歩きながら会話をした
「バスの時間まで10分あるわよ」
「あー、俺走ってモールまで行こうかなって思って」
「え?なんで?お金ないの?」
「ちげーよ!!ちょ、ちょっと運動…ってか夏休み暇だしカラダでも鍛えようかなって…」
「なに?どうしたのよ急に」
「い、いや、なんとなくだよ。なんとなく」
「ふーん。……あのさ、色々ママが言ったことなんだけど…」
「わかってるよ。冗談なんだろ?」
「そ、そうよ!あんたがあたしに可能性あるとか思われちゃ困るから今ハッキリ言っておくわ!!ゼロよ!ゼロ」
「ハハハ、わかってるよ。大丈夫」
「なんかその余裕ぶりムカつくわね!あんたのくせに」
「如月。暗くなったら俺も心配だしここでいいぞ。俺は大丈夫だから」
「あんたにそう言われると反抗したくなるわ!イヤよ」
「イヤって言われてもなあ」
「さっきからなに余裕ぶってんのよ!そ、そこに公園があるの、どうせ走って帰るなら時間なんて気にしないでしょ?ちょっとそこに付き合いなさいよ」
「わかったよ」
たしかに楽しかった余韻に浸っていて
まだ帰りたくはなかった
たぶん如月美琴も同じ気持ちなんだと思う
てかそうであって欲しい
公園に着いたが、ベンチと水飲み場だけの小さな公園だった
俺と如月はベンチに座る
少しの沈黙のあと如月が俺の方を見てこう言った
「ねぇ…あたしの本当の父親のこと聞きたい?」
確かに聞きたいけど…
「てかスマン。さっき俺のオヤジが如月のお父さんだと思って、触れちゃいけないことまで触れてたわ」
「そ、それは別にいいわよ。大丈夫…」
「如月が言いたくないことは無理には聞かないから大丈夫だ。話したくなったら話してくれたらいいよ」
「なにそれ。さっきからなにカッコつけてんのよ」
「カッコつけてるわけじゃないよ。話したくないことなんて誰にでもあるだろ」
「いいわよ!言うわよ。…あなたの父親から能力を奪った男…それがあたしの本当の父親よ」
「!!…さっき如月のお母さんが話してた人か…事故でって」
「そう…そのときはホントに本人も気づかずに奪ったカタチになってしまったみたいなんだけど…」
「そ、その如月の本当の父親って今なにしてるんだ?」
「…今はママの組織のもとで監獄に入れてるみたい…そしてある罪状の捜査をしてて、その罪状が固まり次第どうなるのか…」
「ざ、罪状って?」
如月美琴は大きく息を吸い込み、深くゆっくり息を吐く…そして静かにこう言った
「殺人よ…」
外の夕焼けを見て俺はそう言った
なんだかんだで楽しい時間はあっという間にすぎる
「柊くん。今日は来てくれてありがとね。またいつでも遊びにきなさい」
そう如月ママが言う
「美里さん!そんなこと言ったらコイツ本当に来ますよ!」
と如月のお父さんが言う(怒)
如月美琴は何も言わず立ち上がり玄関まで誘導する
3人が玄関にお見送りにきてくれる
「お邪魔しました」
おれはそう言って靴を履くと、如月美琴も靴を履いた
ん?
「……ちょっとそこまで送ってくる」
「えぇ!美琴ー。そいつは男だから大丈夫だよー放置放置」
「ちょっと健一くん!やめなさい!!美琴、いいのよ。気をつけて行ってらっしゃい」
「……うん。行ってきます」
俺はもう一度
「お邪魔しました」
と言い、如月と玄関を出る
バス停の方に向かってゆっくり歩きながら会話をした
「バスの時間まで10分あるわよ」
「あー、俺走ってモールまで行こうかなって思って」
「え?なんで?お金ないの?」
「ちげーよ!!ちょ、ちょっと運動…ってか夏休み暇だしカラダでも鍛えようかなって…」
「なに?どうしたのよ急に」
「い、いや、なんとなくだよ。なんとなく」
「ふーん。……あのさ、色々ママが言ったことなんだけど…」
「わかってるよ。冗談なんだろ?」
「そ、そうよ!あんたがあたしに可能性あるとか思われちゃ困るから今ハッキリ言っておくわ!!ゼロよ!ゼロ」
「ハハハ、わかってるよ。大丈夫」
「なんかその余裕ぶりムカつくわね!あんたのくせに」
「如月。暗くなったら俺も心配だしここでいいぞ。俺は大丈夫だから」
「あんたにそう言われると反抗したくなるわ!イヤよ」
「イヤって言われてもなあ」
「さっきからなに余裕ぶってんのよ!そ、そこに公園があるの、どうせ走って帰るなら時間なんて気にしないでしょ?ちょっとそこに付き合いなさいよ」
「わかったよ」
たしかに楽しかった余韻に浸っていて
まだ帰りたくはなかった
たぶん如月美琴も同じ気持ちなんだと思う
てかそうであって欲しい
公園に着いたが、ベンチと水飲み場だけの小さな公園だった
俺と如月はベンチに座る
少しの沈黙のあと如月が俺の方を見てこう言った
「ねぇ…あたしの本当の父親のこと聞きたい?」
確かに聞きたいけど…
「てかスマン。さっき俺のオヤジが如月のお父さんだと思って、触れちゃいけないことまで触れてたわ」
「そ、それは別にいいわよ。大丈夫…」
「如月が言いたくないことは無理には聞かないから大丈夫だ。話したくなったら話してくれたらいいよ」
「なにそれ。さっきからなにカッコつけてんのよ」
「カッコつけてるわけじゃないよ。話したくないことなんて誰にでもあるだろ」
「いいわよ!言うわよ。…あなたの父親から能力を奪った男…それがあたしの本当の父親よ」
「!!…さっき如月のお母さんが話してた人か…事故でって」
「そう…そのときはホントに本人も気づかずに奪ったカタチになってしまったみたいなんだけど…」
「そ、その如月の本当の父親って今なにしてるんだ?」
「…今はママの組織のもとで監獄に入れてるみたい…そしてある罪状の捜査をしてて、その罪状が固まり次第どうなるのか…」
「ざ、罪状って?」
如月美琴は大きく息を吸い込み、深くゆっくり息を吐く…そして静かにこう言った
「殺人よ…」
