「センパイごめんね…でも安心して。如月センパイにほんの少し、わたしと同じ気持ちを味わってもらいたいだけなの。それで終わりにする。全部…もう疲れちゃった…」
まだ伊月ちゃんは続ける
「ほんの少しでも苦しみを…大切な人を失う辛さを…」
そう言って俺に近づいてくる
俺はなにもしてやれないし、拒むこともできない
「センパイ…少しだけ静かにしててね…」
そう言って俺の口をタオルみたいなので声が出せないように結んだ
如月…ホントにごめん…今回ばかりは俺は何もできない…なにもしてやれない
伊月ちゃんは、フゥッと呼吸を整え俺の携帯を操作しだした
「センパイにも声聞こえるようにしてあげるから、如月センパイがショックを受けるのを聞いてて」
そう言ってスマホの画面を押してスマホを前の方に持った
プップップップッ…トゥルルルルルルル
トゥルルルルルルル
スピーカーにしてるのだろう呼び出し音が聞こえる
ガチャッ
『柊くん?どうしたの?』
如月美琴の声が電話から聞こえる
伊月ちゃんは俺の声で如月美琴と話し始めた
「如月…俺だ。ちょっと話したいことがあって電話した」
『うん。どうしたの?もしかして昨日のこと?』
ん?昨日?昨日は如月の家に行ったけど
「昨日のことじゃない。実は俺…伊月ちゃんと付き合うことにしたから…悪いけどもう話しかけないでくれ。顔もみたくない」
な、なんてことを言うんだ!!
『そんな…あたし柊くんなしじゃ生きていけないって…。昨日も言ったでしょ?この子は産むことにするって…あなたは堕ろせって言ったけど…』
伊月ちゃんがものすごい冷たい目で俺を睨んでくる
もちろんそんなはずはない。如月がデタラメを言っている。
つまり如月は引っかかってない。なぜ俺じゃないとわかったのかは謎だが、この電話は俺じゃないってわかっている
「とにかく!俺は伊月ちゃんと付き合うって決めたんだ!!お腹の子は堕ろ…、す、好きにしろ!」
『ホント!?じゃああたし産むわ!あなたはきっと帰ってくると信じてこの子を産むわ!』
「くっ、とにかく俺は…」
『なーんちゃって…そろそろお遊びは終わりにしましょ?伊月さん?』
さすが如月だ
伊月ちゃんは悔しそうに唇を噛み締めて
「いつから気づいてたんですか?如月センパイ」
と言った
『いつから?最初からよ。でもあなたの能力すごいのね。最初から見てないとあたしも騙されてたわ』
「見てた?どこかから見てたの?ここにいるの?」
「こっちよ」
部屋の外から如月美琴の声が聞こえた
俺と伊月ちゃんは休憩室から出る
そこには如月美琴が立っていた
如月美琴は走ってこっちに向かってきた
伊月ちゃんは如月美琴の迫力に「きゃっ」としゃがむ
ま、まってくれ如月!伊月ちゃんを責めるのはちょっ…
俺がそう心の中で叫んでた時には如月美琴は伊月ちゃんを通り越し、俺めがけてドロップキックをしてきた
衝撃で俺の口を塞いでいたタオルが外れる
「ぐあぁっ!な、なんで…」
なんで?なんで俺!?
「あんたなんで能力使わないのよ!!すぐ使ってたらこんなことにはならなかったじゃない」
「だって!伊月ちゃんの話をきいたらなぁ!できねぇだろ!」
「あんた…あたしには平気で使ってきたわよねぇぇ…でもこの子には使わないんだぁ、ふぅぅん!!」
こ、こええ!
シリアスな場面じゃねえのかよ
まだ伊月ちゃんは続ける
「ほんの少しでも苦しみを…大切な人を失う辛さを…」
そう言って俺に近づいてくる
俺はなにもしてやれないし、拒むこともできない
「センパイ…少しだけ静かにしててね…」
そう言って俺の口をタオルみたいなので声が出せないように結んだ
如月…ホントにごめん…今回ばかりは俺は何もできない…なにもしてやれない
伊月ちゃんは、フゥッと呼吸を整え俺の携帯を操作しだした
「センパイにも声聞こえるようにしてあげるから、如月センパイがショックを受けるのを聞いてて」
そう言ってスマホの画面を押してスマホを前の方に持った
プップップップッ…トゥルルルルルルル
トゥルルルルルルル
スピーカーにしてるのだろう呼び出し音が聞こえる
ガチャッ
『柊くん?どうしたの?』
如月美琴の声が電話から聞こえる
伊月ちゃんは俺の声で如月美琴と話し始めた
「如月…俺だ。ちょっと話したいことがあって電話した」
『うん。どうしたの?もしかして昨日のこと?』
ん?昨日?昨日は如月の家に行ったけど
「昨日のことじゃない。実は俺…伊月ちゃんと付き合うことにしたから…悪いけどもう話しかけないでくれ。顔もみたくない」
な、なんてことを言うんだ!!
『そんな…あたし柊くんなしじゃ生きていけないって…。昨日も言ったでしょ?この子は産むことにするって…あなたは堕ろせって言ったけど…』
伊月ちゃんがものすごい冷たい目で俺を睨んでくる
もちろんそんなはずはない。如月がデタラメを言っている。
つまり如月は引っかかってない。なぜ俺じゃないとわかったのかは謎だが、この電話は俺じゃないってわかっている
「とにかく!俺は伊月ちゃんと付き合うって決めたんだ!!お腹の子は堕ろ…、す、好きにしろ!」
『ホント!?じゃああたし産むわ!あなたはきっと帰ってくると信じてこの子を産むわ!』
「くっ、とにかく俺は…」
『なーんちゃって…そろそろお遊びは終わりにしましょ?伊月さん?』
さすが如月だ
伊月ちゃんは悔しそうに唇を噛み締めて
「いつから気づいてたんですか?如月センパイ」
と言った
『いつから?最初からよ。でもあなたの能力すごいのね。最初から見てないとあたしも騙されてたわ』
「見てた?どこかから見てたの?ここにいるの?」
「こっちよ」
部屋の外から如月美琴の声が聞こえた
俺と伊月ちゃんは休憩室から出る
そこには如月美琴が立っていた
如月美琴は走ってこっちに向かってきた
伊月ちゃんは如月美琴の迫力に「きゃっ」としゃがむ
ま、まってくれ如月!伊月ちゃんを責めるのはちょっ…
俺がそう心の中で叫んでた時には如月美琴は伊月ちゃんを通り越し、俺めがけてドロップキックをしてきた
衝撃で俺の口を塞いでいたタオルが外れる
「ぐあぁっ!な、なんで…」
なんで?なんで俺!?
「あんたなんで能力使わないのよ!!すぐ使ってたらこんなことにはならなかったじゃない」
「だって!伊月ちゃんの話をきいたらなぁ!できねぇだろ!」
「あんた…あたしには平気で使ってきたわよねぇぇ…でもこの子には使わないんだぁ、ふぅぅん!!」
こ、こええ!
シリアスな場面じゃねえのかよ
