放課後になると
「センパーイ!柊センパーイ!!」
と伊月ちゃんが教室にきた
「早く行きましょうよー!!」
と俺の腕を引っ張る
俺は伊月に引っ張られて教室を出る時に、如月美琴と目が合った
"気をつけなさい"
そう言ってるような目で俺を見てた
1階に降りると
「あ、おい伊月ぃ」
と3人組の女子達が俺らを発見してニヤケ顔で声をかけてきた
しかし伊月ちゃんは
「センパイはやく…」
と、まるで焦っているかのように俺の腕を強引に引っ張って玄関まで連れて行った
「あれいいのか?同級生だろ?」
俺がそう言うも、伊月は思い詰めた表情で俺の質問も聞こえていないようだった
校庭を出て、人気のない道をしばらく歩いた。
伊月はずっと無言で、さっきまでの焦った表情のままだったが
「ねぇセンパイ!」
急に振り向き、ニコニコ顔で俺の腕に抱きついてくる。
「イケメンなセンパイと歩くの嬉しいなぁ」
とか言い出した
さっきまでのはなんだったんだ…
「なぁ伊月ちゃんどこにいこうとしてるんだ?」
「まぁまぁセンパイはついてきてくださいよ」
俺はちょっと能力のことについて軽く聞いてみた
「い、伊月ちゃんはなにか不思議な力とかある?」
その瞬間、伊月ちゃんがピタリと足をとめた
ゆっくりと俺の方に振り返る。その瞳は、さっきまでの無邪気な笑顔とはまるで別物だった。
「……なんでそんなこと聞くんですか?」
「い、いやぁ、なんかあるのかなーって」
「センパイはあるんですか?不思議な力」
やべえどうしよう…こういうところが下手なんだよな
「な、ないよ!俺はない」
「俺はないってなんですか。まるでわたしになにかあるみたいな言い方…」
やべぇ、一旦話をそらさなきゃ
「そ、そういえば伊月ちゃんて、なんでジャージなの?制服どうしたの?」
俺がそれを聞くと伊月ちゃんの顔は悲しそうになった
「あのね…わたしイジメられてるんです。さっきのわたしを呼んでた女の人達いたでしょ?あの人達に…」
学校で伊月ちゃんを呼んだ3人組…
その人達から逃げるように学校を出てきた
なにかが繋がった
「昨日もね、トイレで水かけられて制服ボロボロにされて…」
何も言えない…
伊月ちゃんにかける言葉がみつからない
俺が黙っていると
「なーんちゃって!ウソですよウソ。センパイはすぐ騙されるんですね。制服は転んで汚れたからクリーニングに出してるんですよ」
と笑いながら伊月ちゃんが言った
「なんだ!ウソか。なんて言っていいのかわからなかったぞ」
と俺も笑いながら返したが、心のどこかで引っかかっていた
「センパーイ!柊センパーイ!!」
と伊月ちゃんが教室にきた
「早く行きましょうよー!!」
と俺の腕を引っ張る
俺は伊月に引っ張られて教室を出る時に、如月美琴と目が合った
"気をつけなさい"
そう言ってるような目で俺を見てた
1階に降りると
「あ、おい伊月ぃ」
と3人組の女子達が俺らを発見してニヤケ顔で声をかけてきた
しかし伊月ちゃんは
「センパイはやく…」
と、まるで焦っているかのように俺の腕を強引に引っ張って玄関まで連れて行った
「あれいいのか?同級生だろ?」
俺がそう言うも、伊月は思い詰めた表情で俺の質問も聞こえていないようだった
校庭を出て、人気のない道をしばらく歩いた。
伊月はずっと無言で、さっきまでの焦った表情のままだったが
「ねぇセンパイ!」
急に振り向き、ニコニコ顔で俺の腕に抱きついてくる。
「イケメンなセンパイと歩くの嬉しいなぁ」
とか言い出した
さっきまでのはなんだったんだ…
「なぁ伊月ちゃんどこにいこうとしてるんだ?」
「まぁまぁセンパイはついてきてくださいよ」
俺はちょっと能力のことについて軽く聞いてみた
「い、伊月ちゃんはなにか不思議な力とかある?」
その瞬間、伊月ちゃんがピタリと足をとめた
ゆっくりと俺の方に振り返る。その瞳は、さっきまでの無邪気な笑顔とはまるで別物だった。
「……なんでそんなこと聞くんですか?」
「い、いやぁ、なんかあるのかなーって」
「センパイはあるんですか?不思議な力」
やべえどうしよう…こういうところが下手なんだよな
「な、ないよ!俺はない」
「俺はないってなんですか。まるでわたしになにかあるみたいな言い方…」
やべぇ、一旦話をそらさなきゃ
「そ、そういえば伊月ちゃんて、なんでジャージなの?制服どうしたの?」
俺がそれを聞くと伊月ちゃんの顔は悲しそうになった
「あのね…わたしイジメられてるんです。さっきのわたしを呼んでた女の人達いたでしょ?あの人達に…」
学校で伊月ちゃんを呼んだ3人組…
その人達から逃げるように学校を出てきた
なにかが繋がった
「昨日もね、トイレで水かけられて制服ボロボロにされて…」
何も言えない…
伊月ちゃんにかける言葉がみつからない
俺が黙っていると
「なーんちゃって!ウソですよウソ。センパイはすぐ騙されるんですね。制服は転んで汚れたからクリーニングに出してるんですよ」
と笑いながら伊月ちゃんが言った
「なんだ!ウソか。なんて言っていいのかわからなかったぞ」
と俺も笑いながら返したが、心のどこかで引っかかっていた
