俺の能力、便意操作なんだが

「なぁ如月健一、今どんな気持ち?好きな女を取られた相手にここまでされて。なぁ教えてくれよ」

「…美琴ちゃんは解放してくれ。頼む…」

「はぁ!?なにそれ急にどうした?おら、怒ってるんだろ?急に冷めてんじゃねえぞ」

「頼む…俺はどうなってもいい。美琴ちゃんは関係ないだろ」

「つまんねぇ…」

相澤明はまた手を伸ばし握り潰す動作をした

「ぐあぁぁぉぁ!!!」

おじちゃんの悲痛の叫びが倉庫の中で響く


「もうお前は一生歩けねぇよ。両足の骨を粉々にした」

「頼むぅ!!ぐっ…美琴ちゃんを解放じでぐれっ!!」

「なぁ、なんでこのガキにそこまでできる。お前の好きな人と嫌いな人の子供ってだけだろ?」

「約束した!絶対守るって!動物園にも連れて行くって」

「ふーん。最高につまらない答えだ」

相澤明はまた手を伸ばし
「もういいよ。死ね。首の骨を粉々にする」
と言って握り潰す動作をした

「おじちゃん!!!!!」

あたしは叫んだ
しかし、おじちゃんはとくになにも変化がなかった

相澤明は手をグーパーして不思議そうな顔をしている
「発動しない…なぜだ」

そのとき緑オーラの人が叫んだ
「アキラ!そっち!!」

緑オーラの人が指をさす方をみんなが見る

素早く動く人影が相澤明の背後につく

相澤明も後ろを振り向こうとするが遅かった

背後の人は相澤明の後頭部にハイキックをかます

相澤明は前に倒れ込んだ

そこにいたのはママだった


相澤明が顔を上げる

「美里ぉ!!!」

ママは無言で緑オーラの人に走っていく

緑オーラの人はすごい眼力でママを見る

「バカ!美里には能力が効かねぇって言っただろ!!」

相澤明がそう叫ぶのも遅くママの渾身の右ストレートは緑オーラの人の顔面を打ち抜いていた

ママはおじちゃんの方を向いて

「健一くん、遅れてごめんなさい。美琴を守ってくれてありがとう」
と言い

今度はあたしの方を見て

「美琴…怖い思いさせてごめんね…でももう大丈夫。ママが来たから」
と言った

相澤明は立ち上がり、手のひらを前にだすと手のひらから炎があがった

「お前には内面的な能力は効かねぇからな。これでまたマーキングしてやるよ」

そう言ったが急に手のひらから炎がシュッと消えた

「どうなってんだ!?」

相澤明は苛立ったように叫んだ

ママは相澤明に飛びかかりパンチを打つがギリギリでかわされ、そのままママは腕を掴まれた

そして背負い投げをされてママは地面に叩きつけられる。さらに追い討ちで相澤明はママのお腹にパンチした

苦しそうなママ

相澤明がここで距離をとり、その間にママが起き上がる

「さすがに女には負けねぇよ」

「あっそ、あたしも負ける気しないわ」

「懐かしいねぇ、こうやって喧嘩もしたなぁ」

「ええ、いつもあたしが勝ってたけど」

「バカか?わざと負けてやってたんだよ」

「じゃあ本気で試してみましょ?」