おとなのみなさんへ。

あたしは、まだなまえもなんにもないあかちゃんです。あたしはいま、お空のうえで、両親えらびや、その手続きのサポートや、手伝いをしています。そして、あたしのお友達のお母さん、お父さんたちに伝えたいことがあります。神様はいそがしいから、かわりにあたしが言うからね。耳をすましてきいてね。

あたしたちはまだ生まれたばかりです。イライラすることもあったりするかもしれないけど、愛情をそそいで育ててください。あたしたちは、お母さんの言う取りにはできません。あたしにはあたしの人生があります。だから、それも理解して育ててね。あたしたちは、お母さん、お父さんを悲しませたくありません。だから、こっちも頑張って困らせないようにします。でも、むりな時はむりだからね。あたしたちは、生まれる時、お空のお友達が恋しくてもどっていく可能性もあります。でも、もう地上に行く準備がととのったら、またもどりに行くから安心してね。あっ、そうだ。あたしたちがどうやってお母さんのところに行くのか、教えてあげるよ。まず、希望の両親を決めて、そして、希望順に、お友達たちとジャンケンして、両親を決めます。あっ、そうだこの話じゃなかったね。教えちゃダメなんだった。ごめんって神様。そして、あたしたちは一人の人間です。ちゃんと意思があって気持ちもあります。だから、強制しないでね。え？あたしのお母さん？あたしはりゆうがあって生まれれないんだ。だから神様のお手伝いをしてるよ。おっと、また話がそれちゃった。うん、言えることは言ったかな、今もみんなのことを神様と一緒にお空の上から見てるからね。