「ひっでぇな」
横から覗き込んでいた達也が思わず顔をしかめてしまうほどの言葉が羅列している。
「こんなのどうしてブロックしないんだ?」
「ブロックしてもこういうのはすぐに湧いてくるんじゃないか? だからトミーも無視する他なかったとか」
雄一が更にスマホ画面をスクロールしていくと、更に沢山の誹謗中傷が出てきた。
死ね、殺すという文字を隠して書いているものの、明らかにそれらしい言葉が羅列されている。
それも、1日に何度も何度も同じ人間が送ってきているのだ。
こんなことをされたら誰だって心が疲弊してしまうだろう。
だけど動画の中のトミーはそんな様子を少しも見せていなかった。
「これ、トミーの裏アカウントだ」
編集画面に戻った雄一がもうひとつのアカウントを見つけてそちらの書き込みを確認した。
メインアカウントの方は月に数回しか動きがないのに対して、こちらは頻繁に更新されていたことがわかる。
しかも鍵付きで見ている人は10人ほどだ。
きっと、トミーが心から信用している人だけがここを見ていたんだろう。
そこにはトミーの悲痛な叫びが綴られていた。
【今日も殺害予告が来た。なんだってんだよ、俺お前になにかしたかよ?】
その書き込みには映像が添付されていて、それは届いたメッセージをスクリーンショットしたものらしい。
横から覗き込んでいた達也が思わず顔をしかめてしまうほどの言葉が羅列している。
「こんなのどうしてブロックしないんだ?」
「ブロックしてもこういうのはすぐに湧いてくるんじゃないか? だからトミーも無視する他なかったとか」
雄一が更にスマホ画面をスクロールしていくと、更に沢山の誹謗中傷が出てきた。
死ね、殺すという文字を隠して書いているものの、明らかにそれらしい言葉が羅列されている。
それも、1日に何度も何度も同じ人間が送ってきているのだ。
こんなことをされたら誰だって心が疲弊してしまうだろう。
だけど動画の中のトミーはそんな様子を少しも見せていなかった。
「これ、トミーの裏アカウントだ」
編集画面に戻った雄一がもうひとつのアカウントを見つけてそちらの書き込みを確認した。
メインアカウントの方は月に数回しか動きがないのに対して、こちらは頻繁に更新されていたことがわかる。
しかも鍵付きで見ている人は10人ほどだ。
きっと、トミーが心から信用している人だけがここを見ていたんだろう。
そこにはトミーの悲痛な叫びが綴られていた。
【今日も殺害予告が来た。なんだってんだよ、俺お前になにかしたかよ?】
その書き込みには映像が添付されていて、それは届いたメッセージをスクリーンショットしたものらしい。



