カメラが川の上流を映し出す。
それはずっと山の奥へと続いているようだった。
「もし手足が川の中から流れてきたものだとしたら、いよいよトミーのものって感じだな」
達也が呟いて自分で強く身震いをした。
「あの動画はさすがに作り物じゃなかった。警察の調べでもう身元が判明してるかもしれない」
雄一がスマホを取り出してニュースを確認しているけれど、それらしいものの最新ニュースは出てこなかった。
「ニュースでは手足が見つかったとしか言ってなかったけど、もしかしたら被害者の指紋は焼かれたり、溶かされたりしてたかもな。そうすれば、身元確認は遅れる」
「あの動画に出てきたヤツらなら、それくらいことはやりそうだな」
雄一が苦虫を噛み潰したようにしかめっ面を浮かべた。
それはずっと山の奥へと続いているようだった。
「もし手足が川の中から流れてきたものだとしたら、いよいよトミーのものって感じだな」
達也が呟いて自分で強く身震いをした。
「あの動画はさすがに作り物じゃなかった。警察の調べでもう身元が判明してるかもしれない」
雄一がスマホを取り出してニュースを確認しているけれど、それらしいものの最新ニュースは出てこなかった。
「ニュースでは手足が見つかったとしか言ってなかったけど、もしかしたら被害者の指紋は焼かれたり、溶かされたりしてたかもな。そうすれば、身元確認は遅れる」
「あの動画に出てきたヤツらなら、それくらいことはやりそうだな」
雄一が苦虫を噛み潰したようにしかめっ面を浮かべた。



