太陽は随分昇ってきて小道の様子もしっかりと映し出されるようになった。
「あ、あれは?」
小道の奥になにかを見つけた達也が小走りになった。
紐状のなにかに近づいてみると、それは細長いヘビの死体で、誰かに踏みつけられたような靴の跡が体に残っていた。
「これ、雄一が殺したヘビだ」
カメラが周辺を映し出す。
「ってことは、3人ともこの辺りで村人に捕まったってことになる」
雄一が捕まってからも電話はつながったままになっていたから、必死でその時の光景を思い出そうとする。
けれど、映っていた映像はほとんど足元を撮したものだった。
「とにかく、この付近に洞窟があるはずだから、それを探します」
達也が再び歩き出す。
その足取りはさっきまでよりしっかりとしている。
「見てください。こっちに隠されたように道が続いています」
カメラが横道へとそれる。
そこは一軒木々が茂っている場所だけれど、手前に倒れている木をまたぐと人ひとりがギリギリ通れるくらいの道が続いていることがわかった。
「あ、あれは?」
小道の奥になにかを見つけた達也が小走りになった。
紐状のなにかに近づいてみると、それは細長いヘビの死体で、誰かに踏みつけられたような靴の跡が体に残っていた。
「これ、雄一が殺したヘビだ」
カメラが周辺を映し出す。
「ってことは、3人ともこの辺りで村人に捕まったってことになる」
雄一が捕まってからも電話はつながったままになっていたから、必死でその時の光景を思い出そうとする。
けれど、映っていた映像はほとんど足元を撮したものだった。
「とにかく、この付近に洞窟があるはずだから、それを探します」
達也が再び歩き出す。
その足取りはさっきまでよりしっかりとしている。
「見てください。こっちに隠されたように道が続いています」
カメラが横道へとそれる。
そこは一軒木々が茂っている場所だけれど、手前に倒れている木をまたぐと人ひとりがギリギリ通れるくらいの道が続いていることがわかった。



