☆☆☆
目的の中学校に到着したときはちょうど昼時になっていた。
そのまま中学校の駐車場に入ろうとした雄一を、助手席に座る達也が止めた。
「どうせだからどっかでなんか食べてから行こうぜ。腹が減ったらろくなことないぞ」
「……そうだな」
雄一はなにか反論しかけたけれど、ちょうどいいタイミングで小さな商店を見つけてそこの駐車場に車を乗り入れた。
おにぎりとパン、簡単な惣菜に日用品がぎゅうぎゅうに詰め込まれた狭い店内に足を踏み入れる。
すぐにカウンター奥から30代前半くらいの女性が顔を出した。
グリーンのエプロンをつけていて、スタイルもいい。
「あら、君たちそれカメラ? もしかして動画配信者さんとか?」
女性はカメラに興味を示したようで、向こうから近づいてきた。
「配信者じゃなくて、大学製作で動画を作ってます」
達也が女性にカメラを向けると、女性がクルリとターンして見せた。
目的の中学校に到着したときはちょうど昼時になっていた。
そのまま中学校の駐車場に入ろうとした雄一を、助手席に座る達也が止めた。
「どうせだからどっかでなんか食べてから行こうぜ。腹が減ったらろくなことないぞ」
「……そうだな」
雄一はなにか反論しかけたけれど、ちょうどいいタイミングで小さな商店を見つけてそこの駐車場に車を乗り入れた。
おにぎりとパン、簡単な惣菜に日用品がぎゅうぎゅうに詰め込まれた狭い店内に足を踏み入れる。
すぐにカウンター奥から30代前半くらいの女性が顔を出した。
グリーンのエプロンをつけていて、スタイルもいい。
「あら、君たちそれカメラ? もしかして動画配信者さんとか?」
女性はカメラに興味を示したようで、向こうから近づいてきた。
「配信者じゃなくて、大学製作で動画を作ってます」
達也が女性にカメラを向けると、女性がクルリとターンして見せた。



