72話(望&彩音&樹季視点)

「樹季!」

俺のは難波江を呼ばれた方を顔をあげてみてみた。
そこには、見たことのある人がいた。
「彩音!望!」
そこにいたのは、水鳥彩音と桐里望だった。
「樹季、無事だったんだね」
「うん。二人も無事でよかった」
その時、音がした。

「ん?」

そして、あたりを見回してみると、扉が一つ揺れていた。