68話(望&彩音視点)

螺旋階段の終わりについた
「ふう、やっとついた」
そこには扉があった
「ねぇ、望。扉、開けていい?」
「っはぁ。おれは開けてどうなっても知らないぞ」
「わかってるって」
そして私は扉を開けた。
そこはきれいな、部屋だった。

…………そこには、誰もいなかった。

「まだ、誰も来てないのか?」
「そうみたい。私たちが一番だね、望」

「待つか」

私たちはみんなが来るのを待つことにした